車のサビ部分にサビキラーPROを塗布してみた
バラしてみた結果、完全に「抱きつき」を起こしていたLJ50エンジン、シリンダーの傷も結構入っているのを確認し、0.5mmのボアアップをすることにしました。
お願いしたのはダイヤモンドエンジニアリングというモンスタースポーツの子会社、メールで問い合わせたところ、ピストンと一緒に送って現物合わせで27000円で作業してくれるとのこと。
https://www.diamond-eng.jp/
工期は約4週間、という事で、外したシリンダーはモーターファームで購入したピストンと共にダイヤモンドエンジニアリングへ発送しました。
4週間、やることないな~~~
という事で、先に穴だらけのボディーをなんとかすることに
改めてみてみます。
まず、そこら中に錆が浮いています。このまま放置は出来ないので、まずは全体の錆落としから始めます。
購入したのは「BAN-ZI サビキラー プロ 1KG シルバー 770026 」という錆転換剤
アマゾンで5668円と結構なお値段がしました。
特徴はこんな感じ
水性サビ転換塗料サビキラープロ(PRO)。サビ落とし不要で、サビに直接塗るだけでサビの進行・再発を強力に防ぎます。
水性系、油性系、各種上塗り塗料が塗装でき、シルバー色で、そのままの仕上げでもOK! 亜鉛メッキにも塗装可能。湿っていても施工可能。サビ部分以外への全面塗装が可能です。
用途:車両・看板・自転車・フェンス・鉄扉・ポスト・階段・金具・トタン・フェンス・バイクなどの鉄部全般。亜鉛メッキ面にも塗装できます。
塗料の種類:水性
うすめ液・用具の洗浄:水(塗りにくくなった時だけ薄めます)
乾燥時間: 約8時間(20℃) 約16時間(冬期)
サビ落とし不要で、水性、上から何の塗料でも塗ることが出来るとかなり融通の利く錆転換剤です。
まずは屋根部分から、
サビ落とし不要とは言っても、一応は落とします。
グラインダーにワイヤーブラシを付けて、全体に錆を落とします。
だいたいのサビが落ちたら、まずはサビキラーと水を50:50に希釈して刷毛で塗ってゆきました。
最初は薄めで塗った方が奥まで浸透して効果が高まるようです。
錆び転換剤を錆ポイントに塗布してゆきますが、改めて見るとなかなかに錆びています。
ルーフの左右の雨よけ部分などはかなり錆が進行していて穴だらけです。。
一回目の塗布、ルーフに続き、ボディー全体に塗布してゆきます。
ドアの下部分は完全に朽ち果てています。
ボンネットは既にあきらめて、あとはドア下のパネル、ここもかなり錆が進行していて大穴が空いています。
ボディー後部は錆はぼちぼちですが、結構ボコボコにへこんでいます。。。
車内もかなりひどくて、運転席、助手席の足下はどちらも錆だらけでそこら中穴が空いています。
取りあえず、一回目の塗布が完了
1日待って、二回目の塗布に入ります。
前日塗ったときはそうでもなかったのですが、かなり銀色に発色しています。
説明書では二回目は原液を塗れと書いていますが、塗りやすさと、なるべく奥まで浸透してほしいという願いで80:20くらいの濃度で塗布しました。
全体の雰囲気が、薄緑だった車両ですが、ほぼ銀色になってしまいました。
最初はくたびれた雰囲気で、この感じを遺すのもアリかな?
と思っていましたが、もうオールペン決定です。
まずはさび止めを行ったので、次回はそこら中に空いている穴をなんとかします。
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