ボンネットのアクリル塗料を剥離して、ウレタン塗料に塗り替えました

           

    車を塗装する上で、最もやってはいけないことがあります。

     

    (今回、作業写真を撮っていません・・汗、、なので、イメージ写真でm(_ _)m)

     

    2号車ではそれをやってしまったばかりに、大変な作業を強いられることとなりました。

    それは「水性アクリル塗料」で塗装すること!

    2号車を白色に塗装した時、ホームセンターの198円のアクリル管スプレー数十本を使用してオールペンしました。

    白だけに、相当の厚塗りです。

     

    そして現在のタカラ塗料の色に塗り替える時、問題は発覚しました。

     

    ウレタン塗料をアクリル塗料の上に塗ろうとすると、強いシンナーの影響で、下のアクリル塗料が溶け出して上塗りが出来ません。

     

    結果、車両全体のアクリル塗料をグラインダーのワイヤーブラシと剥離剤で除去し、地金を出してから塗り替えるという大作業が発生しました。

     

    この作業、本当に大変! なんとか完了しましたが、1カ所、お茶を濁したパーツがありました。

     

    ボンネットです。

     

    2号車のボンネットは自作FRP製で、FRPの上に何層も渡り、アクリル塗料とパテの層が出来ています。

    パテと塗料の層を剥がした後の始末があまりにめんどくさかったので、ボンネットのみ、ウレタン塗装は断念して、タカラ塗料のウレタン塗料と同じ色の水性塗料を購入し、塗っていました。

    しかし、さすがに同じ色でもウレタン塗料と水性塗料では若干色目が違い、とても気になっていました。

    さらに、最近になって、どういうわけか、上塗りした宝の水性塗料がひび割れてきて、下の白色が各所から出てきました。

    修正せねばなるまい・・・・

     

    ようやく重い腰を上げることに・・・

     

    となると、まずは何層にもなっている暑い皮膜の塗装を剥がし、FRPの下地を露出させなければなりません。

     

    最初はランダムサンダーに60番のペーパーを付けて剥離していましたが、全然埒があきません・・・

     

    もうなったらワイヤーブラシじゃぁ~~~~

    という事で、グラインダーにワイヤーブラシをつけて剥離しました。

     

    2時間くらいかかったでしょうか。

    ようやくFRPの本体のみの裸の状態となりました。

     

    ここでついでに、気になっていた部分的にFRPが薄くて弱い箇所や割れた部分をFRPで補修しました。

     

    1時間ほど硬化を待って、今度はパテ作業です。

     

    かなり凸凹になっているので、60番のペーパーで全体を整えた後、厚塗りパテを全体的に塗布します。

    あとは削ってはパテを盛り、削ってはパテを盛りを3回くらい繰り返します。


    なんと、2缶も使いました・・・


    ようやくマシな状態となってきました。

    いちど、ブラサフを入れて凹凸を確認します。

     

    ブラサフを入れると、凸凹や処理できていない部分がはっきりわかります。

    さらにパテで修正します。

    その後、380番→600番で全体的にペーパーをかけます

    下地完成!

     

    3~4時間かかりました。

    ようやく塗装です。

    前回ボディーをオールペンした際のウレタン塗料がまだ残っているのでこれを使います。

    電動ガンの調子が悪かったので、はけ塗りしました(失敗でした)

     

    アセトンシンナーがなかったので、ホームセンターの薄め液シンナーで代用します。

    ウレタン塗料と硬化剤と薄め液を混ぜて、塗料を配合、ダイソーの刷毛で塗りました。


    ダイソーの刷毛は毛が抜けまくります。(おすすめしません)

    なるべく薄く、3回くらい塗りました。

     

    完成!!!!!!!!!!

    同じ塗料なので、ボディー色ときれいになじんでいます。

    これで次回から塗り替えもウレタン塗料で塗装可能!

    なんとか懸案を解決できました。。。

    次回塗る時は、コンプレッサーがほしいです(^o^)

     

     

  • by
  • SNSでもご購読できます。

    ad

    コメントを残す