ja11 ジムニーにHKSのEVCをとりつけ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
       

ジムニーのようなターボ車の利点は、ブーストを簡単にあげられること。

お手軽な設定で、ノーマルとは違うエキサイティングな仕様に簡単に変更可能です。

ブーストアップについて

ジムニーの場合、その最たるものが「スプリングをつかったアクチュエーターの強化」でしょう。

ホームセンターで売ってるスプリングと金具で、アクチュエーターウエストゲートの弁を引っ張ることで簡単にブーストアップができます。

10170260_655938404454809_1345924793_o

10172380_655938391121477_107596501_o

10172475_655938381121478_1875146462_o

1号車&2号車ともにスプリングアクチュエーターを使って、標準の0.6くらいから少しブーストアップして0.8くらいにセッティングしていました。

 

スプリングチューンはジムニーチューニングの中でも、最もコストパフォーマンスの高い改造で、数百円の投資で明らかに走りが変わります。

 

しかし、メリットがあればデメリットもあるのが常です。

 

JA11の場合、ブースト圧が0.9でブーストリミッターカットが入ります。

 

リミッターが働くと、1気筒分のインジャクターからの噴射がカットされて「がっくん」といやな振動が発生します。

 

これが何度も続くとエンジンにダメージを与えてしまいそうです。

 

スプリングチューニングの場合、立ち上がりを早くするために強めに引っ張ると、エンジンがふけ上がる前にブースト圧が0.9をオーバーしてしまいブーストリミッターが動いてしまします。

弱めのセッティングでは、立ち上がりが遅れ、おいしい領域が今ひとつ長続きしません。

 

この絶妙な引っ張り具合を調整するわけですが、何度もブーストリミッターを効かせるのは気持ちのいいものではありません・・・・

HKS EVC3の取り付け

セッティングに迷っていましたが、近所のアップガレージで「未チェック、HKS EVC3」がお買い得価格で売られていたので、EVCを試してみることにしました。

HKS EVC3とは「ブーストコントローラー」と言われるメカの一つで、HKSの他にアペックスやトラストなど数社から発売されています。

なかでもHKSのEVCシリーズは評判が良いようです。

さて、購入したEVC3ですが、1997年発売とのことですでにかなりの年期ものです。
当時の販売価格は64,800円と結構なお値段だったようです。

ちなみに最新型の「EVC6-IR 2.4」は65,000円、2014年発売です。

廉価版もありますね~

基本的にはステッピングモーターで制御されたブーコンで、時代とともに、設定可能な領域がどんどん広がっているようです。

 

ただ、どんどんマニアックになって言っている分、設定も難しくなっているようで、ジムニーならばEVC3でも十分そうです。

 

前置きが長くなりましたが取り付けてみます。

 

関連情報:ジムニーのタービン修理編 不具合の原因判明・さらに予想外の不具合発覚!

 

ブーストセンサー部は、サージタンクのパイプを三つ叉にして割り込ませます。

すでにブースト計がついているので、配管がごちゃついています・・・・

ハーネスは右奥の穴から室内に引き込みました。

本体部分にはカプラーが3個ついています。

一番大きなカプラーはハーネスとつながります。

赤と黒のカプラーは電源です。

赤がACC,黒がアースにつながります。

4本の線があるカプラーは用途不明ですが、調べたところ、使わなくても問題ないとのことでした。

配管&配線完了。

キーONで電源がつきました。

よかった、壊れてはないようです。

 

EVS3のセッティング

まずは基本設定、本体裏に「SW←→PO」と言うスイッチがあります。
SWはスイングバルブ式、アクチュエーター付き車両、 POはポペットバルブ式、JA11の場合はSWです。

https://www.hks-power.co.jp/aftersupport/faq/images/evc/pdf/evc3_manual.pdf

マニュアルを見ながら、まずは本体を初期化します。

次に平常時のブースト圧を入力、今回は0.65としました。

次に0.65に0.2を足した数値 0.85を入力します。

次に過給圧コントロールモードの設定、EVC3の場合、HIGHモードとLOWモードの2モードに切り替えが可能で、それぞれ設定します。

今回はHIを0.85 LOWを0.65としてみました。

それでは緊張の試乗です。

ぐっとアクセルを踏み込みますが。これまでのスプリングチューンの出だしと変わりません。(まだ、スプリングも付けたままです。)

そのままhighモードでアクセルを踏み込むと、程なく「がったん」とブーストリミッターが作動しました・・・・・・

ブースト圧0.9オーバーです。

「う~~~~~ん」

今度はアクチュエーターのスプリングを外してテストします。

再び同じ直線でテスト。

今度はうまいこと0.85前後でとどまっているかな~~~と思ったら、やはり4速当たりでブーストリミッター始動・・・・

HIモードのブースト圧を0.8に変更して再再度テスト。

今度は0.85当たりを上限になんとなく制御出来ている感じもしますが、不安定です。

ただ、出だしの加速はスプリングチューンの時の方が良かった気も・・・

その後オフセット設定モードで微調整を行います。

ようやく踏んでもリミッターが効かない感じになってきました?

当面これで様子を見てみようかな~

しかし、こうなるとやはりブーストリミッターカットがしたい!!!

「限界くん2」を付けるか、スポーツコンピューターを付けるか、、

そういえば、ヤフオク!で25,800円でROM書き換えのスポーツコンピュータがでてた・・・・

どんどん深みにはまってゆく~~~~~

  • by
  • SNSでもご購読できます。

    ad

    コメント

    1. おやぢ より:

      進化が激しいですね~(笑
      ウインチのマウント方法が気になります

      1. ルンルン21 より:

        おやぢさん

        進化が止まりません!!、しかし、腕の方は止まったままです(笑 orz

        ウインチベッドはヤフオク!でゲットしました。
        今探してみると、大体同じものが5000円くらいのようです
        https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w207043205

        1. おやぢ より:

          情報ありがとうございます
          いつか、お会い出来るといいですね(^▽^)/
          現在、私は白煙対策で頭をかかえております・・・

          1. ルンルン21 より:

            おやぢ さん

            今度12月10日(日) ヒカリオートレーシングチームの面々で赤穂に行く予定です!
            いかがですか?

            白煙は大変ですねー
            原因見つけるのが複雑です。

            1号車のとき、圧力センサーの不具合でめちゃめちゃ白煙が出たことがありました
            ここかい!って感じでした

            1. おやぢ より:

              いきなりの赤穂デビューは・・・遠慮しておきます(笑
              どっかの河原ぐらいでお手柔らかにお願いします(^▽^)/
              白煙は、多分バルブシールだと思うんですが
              どうやって交換しようか思案中です
              今は、WAKOのEPSを入れて様子見です

            2. ルンルン21 より:

              おやぢさん
              バルブシールはやっかいですね(汗
              これを機にオーバーハールいかがですか!

              赤穂、以外といけますよ(^^;)

              僕の場合、初めての山が赤穂で(中村社長にだまされた~~)
              プロペラシャフトが抜けるわ、リーフは折れるわ、リーフの付けは変形するわで大惨事でしたが・・・・・orz

            3. おやぢ より:

              いまだに、オープンデフなのでお手柔らかに(笑
              せめて、リアくらいはLSDを入れようかなと画策中です
              あと、ボディリフトも(^▽^)/
              質問なんですが、リフト後のリアバンパーって
              下げて(フレーム基準)で付けるしかないんでしょうか?

            4. ルンルン21 より:

              おやぢ さん

              了解です((`・ω・́)ゝ ビシッ

              ボディーリフト時のリアバンパー!とは鋭い!

              僕のリフト後、バンパー付けようとして初めて字付きました。

              社外のフレームを上下から挟み込むタイプのバンパーの場合、ボディーリフトブロック下の純正位置にしか取り付けることが出来ません。

              ボディーリフト用のバンパーならOK、あとは元の金具を加工して、金具下部分をリフト量だけ延長するしかないようです。

            5. おやぢ より:

              やっぱ、そうなりますよね・・・・
              現在、ワイルドグースさんのヒッチバンパーを付けてるので
              強度を考えるとフレームですね・・・(でも、見た目が・・・)
              思案六法ですな・・・・・

            6. おやぢ より:

              やっぱ、そうなりますよね(^▽^)/
              現在、ワイルドグースさんのヒッチバンパーを付けてるんで・・・
              強度的にはフレーム位置ですね・・・・(でも、見た目は・・・・)
              思案六法ですな・・・・

            7. ルンルン21 より:

              お~
              ピッチバンパーと言うことは、牽引もされるのですね!(^^)!

              ボディーリフトして、バンパーが純正位置だと、なんとなく尻下がりになるので、気にし出すと・・・です。

              さらに、現在2号車はそうなってますが、ボディーとバンパーの間が開いて、元々のバンパー位置のへこみが気になる上にッサビまで見えたり・・・

            8. おやぢ より:

              牽引まではしませんが、ヒッチカーゴで積載量の確保です(笑
              溶接で上に取り付け(強度に不安)
              フレーム位置に取り付け(美的に不満ww)
              いっそのこと、リフト用バンパー&ヒッチメンバー(費用が・・・)
              って、感じですね・・・・・・・

    コメントを残す


    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    JA11 ジムニーDIYレポート|カスタム 改造 レストア パーツレビューをもっと見る

    今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

    続きを読む