ジムニー オイルクーラー取り付け完了

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ようやく取り付けが完了しました完了しました。

アメリカ製?オイルクーラー「HAYDEN Engine OIL COOLER」
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今回はオイル管理のために油温計と油圧計も取り付ける予定なので結構な工事が必要です。

必要なパーツはいろいろとありますが、まず取り寄せたのが「アリエクスプレス」でゲットした激安メーターセット、油温計・油圧計・水温計と油圧センサー・油温センサー・水温せーサーの6点セットで15ドル(約1800円)を取り寄せました。送料は10ドルでした。

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商品到着後、早速開封します。

「ちゃち!」「貧相」新品ながら失敗の空気が漂います・・・
やはり安すぎたか・・・

センサーも3個そろっていますが、リード線は付属しません。

まずダッシュボードの準備です。

どこに付けようかと悩みましたが、センターパネルは既に水温計、ブースト計、電圧計の3連メーターが並んでいるので助手席側のダッシュボードの上にパネルを作って設置することにしました。
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パネルには1mmのアルミ板を使用しました。

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58φの穴をサークルカッターで4個あけます。
大きさ的に3個ではちょっとあれなので、4個、将来的にメーターを増やす予定です。
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できたパネルはこんな感じ、多少うねっていますが気にしません。
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次にメーターを仮止めして、ダッシュビードに開ける穴の位置を決定し、一気にグラインダーでカットしました。
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もう最近はまったく躊躇がなくなりました(笑
パネルの準備はこんなもんでしょう。

次にメーター達に配線を施します。
一応autogaugeの商品らしく、配線は日本の品と基本的に同じです。
特に説明書を見る必要はありません。

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しかし、センサーは問題です。
プラスの端子が1個しかありません。
どうやらマイナスはそのままボディーアースに流すようです。
しかし、オイルブロックに付けるのに、マイナスがつながるのか?と言う疑問がよぎります。実際に通電してみてテスターを付けるとボディーがマイナスのようです。

仕方ないのでセンサーのボディーに直接コードをハンダ付けしてマイナスをとりました。

配線は完了です。

さて、センサーの取り付け位置が問題でした。

通常サンドイッチブロックに付けるのですが、今回ゲットしたアメリカンオイルクーラーHAYDEN Engine OILCOOLERのサンドイッチブロックにはセンサー取り付け用の穴が開いていません。

オイルプレッシャースイッチの場所に付けようかとも、いろいろと悩みましたが、そんな時目の前に転がっていた物が・・・・
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そうです、前回アリエクスプレスでオイルクーラー用と間違って購入し、キャンセルを受け付けてもらえずに渋々買ったセンサー用のオイルブロックがあるではないですか!!

そう、禁断のダブルブロックにすることにしました。
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しかし、ご存じの通りJA11にオイルブロックを付けるとホーシングに接触する危険性があるため、リフト無し車両では、コペン用の短いオイルフィルターが推奨されているくらいです。
ダブルブロックでは明らかに長すぎでホーシングに接触する危険があります。

さらに耐久性の問題も・・・どうしようかと考えましたが、腹は決まりです。
純正の水冷オイルクーラーを撤去して、空間を稼ぐことにしました。

この水冷オイルクーラー、某有名サイトの説明によると水冷にすることでオイルと水で熱交換を行い、両者の温度を近づけることでエンジンの保護をするらしく、できることなら付けといたころがいいパーツだそうです。

でも、今回は撤去いないといけない拠ん所ない事情があるのできっぱり撤去、後の冷却は空冷のアメリカンなコアにおまかせします。

と言うことで作業開始。

まずはオイルを抜きます。
同時に水冷オイルクーラーを撤去するのでクーラントも抜きます。

ちなみに、ここで新兵器も導入します。

たまにミンからで見る「fumoto技研」のFUMOTO ミニチェンジャー(ジョイント付)F106Sです!
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これがあれば、次回からオイルを抜く際にホースを付けて作業が可能になります!

大きさ(長さ)はドレンボルトの2.5倍くらいでしょうか。

付ける前は、下を刷って、引っかかったら危ないかな?とも思っていましたが
実際に装着してみると、しっかりとした作りとさほど出っ張っていない感じで問題はなさそうです。
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さて、水とオイルが抜けたらオイルフィルター、水冷オイルクーラーの順で外してゆきます。

ここでちょっとした問題発生。

オイルクーラーが外せません。。

24mmのボルトでしまっていますが出っ張りが大きく、通常のソケットでは届きません。

しかし、24mmのディープソケットなんて持ってません。。。。

モンキーレンチやメガネで格闘しましたがまったく刃が立たず・・・・・

「え~~い」買ってこよう。

車が動かないのでチャリで近所のホームセンターに、しかし残念ながら24mmのディープソケットは売っていません。
仕方なく数店巡り、ようやく発見しました。

運動不足のみに自転車は結構ハードです。

そして、家に帰って30秒で外れました。やはり道具です。
予定外の出費は1800円也。
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さて、問題のダブルブロックですが、純正のオイルクーラーを外したら基本的に同じような構造になるので問題はなさそうです。

しかし、取り付けには一工夫必要でスズキ純正部品のオスオスのパイプネジ「11241-73003」が必要です。
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そのまえにオイルクーラー用のブロックの準備ですが、このアメリカ製、精度が悪い!!
ブロックに2個ニップルを付けますが、ネジが根元まで締まりません、1/3くらい残してビクともしなくなりました。

力尽くで回したらねじ山がバカになりそうなので、1/3をこのして断念、漏れ防止しに液体ガスケットを塗って完成です。

次にチャイナ製の赤いオイルブロック、こちらに激安センサーを2個取り付けて、同じく液体ガスケットでシールします。

アメリカブロックを取り付けてモンキーでぎゅうぎゅうに回し、チャイナブロックも取り付けます。
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水冷オイルクーラーを外した後の配管は内径9.5mmのホースを使い接続しました。

次にコアの取り付けです。

前回、GSX-R1100のオイルクーラーをサブラジエーターとして付けている、その横に付けるべく、付きそうな場所を探します。

いろいろと試行錯誤したけっか、向かって右に縦にリップルが出る状態で落ち着きました。
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ちなみにこのニップルの精度も悪く、最後まで締め込めませんでした。

アメリカ製オイルクーラーのホースはニップルに差し込むタイプが一般的らしく、日本製のフィッティングでの接続ではありません。

今回購入の決め手はこれで、安物のフィッティング、特に中華製はここからオイル漏れが発生する確率が高いようです。
その点ニップルタイプならばその心配はありません。

クーラーのコアをエアコンのコアの前に設置し、適当な金具で固定します。
ニップルは横向きで上がIN、下がOUTにしました。

キット付属のホースはゴム製で中に補強が入っているタイプ2メートルほどがひとかたまりで入っており、これを適当な長さにカットして使用します。

現物あわせで、なるべく無駄な長さがないようにカットして接続します。
オイルエレメントはアストロプロダクトの物をチョイスしました。
前回モノタロウで手配していた物がリコールになって、かなり残念です。
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オイルクーラーの接続はこれで完了、次にメーターの配線を行います。

配線完了後、通電テストをしてみます。
イルミネーションはOK、通電後メーターの針もぴくぴく動いています。どうやら問題なさそうです。
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最後にクーラントを戻して(使い回しです)、オイルを入れて完成!!!
JA11の油量は3リットルくらいですが、通常オイル交換時に入れるのは2.5リットルくらいです。

今回はコアやホースが追加されているので少し多めに3,2リットルくらい入れてみました。

結構時間かかりました4~5時間はやってたのではないでしょうか。

いよいよエンジンON!!!!!

油圧計のメーターは1.5位の所を挿しています。
レベルゲージで油量を確認、ちょうど真ん中あたりの油量でした。

走り出して10分くらい、水温は90度で安定、油圧は3~5位のようです。

そして油温は・・・・・・針が50度から一向に上がりません??

20分くらいたってもやはり同じです。車をとめてアイドリング状態でも油温が上がりません。

「う~ん、これは油温計が壊れているか、センサーが壊れているな。。。。」

さすが激安中華製、安定の品質の悪さです。

オイルクーラーのコアを触ってみるとそこそこ熱くなっています。
ラジエーターとさわり比べてみると同じくらい、これだと油温はおそらく80度~90度と言ったところでしょうか。

この日はもう疲れたのでタイムアップです。

さて翌日、油温計をなんとかしなければなりません。

取りあえず、昨日入れたオイルを抜きます。
早速fumoto技研のオイル口が大活躍です。

内径10mmのホースをつないで、エンジンオイルの空き缶にオイルを戻します。(もちろん使い回します。)

次にオイルエレメント、センサー用オイルブロックを外します。

オイルブロックから油温センサーを外し、カセットコンロを使って水をわかし、水温を測ってみます。
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100度のお湯につけてもセンサーは反応していないようです。

幸いこのキットにはもう一個水温計用のセンサーが付属しています。
センサーは水温計用も油温計用もおなじ物です。

マイJA11は既に水計は組み込み済みなので今回は使用していません。

配線をして、油温計につないでみました。
今度はなんとなく動いて75度くらいを示しているようです。
「こっちのセンサーは生きてるのかな?」

何とか使えそうなので、センサーを入れ替えて、組み直しました。

オイルエレメントは、昨日新しいのを付けたばかりなので、そのまま付け直しました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そしてエンジンスタート。

センサーが反応するか、走り出してみます。

家を出て、5分くらい走ったでしょうか、なんかセンサーがおかしいです。
油温計は相変わらず動きませんが、さらに油圧計が0を示しています。

「ん??」

そういえばなんか焦げ臭い??

と後ろを見るともくもくと白煙が!!!!!!!!!!!!!!!!!

緊急停止して車の下に潜り込むと、げっ!!オイル漏れです。

それもかなり漏れていて、漏れたオイルがマフラーに飛び散り、それが白煙になっているようです。

油圧計がおかしいのではなく、正しい数値を示していたようです(涙

どの程度、エンジンオイルが漏れたのか?果たして家まで帰れるか?
と悩みましたが、家はすぐそこです。
回転数を上げないようにそ~~~~~~と運転して帰ります。

とにかく原因を突き止めなければいけません。

すぐにばらしてゆきます。

とにかくオイルまみれでごどこから漏れているのかまったく分かりません。

「ダブルブロックが原因かな?」

一通りばらして、オイルをきれいに拭き取り組み直します。

少しオイルをいれて、様子をうかがってみると、明らかに漏れている場所が!

原因はオイルエレメントでした。
1度組んだあと、外して使い回したときに、すでにパッキンがバカになっていたようです。
オイルエレメントの使い回しは絶対にやめましょう(教訓)

幸い予備を含めて2個購入していたので新しいエレメントを装着します。

そして、おそるおそるエンジンON.

オイル漏れがないかチェックします。先程はこの過程が抜けていました。
エンジンONから、既に漏れてたみたいなのに・・

5分くらい様子を見ましたが、今度はオイル漏れはないようです。

何度かエンジンをあおってみます。

大丈夫そうです。

おそるおそる走らせてみます。
10分くらい走ったでしょうか。オイル漏れ、今回はなさそうです。

ただ、残念な事に油温計は動いていませんorz

ダッシュボードに新設したメーターパネルは穴が4個開いているので、取りあえず使っていない水温計と、ダイソーで見つけた58φの時計を入れてみました。
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将来的には排気温計とか空燃費計あたりを入れてみようかと検討中です。
その前に油温計ですが・・

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