ジムニーJA11のフロントパイプにマフラーバンテージを巻いてみた。

           

    マフラーバンテージを巻いてみることにしました。

    最近よく書いていますが、なんだか、低回転域が弱い。

    2500回転から3500回転の間くらいに、パワーダウンの谷があるように感じます。

    フロントパイプを純正に戻したり、いろいろと手を尽くして(過去の記事参照)ずいぶんと解消されましたがあともう一押しほしいところです。

    そう考えていたところ、マヨ侍さんより、コメントでマフラーバンテージを巻いてみては?という提案を頂きました。

    マフラーバンテージ巻くといいことあるの??

    この施術に関しては、全く守備範囲外でした。

    で、早速調べてみます。

     

    マフラーバンテージ、サーモバンテージともエキゾーストラップとも言われるそうです。

    自分の認識では,タコ足のエキマニなどに巻いて、エンジンルーム内の熱対策をする物とばかり思っていましたが、大きな認識の誤りでした。

    もちろんエンジンルーム内の熱対策にもなります。

    マフラーバンテージの遮熱能力はたかく、エキマニに巻いたら、ギンギンに加熱したエキマニに触ってもやけどしないレベルで遮熱してくれるようです。

    しかし、本来の目的は遮熱ではなかったようです。

    マフラーバンテージの一番の目的は「排気効率の向上」「吸気・燃焼効率も向上」でした。

    マフラーバンテージを巻いて、エキマニを遮熱すると何故、排気効率が上がり、吸気・燃焼効率も向上するのか?

    まずは排気効率。

    エキマニやマフラーにバンテージを巻くことで遮熱効果により熱が外に逃げくくくなります。よってエキマニやマフラー内の熱が逃げにくくなり、暖められて膨張した空気はより早くマフラーの外に出ようとします。

    よって排ガスの流速が高くなり排気効率がアップします。

    次に吸気・燃焼効率向上です。

    マフラー内の熱が高温で保たれると燃焼室の温度も上がります。

    よってスロットルから燃焼室に入る混合気の燃焼効率が上がり、トルクアップが見込めるという寸法です。

    こうなると、本来ならばエキマニをバンテージで遮熱するのがベストなのですが、2号車(に限らず一般的なジムニーは)エキマニは鋳物なのでバンテージを巻くことが出来ません。

    このため、今回はフロントパイプに巻いてみることにしました。

    ちなみに、鋳物のエキマニでもマフラーバンテージと同じ効果を得られる施術はあります。

    セラミックコーティングと呼ばれる物で、エキマニをセラミックの塗料?でコーティングしてしまう技法です。(F1でも施工されているようです)

    マフラーバンテージと同じ効果があり、費用は施工会社によりますは15000円~20000円くらい。

    そんなに高くはないので、フロントパイプで効果があれば、施工してみるのもありです。

     

    さて、そんな訳で、トルクの谷を解消するべくフロントパイプに巻くマフラーバンテージを注文しました。

    いろいろと調べていると、2500円前後の物が多いようです。

    そんな中、激安品を発見、楽天で5mで822円です。

    「君に決めた!」

    5mもあればフロントパイプに巻くには十分でしょう。

     

     

    という事でやってきました、マフラーバンテージ

    購入したのは「マフラーサーモバンテージ 耐熱・断熱テープ 25mmx5m チタンカラー YZM011-Titan」という代物です。

    巻き方は、バンテージを水につけて湿らせ、後はくるくる巻くだけです。

    とはいえ、フロントパイプはずさないとうまく巻けないので、フロントパイプをはずします。

     

    最近はずしたばかりで、スレッドコンパウンドを塗って取り付けたので、すんなり外れました。

     

    バンテージを軽く巻いて必要な長さを測ります。

     

    なんと言うことでしょう!

    5Mもあるのに、全然足りませんでした

    改めて計算してみれば当然でした

    フロントパイプの外径は42.7φ

    外周は 42.7×3.14=134mm、テープの巾は25mmですが引っ張るので20mm位になります。

    重ねながらまくので、フロントパイプの長さが1000mmとすると100巻

    100×134mm=13400mm 13.4メートル必要ですorz

    5mでは全然足りませんでした。

    実際に巻けたのはちょうど触媒より前の30cmくらいでした。

    仕方ないので、取りあえずこれで様子を見てみましょう。

    バンテージを丸々バケツに付けて、すっかり水を吸わして、巻き付けます。

     

    巻口はホースバンドで固定しました。

    ガラス繊維入りの結構しっかりとした布なので巻くのは簡単です。

    フロントパイプのちょうど触媒より前で巻き終わり完了です。

    あとは、取り付けて、熱で焼いて乾かして施工終了です。

    では早速インプレッションです。

     

    まずは普通に道路を流してみます。

    「おっと!」

    なんかいい感じです。

    2500回転から3500回転まで、今までなんとなく感じていたトルクの谷がなくなったような気がします!

     

    何度も試してみます・

     

    「おお!これ結構効いてるんじゃない!!」

     

    ということで、巻いたのはフロントパイプの前半のみですが、思っていた以上の効果が感じられたかがします!

    これはいい!

    こうなるとエキマニのセラミックコーティングも気になると事です!

     

     

     

     

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    コメント

    1. マヨ侍 より:

      効果があったようで良かったです
      あとはバイパスアースも効果があったのと、ゾイル以外のオイル添加剤でトルクアップが感じられました。添加剤は安くて便利なモリドライブの製品が良かったです。バイパスアースはキタガワさんのパクリです(キタガワさんゴメンナサイ)

      最近手に入れた排気系ノーマルのJA11と比べるとメインマシンは結構パワーが出ている感じはします。
      一番効果がわかりやすかったのは等長エキマニですが、ルンルンさんのはK6Aのエキマニですよね。合うのがあると良いのですが

      1. ルンルン21 より:

        マヨ侍さん

        情報ありがとうございますm(_ _)m
        マフラーバンテージ、良い感じです。

        モリドライブは良いですね~モリドライブのエンジンオイルは愛用してます♪
        また近いうちにエンジンオイルもレポートしようかな~と♪

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