高速で突然のエンジン不調 その原因は!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
       

実は我が家には高校3年生の受験生がいます。

いよいよ3月初めが大学入試、今となってはもう勉強よりも、健康管理が第一の時期に突入しました、

そんな入試1週間前の月曜日、突然受験生の息子が下痢&嘔吐&高熱でダウン、インフルエンザを疑い、その日の夕方、かかりつけの医院にて診察しました。

検査の結果、病名は「感染性胃炎」1~2日で完治するだろうとのことでひと安心でした。

とはいえ、入試1週間前、いつもとは違う緊張した雰囲気が我が家に漂い、そうでなくても最近故障がちのジムニー君は完全に白い目で見られています。

入試4日前、家内が突然、嘔吐&下痢でダウン、どうやら息子のがここに来てうつったようです。

とにかく受験生の体調が一番なので、再発しないよう隔離して2日、なんとか完治、息子は四国の学校を狙っているため、月曜日の受験に向けて、日曜日には四国に渡りホテルに一泊する予定です。

そして日曜日、私はこの日、午前中仕事のため、家を留守にしていました。
家内は土日関係ない仕事のため、この日は仕事、私は昼3時以後、仕事が終わりしだい、息子と二人、電車で高松に向かう予定でした。

そして、日曜日の1時頃、息子よりLINEが・・・・

「妹が感染したみたい・・・・・・」

まじか!!!

急いで帰ります。

家にいた娘に様態を聞きます。

下痢、吐き気の症状があるようで、熱は今のところ無いようです。

娘をほっておいて、息子と出かけるわけにもいかず、休日の当番医をNETでチェック。

その間も時間は刻々と過ぎてゆきます。

息子に「おまえ、先に高松行っといて、下見しとき、現地のホテルで落ち合おう」

本当は一緒に学校の受験会場を下見する予定でしたが、急遽予定変更です。

息子を駅まで送り届け、娘を病院に連れて行きます。

娘は熱はなく、吐き気も落ち着いている様子。

診察してもらい、薬ももらいました。

一安心です、あとは家内に託すと電話して、息子を追いかけなければなりません。

私の家から、高松まで電車ならば2時間30分、車ならば1時間30分、ここは車で行きたいところです、

しかし、我が家の遠出用の車(普通の車・マーチ)は家内が乗って出勤しています。

最近、故障がちの2号車、高速を飛ばして四国まで行くのは結構リスキーですが、まぁ、なんとかいけるだろう・・・・・

ジムニーでの出発を決意しました。

念のため、エンジンオイル4リットル、ガソリン10リットルと工具一式を荷台に積み込みスタートします。

我が家から車で1時間ほど高速を飛ばすと瀬戸大橋です。

海の上を走るなんともいえない爽快感~

30ファーを積んだ2号車は高速道路は苦手で、90キロ~100キロが限界です。

90キロも出すと、4000回転、恒にフルブースト状態です・・・

それでもなんとか、高松市に到着、ホテルの駐車場に車を止めてエンジンオイルをチェックしたところ、レベルゲージの上の丸まであったオイルが、3分の2位まで減っています・・・

やはりどこかおかしい?????

オイル消費が激しすぎます。

息子とは無事ホテルで合流、夕食はもちろんうどんでした。

息子はホテルでも勉強。私は先に就寝です。

深夜、4時頃・・・・・・・気持ちよく眠っていると、突然息子に枕で攻撃されました

「いびきがうるさすぎる!!!!いい加減にしてくれ!!!」

あちゃ~~~

自分のいびきは聞いたことがありませんが、かなりうるさいようです。

こればっかりは、我慢して止まるものでもないので、仕方ありません、

4時からず~~~~と起きておくことに(眠い・・・・)

そして、あさ、息子を試験会場に送り届けます。

ドキドキしながらも、親にもやらなくてはならない事があります。

「部屋探し」、この間に部屋を決めておかなければ、いい物件はすぐに埋まってしまう。。ということで学校の近くにあった「アパマンショップ」にて物件探しです。

いくつか、良さそうなものをピックアップしてもらい、条件を聞きます。

見積もりを見ると「室内除菌料・消臭料」で2万6千円計上されています・・

「これって、北海道で爆発したあれでしょ、いらないのでカットしてください」というと

しぶしぶ快くカットしてくれました。

そして、受験終了、息子に「アパマンショップで待っている」とラインしています。

しばらくするとやってきました。顔を見ると晴れ晴れしています・

「できた?」と聞くと

「わからん、でも、全部埋めてきた」 とのこと

3年間よく頑張ったよ、お疲れさん   そんなことを思いながら、せわしく部屋選びです。

候補を4部屋に絞り込み、一軒づつ見て回ります。

息子の中で第1候補だった部屋を見ると、なんということでしょう、とてもいい部屋なのですが「ヤニ」の匂いがひどいです、その上、まだ住んでいるかのごとく、ゴミが転がっています。

「あっと、この部屋はまだクリーニング前で・・・・」

取り繕うアパマンさん・・・・

部屋はよいのだけど、あの匂いはいただけません

息子に聞くと、それでも先ほどの部屋がいいといっています。

さて、どうしたものかと、アパマンショップさんの店舗に戻り、もう契約です。

担当者に、「ヤニの匂いがすごいんだけど、普通、退去時にチェックしたりしないの?」と聞くと、

「そのはずなんですが・・・・」となんとも心許ない返事

「通常、前すんでいた人に現業回復の義務があるんでしょう、どうなっているの?」ときくと

どうやら、前の住人は外国人だったらしく・・むにゃむにゃ~~~

何じゃそれ~~

担当者ではどうもはっきりしないので「店長さんいます?」と変わってもらい

「入居時は壁紙を変えるなどの対応を行って、快適に生活できるようしてもらいたい、確実に対応してもらうよう一筆書いてくれ」

というと、どうにも一筆書くことを嫌がります。

もうぶち切れ寸前ですが、横に息子もいる手前、なんとか冷静に話をします。

なんだかんだいっていると、同じマンションの違う部屋(前入居者日本人・禁煙)の部屋が開くようなので、そちらに変わって頂けないでしょうか・・・とのこと・・・・

そりゃそっちの方がいいよ、というと、こちらは南向きなので、家賃が2千円上がりますが・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

安くならないの???

・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

なりません

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

じゃ、もうそこでいいです・・・・

ようやく決まりました。

時計はすでに3時を回っていました。

帰ろう・・・・・・

2人でジムニーに乗り込み、高速に入ります。

そのまま、特に問題なく1時間走行、岡山入り、我が家の最寄りの高速出口の手前、2~3キロのところでした。

突然のことです。砂利道を走っているような振動がステアリングに伝わってきたかと思うと、一気にパワーダウン、アクセスべた踏みでも50キロくらいしか出ません!!!

 

さらに、前方から聞こえてくる音も明らかに通常と異なります。

 

同時に、水温計が急上昇、それまで80度前後だった水温が急激に100度に達しました。

 

「なんか壊れた!!!」

 

「やばい、オーバーヒートする」

 

速度を30キロぐらいにおとし、ブーストがかからないよう慎重にアクセルをふみ、さらにヒーターを全開にしてクーリングします。

ここは高速道路上、出口までおそらくあと1キロくらい、なんとしても高速を出てから停止したいです。

しばらく走行していると、振動は相変わらずですが、水温は安定し、80度前後まで下がってきました!

なんとかなりそう?

横では息子が気持ちよさそうに居眠りをしています・・・・

 

インター出口が見えてきました。。。

 

「たどり着いた・・・!」

 

インターを出て、とにかく停車、エンジンはかけたままです。

アイドリングは不安定、ブーストはかかっていますが、タービンが回っているかは不明です。

どうしよう・・・・・帰れるかな?

インター出口から我が家までは10キロ程度、出口は山のてっぺんなので、ほぼ下り坂です。

「下りだから大丈夫か????」

ここでエンジンを止めて、もし動かなければ、それはそれでめんどくさい。。。

しかし、無理をしてエンジンを壊してしまうと元も子もない

今数キロ走った感じだと、家までの下り坂ならばなんとかなりそうな気がする・・・・

いろいろと考えたあげく、そのまま家まで買えることにしました。

慎重に20~30キロでとろとろ走行です。

ドキドキしながらもようやく我が家に到着。

よかった!!!!!!!!!!!!!!!!!

駐車場に車を止めて、エンジン停止。

その後、一度かけてみると、不安定ながらエンジンは動きました

何が起こったんだろう

振動があったので、考えられることとしては

・エンジンが1本死んでいる(死にかけている)
・タービンが死んでいる(死にかけている)

どちらかの可能性が高いです。

エンジンをかけたまま、デスビのコードを一本ずつ抜いて見ました。

1本死んでいるならば、現在2本が働いているはず、動いている1本が止まるとエンストするはずです。

1番・2番・3番と一つずつデスビからプラグコードを抜いてみますが、いずれも動いています???????

何???????

もう夜です。

とりあえず、ヒカリオートのグループラインで症状を報告し、原因の可能性をみんなで考えてもらいます。

上がったものがこちら

・ヘッドガスケットが抜けている
・タービンが死んでいる
・プラグが死んでいる。

モヤモヤしながらも、その日は息子のお疲れ様の日、「受験よく頑張った、後は発表を見るのみ」、ビールを飲んでさっさと就寝しました。

翌朝、早速原因調査にかかります。

私的にはタービン故障が本命と思っており、タービンを交換する気満々です。
エアクリーナーとインタークーラーを外して、念のためプラグをチェックしてみました。

1番プラグを抜こうとプラグコードに手をかけた瞬間、スルーとコードが抜けました、プラグの接合部分はそのままに!!!!

断線です

うそ~~~~このタイミングで!!!!!

永井電子のやつ、高かったのにorz

気を取り直して1番プラグをはずそうとすると、あれ???

ほとんど抵抗無くプラグが回りました。

プラグが溶けてた

そして、プラグを見てみると・・・・

「溶けてる・・・」

原因はこれか?

2番3番は点検するも正常でした。

振動でプラグが緩み、異常高温が発生してプラグが溶けて、1番が死んだ(死にかけた)のが直接の原因かな?

1番に、予備のプラグを差しますが、プラグコードがなく、テストできません。。。。。。

困ったときは中村社長!

ということで「プラグコードありませんか?」とラインを入れると

「あるよ」

夕方まで外出してるので、夕方以降来てね~ということで夕方お邪魔しました。

↓ここの納車にいってたんですね~有名なジムニーyoutuberガチャピンさん♪ 30お買い上げおめでとうございます。

「永井電子の1番のケーブルだけありませんか?」

「あるよ」

何でもあるなぁ~~

プラグコードを受け取ると、急いで帰ってつないでみました。

「ブルルン!」

正常にエンジン始動、でもなんとなくアイドリングが低いような・・・・・

その夜のラインでもアドバイスもらいました。

ラジエーター水をみて、小さな気泡がぷくぷく出ていたら、ヘッドガスケットがいってるとのこと。

翌日、ラジエーターをチェックしましたが気泡はない様子、しかし、ヘッドガスケット周辺からオイル漏れを確認・・・・・・・

もう一つ気になるのが、溶けたプラグの破片がピストンに悪さをしていないか?ピストンは無事なのか?

ということでヘッドガスケットを注文しました。

次回予告

「ビストンは無事なのか!? ヘッドガスケット交換作戦」

ジムニーは生き延びることができるか!!

  • by
    • このエントリーをはてなブックマークに追加
    • LINEで送る

    SNSでもご購読できます。

    ad

    コメントを残す


    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    JA11 ジムニーDIYレポート|カスタム 改造 レストア パーツレビューをもっと見る

    今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

    続きを読む