ジムニー、ブレーキの片効き、キャリパーをオーバーホール

           

    ブレーキが片効きします。

     

    それも謎の症状で、足回りのチェックや修理でキャリパーを外します。

     

    そしてその後はキャリパーは触らずにに、作業完了後、キャリパーを装着します

    すると片効きになるのです。

    しばらくすると、若干まともになるのですが、それでも少し片効きします。

    以前プロに見てもらい、ブレーキホースが原因と言うことになったのですが、フォース交換後にもきつい片効きが発生!

    あとはもう、ブレーキキャリパーくらいしか考えられません。

    と言うことで、ヒカリオートにて中古のキャリパーを、部品取り車からいただいてきて、オーバーホールしました。

     

    JA11のブレーキキャリバーは、構造はとても簡単です。

    中央のピストン分と、左右の連結部分。

    良く効くトラブルとして、この連結部分の金属の錆や固着による動きの悪さ発生。

    いただいてきたキャリパーを分解します。

    案の定、左右の固定金具の金属部分には錆が発生していました。

    556と、やすりで丁重に錆を落としてピカピカにします。

    4個ともすべてやりました。

    手強いのは、中央のピストンの外し方ですが、

    結構硬いのですが、後ろのブレーキホース用の穴から金属棒を入れて、ハンマーでたたき出すと簡単に外れます。

    もらってきたキャリパーのビストンは両方ともちょっと錆が出ていました。

    こちらのサビも、きれいに落とし、キャリパーのシリンダー内もきれいに掃除します。

     

     

    最後に、左右の固定金具部分はグリスを注入し、ピストンは元に戻します。

     

     

    ピストン戻しは、少し556を吹きかけてからシリンダーに戻すと、かんたんに手の力で奥まで押し込むことが出来ました。

     

     

    最後に、ブレーキクリーナーで各部や、シリンダー内部を清掃します。

     

    いよいよ装着、キャリパー左右の、ゴム部分に、1cmくらいのボルトに通す金具があります。

    ブレーキパッドも今回新調しました。

     

    何度4枚で2000円未満の、激安ブレーキパッド、中央の「モノタロウ」の文字が意外と格好いいです

     

    この金具も取れたり閉め忘れるとトラブルの原因となるので、確認の上装着します。

     

    オーバーホールの完成したキャリパーを装着して、元のキャリパーを外し,ブレーキホースを組み替えます。

    ここまできたら、娘(中3)の出番です。

    「ちょっと、手伝って~」とお願いし、ブレーキをポンピングしてもらいます。

    3回強く分で、ブレーキフルードの様子を見ながら、エアが入っていないか確認します。

    遠い方から抜くのがセオリーなので向かって、ひだり、そして右の順にブレーキのエア抜きを行います。

    この作業も、初めてやったときは、ドキドキでしたが、最近は慣れた物になりました。

    DIYは「やってみよう!」の精神です!!

    さて、エア抜きも完了・

    緊張の一瞬です。

    そろ~~~りと駐車場を出て、広い道で軽くブレーキを踏んでみます。

    「おおおおおおお!片効きしていない!!!」

    「河原の広い道で、今度はフルブレーキングを試します・」

    少し加速して、ニュートラルにして、ハンドルは離し気味でフルブレーキ!

    まっすぐに止まりました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

    やった
    !!!

    ようやく長く悩まされていたブレーキの片効き解消です。

    犯人は、キャリパーでした。。。。

    前回、車屋に支払った修理代30,000円は、。。。。高い授業料でした・・・

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