JA11のトランスファー、やっちまってたので修正

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無事トランスファーにダウンギアを組み込み、シェイクダウンに行ってきました。

ダウンギアはすこぶる調子がよく、今まで組み込んでいなかったことを後悔するレベルです。

しかし、引っかかる部分が・・

文字通り、2駆と4駆の切り替えレバーが何か引っかかるのです・・・

 

「なんかスムーズに動かないなぁ~」と思いつつ数日

 

実は、1カ所だけ、心当たりがあるのです。

 

しかし、それが正解ならば、もう一度トランスファーを下ろさなくてはなりません・・・・

モヤモヤを引きずりつつ数日、意を決して調べてみることにしました。

その部分とは、2駆と4駆を切り替えるときに使う丸いわっかの部分です。
これを、上下逆に組んでいる気がしてならないのです。

 

ネットやyoutubeのトランスファーの画像を確認しますが、なかなか思った部分の確認ができません。

しかし、ついに見つけました!

その画像をみて・・・・・・・やっぱりか・・・・・

その画像では、切り替え用の輪っかはケースを外した際上が丸くなっており、反対側は角が平たい形状となっています。

トランスファー組み替え時の写真の通り、平たい方を上にしていましたが、正解は丸い方を上にしなければいけないようです。

 

(間違った組み付け)

 

(正しい組み付け)

「あ~~~~組み直しかぁ~~~」

 

スペシャルにめんどくさいです・・・

 

とにかく、必要なものをそろえなくてはなりません。

そう、ガスケットです。

ヒカリオートに大小2種類のガスケットをLINEで注文、週末を待ちます。

 

 

そして土曜日、注文してから2~3日立っているので、もう入荷しているかな?とLINEで確認すると

「え~~話の流れで、いらないかと思ってた、すぐ注文するよ~」と衝撃の告白が・

 

そして日曜日、ガスケットがないので、とりあえずトランスファーを下ろして、ギアを組み直すところまでしよう、ついでに前回間違えたスピードメーター用のギアをAT用からMT用に組み替えます。

この作業をしなかったら、スピードギアの組み替えは絶対にやらなかったでしょう。

(実測40キロでメーター読み50キロくらいになっています。)

ついこの前やった作業を再び行います。

プロペラシャフトを3カ所外し、シフトノブやブーツを外し、トランスファーのマウント外します

 

そして、この作業で最もいなや、「トランスファーの取り外し」です。

 

JA11の部品の中でも、トランスファーは一番重い部類だと思います。

 

とにかく、よいしょっと外します。

はずれたら、フランジ3カ所を外して、ケースのボルトを外してご開帳です。

 

ありました、問題の輪っか・・・

外して、形状を確認すると、たしかに丸くなっている方のスプラインは先が細くなっています。

普通に考えたらわかりそうですが、前回は構造の勉強不足でした・・・

 

ついでに、スピードギアも変えます。

またもやプレスの登場です。

 

プレス超便利です!!

一家に一台、プレス機をお勧めします!

 

プレスでギアを抜いて、MT用のスピードメーターのものに変更し、再びギアをプレスで圧入します。

でけた・・・

 

まだ太陽は高いです。

作業時間はまだまだありそうです。

 

ケースを割ったときに出てきたガスケット、見た感じ、まだ痛んでなくて使えそうです。

 

「これ、まだ、使えるんじゃね?」

 

ということで、そのまま流用して組み込みました。

 

フランジを付けてボルトで締め上げ、トランスファーをボディーに戻します。

 

「ドリャー」と、くそ重たいトランスファーをなんとか、持ち上げました。

ここからは知恵の輪のごとく、各所をはめてゆきます。

と、そのとき、なにやら右肩にポタポタと・・・

あれ、なんだこのオイル??

ああっと! エンジンのプロペラシャフトが抜けて、ギアオイルが漏れているではありませんか!

 

ぎゃ======----

 

とにかく、トランスファーを一度おろします、

 

いそいで、ペラシャをミッションに差します。。。

 

やれやれ、せっかく持ち上げたのにorz

 

今度は、慎重に「せいやっと」トランスファーを持ち上げます。

とにかく重い!

 

なんとか、マウントにトランスファーを乗せることに成功しました。。。

 

マウントをボルトで固定してゆきます。

 

 

エンジン側のペラシャをトランスファーにつないで、作動テスト。

 

OK!

 

今度は2駆と4駆の切り替えに引っかかりもなく、いい感じでスコーンと切り替えができます。

 

「ようやくかぁ~~」

 

ホーシング側のペラシャをトランスファーにつなごうとしたそのときです

なにやら、トランスファーからタラ~~~~~~リと赤い液体が・・

 

この赤い液体見覚えがあります。

 

今回、デフオイルは先にトランスファーに入れてから、取り付けました。

間違いありません、ギアオイルです。。

 

「もれてるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

 

もうやる気ゼロです。

その日は、うなだれながら終了。

 

そして翌週末、換えのガスケットも到着しています。

 

前回、古いガスケット流用時は液体ガスケットは塗らなかったのですが、今回は万全を期するために液体ガスケットも塗ります。

 

まずは、上のペラシャからトランスファーを外し。マウントを外し、「よっしゃぁぁ!!!!!」とトランスファーをおろします

 

 

(もう、この作業何度目だろうか・・・)

フランジのボルトを外して、フランジをとります。

諸々のパーツを外して、何度目かのご開帳~~~~~

 

もうトランスファー博士です。

位置によって違うボルトも何も見なくてもどこのボルトが何ミリかわかるレベルです(笑

 

ケースをわって、ガスケットをとり、合わせ面を軽く削って脱脂します。

 

薄く液体ガスケットをぬって、紙のガスケットを取り付けて、再び薄く液体ガスケット。

最後にケースをはめて完成!

 

念のため、2時間ほど乾燥させました。

 

もう大丈夫だろう。。。

 

ギアオイルを注ぎます、もちろん濾して流用します。

 

上のペラシャが抜けないように、またもや力一杯トランスファーを持ち上げます。
この作業、何度やってもいやです、なれません。。

 

なんとか設置完了。

 

ミッション側のペラシャをつないでエンジンON、オイル漏れをチェックします。

 

今度は大丈夫そう・・・・

 

ようやく作業完了です。

 

もう当分、トランスファーは触りたくありません。

 

 

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