JA11にJ’s工房のアウターロールケージを装着
ジムニー君の屋根を切ってから1週間、問題もなく雨漏りも発生していない。
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すきま風が入ってくるが、それは隙間クッションを入れれば解消出来るだろう。
補強を考える
実は開口部をもっと広く取る予定だったので、ディーラーで天井の真ん中の梁を注文していた。2214円(税込)だったが、今のところ使っていない。
部品番号「78141-80102」
今後、もっと広く切った際に、補強用として使う予定。
さて、実用上問題はないとはいえ、クロカンとなるとそうも行かない。
天井を切った分、間違いなく剛性は落ちているので、アウターロールケージで補強することにした。
アウターロールケージを自作すると?
当初、自分で作っちゃおうかなー、と溶接機とパイプベンダーの価格も調べたが、「素人が突然作ってもいい物にならんだろう、いざというとき使いものにならないかも・・」という助言を受けて断念
こんなのや
こんなの
アウターロールケージを購入、商品選定
Js工房さんの「アウターロールゲージDT2」を使用することとした。
アウターロールケージといえば「ワイルドグース」のものが有名だが、現在発売されている物では「軽」規格で車検が通らない。
どうやらこのブログ「http://shop.plaza.rakuten.co.jp/rv4wildgoose/diary/detail/201401270000」を見ると、しばらくするとJA11用の新型アウターロールケージが発売されそうだが、今は未だ無い。
<2018年3月追記>
現在は絶賛販売中です。
と言うことで車検が取れそうななのはジムニーJA11用アウターロール下ケージでは「ARC」の物と「Js工房」の物から選んでみた。
ARCのアウターロールケージは写真で見たところ、ボディー後ろまであって、天井の柱は3本、固定はドアヒンジと後ろの2ヶ所みたい、価格は59800円也、一方のJs工房製は、長さがボディーの2/3くらい、車内にも柱の通る構造で、長さは中途半端だが、構造はこちらの方が強うそうな感じがする。価格はオプション込みで51800円也。
構造上、Js工房製の方がひっくり返っても丈夫そうな気がしてJs工房製に決定!した。
数日後、商品到着。
アウターロールケージの取り付け
ドアヒンジに共締めするタイプなので、まずはドアヒンジを外さなくてはならないが、前回ボンネット上にフォグランプを設置するのにここにフォグステイを共締めしようとして断念した事があるだけに、今回はまず「インパクトドライバー」を用意してみた。
作業工具・ドライバーの特殊ドライバーNO.1000。さび付いたネジのゆるめ作業や、特に強く締め… |
こんなの
そして、ありったけに力で「打つべし!! 打つべし!! 打つべし!! 打つべし!!」残念なことに、まったく動く気配がない・・・・・・
程なくあきらめて、ディスクグラインダーでねじの頭を飛ばすことにした。
写真の通り、なるべく周りを傷つけないように気をつけながら頭を削ってゆく。
頭を飛ばしてしまうと、今まで頑として動かなかったねじが嘘のように回る、プライヤーどころか、指で回しても回るくらいすんなりと外れた。
<2,018年3月追記>
このときはグラインダーで頭を飛ばしましたが、一般的なドアのネジの緩め方は「タガネ」でドつく方法です。
タガネをネジに当てて、数回ドつくと、あら不思議、いままでかたくなに回ることを拒んでいたネジちゃん達が心を許してくれます。なれれば1本3~5分ではずすことが出来ます。
ちなみにねじのサイズはM8:2cm、1.25ピッチ 今回は共締め用にM8_3cmで6角レンチで締めるねじを準備している。
さて、アウターロールケージの方だが、宅配便で到着後、しばらく外にほっておいたら軽く錆びてしまったので、付属の紙やすりで磨いてさび止めスプレーで下地塗装をした。
色は「赤さび色」、これが以外ときれいだったので「このままでもいいかな~」と仮組みしてみた。
「う~ん、悪くはないが、何となく、違う気もする・・・・・」
悩んだが、やはり黒で塗装することに・・・・
組み付けは、アウター部分は特に問題なく完了、車内側の補強バーはちょっと苦労した。
天井を貫通しているボルトの長さが最低限でバーのねじ穴に届かない、無理矢理組み付けたら今度はタイやハウス側が片方浮いてる・・・・
とにかく無理矢理組み付ける。
リアのタイヤハウスは外側から補強金具を付けて組み付け!
最後に自家製幌を装着・・・・・出来ない
予想はしていたが形状可能の必要がありそう・・
アウターロールケージの車検
ジムニーJA11にアウターロールケージを取り付けたままで車検ですが、上記の「Js工房」の製品の場合、「継続車検」ならば問題なく通ります。
扱いとしては「ルーフラック」と同じ扱いです。なので、ボルト止めではずせる必要があります(溶接されている場合は、車検NGの可能性があります。)
また、ワイルドグースの旧タイプのアウターロールケージのように、取り付け部分の横幅が軽自動車の規格である1.48mを上回っている場合は車検には通りません。
「新規車検」でアウターロールケージを取り付けたまま、車検を受ける場合、高さの変更が必要なので「構造変更」の手続きが必要になります。
また、横幅が軽規格をオーバーしている場合は、当然ですが新規車検でもNGです。
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