ジムニー キャンバストップに改造 屋根を切ってみた

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あたたかくなってくると、耳元にある誘惑が聞こえてくる。

切っちゃえ・・・切っちゃえ・・・

「バンカット」・・・魅惑の響きだが、リスクも大きい。

バンカットとは、言わずもがなではあるが、バンボディーの天井とリアウインドをカットしてオープンタイプに改造すること。

キットを使ったお手軽コースから、1から10まで自分で行う修羅コースまで。

キットを扱っているのはNTS技研とTクラフトの2社、Tクラフトだと価格は10万円強で、NTS技研の方は問い合わせいたけど、メールが返ってこなかった?
さて、まず予算面の検討であるが、キットを使わずにバンカットした場合

・センターピラー(幌用)20000円~30000円
・Aピラーからセンターピラーへの梁 7000円~10000円
・幌用利上ゲート 5000円~20000円
・幌骨 7800円
・幌 25000円~50000円
・ロールケージ 40000円~70000円
・その他パーツ 10000円

ざっと計算して12万円~18万円程度のパーツ代が必要となる。
もう一つ気になる事として、私はよく河原に走りにゆくのだが、よしの中に突撃するのでいつもボディは擦り傷だらけだ、幌の状態だと、葦に突撃すると破れてしまう危険性がある。

更にマフラーからの排ガスの巻き込みも気がかりだ。

そんな感じでいろいろと検討した結果、「屋根だけきってオープンエアーを楽しもう!」という結論に至った。

JA11ジムニー「キャンバストップ仕様」である。
fiat500チンクエチェントやルノー2CVの様なイメージだ。

220px-1965_black_Fiat_500

260px-1955_Citroen_2CV

構想は出来た。
おなじ仕様の車があるか検索すると、緑色のSJ30が一台キャンバストップ仕様として検索に引っかかる。これを参考に改造に取りかかることにした。
屋根を切るのはかんたんだが、重要なのはその後の幌の方なので、幌の制作から取りかかる。

用意したのはトラック用の緑色のシート2.1M×1.9M、素材はエステル綿布でお値段、アマゾンで3242円。

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これを120cm×180cmにカットし、ミシンで端の処理をして雌のスナップボタンを付けた。

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更にラッカースプレーで「アイボリー」に塗装・・・塗装は今ひとつの出来、「染めQ」を使えばきれいに染まるのだろうが、今回は取りあえずお手軽仕様でいく。

 

ボディ側には雄のスナップボタンをリベットで固定してみた。

テストに止めてみると、なかなかいい感じ。
幌はできたので、メインイベントのルーフカット!
これは至極かんたん、ディスクグラインダーで四方をカットしてコーナーのアールはジグソーで切断、10分くらいで穴が開いた。

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ちなみに内装の天井にはプラダンに布を張ったオリジナル仕様になっているので、フロントのカット部の穴に併せてプラダンをカットして天窓を開けてみた。

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本当はケツまでガバッと切りたかったが、剛性が気になって、まずは前半分のみカットしてみた。

乗った感じは、「きもちいい~~~~!」超開放的。

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運転席から見える景色はオープン時のジムニーと変わらないんじゃないだろうか。
更に後ろまでカットしたいけど、剛性がなぁ~

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あと、白い幌布が欲しいなぁ~~~
ということで、次回予告
「剛性強化のため、アウターロールケージを付ける」の巻
こうご期待!

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