空冷ワーゲン ビートル 74年式のビックテールをアイロンテールに変更した
四号車のお尻を見ると、どうしても考えてしまいます。
やはり、テールは小さい方がかっこいい
ビックテールでも既に50年前の車、純正の乗る方がいいに決まってる
と言う方も多いでしょう
でも、この衝動を抑えきれないのです。
という事で、四号車74年式空冷ビートルのアイロンテール化を行います。
まず必要になってくるのが、アイロンテール本体とリアフェンダー左右です。
ビックテールのリアフェンダーとそれ以前のリアフェンダーではテールランプの取り付け形状が違うので、アイロンテールに変更する場合はその年式のフェンダーが必要になります。
さぁ、フェンダー探しです。
前にも書いていますが、マイボウズやFlat4のリプロ品は55000円前後、左右で10万円を超えます。
さすがに厳しいなと思ってヤフオクを徘徊していたところ、「空冷VW ワーゲン タイプ1 ビートル ~1967&~72STD ビンテージルック リアフェンダー」と書かれたリアフェンダーが左右別々に同一出品者から出品されているのを発見、これだ!と入札しました。
片方11000円、22000円と送料6500円でした。
商品が到着したので早速確認します。
両フェンダー共に「空冷VW ワーゲン タイプ1 ビートル ~1967&~72STD ビンテージルック リアフェンダー」と記載がありましたが、ネジ穴の位置が左右で違います
「?」
アイロンテールは幸運にもメルカリで中古を18000円でゲットしていたんで、現物で合わせてみます。
どうも右の方が違うようなので、左フェンダーを参考に右フェンダーに穴を開けました。
両フェンダー共に結構錆びていたので、サビを落としてサビキラープロを塗布、パテでおおまかに穴を埋めて、研いだあと、取りあえずブラサフをしてみました。
休日、仮合わせしてみます。
実車の左フェンダーを外して、ヤフオクフェンダーを付けて見ます
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
こりゃ、ダメだ!
フェンダー取り付け穴が腐食でボロボロになっていて、3箇所ほど使えません。
直すには溶接が必要ですが溶接機など持っていません・・・・
こまった、せっかく買ったのにorz
仕方なく、新たな左フェンダー探訪の旅に出ました。
因みにこの左フェンダーはジャンク品としてヤフオク行き、3000円で売れました8000円の赤字です(涙
程なくして「 67-78YR 左リア フェンダー | 空冷 ビートル VW」というのを16900円で落札、今度は高く付きましたorz
送料込みで25000円くらい。。。
そして、新しく来た「67-78YR 左リア フェンダー | 空冷 ビートル VW」をみて驚愕します。
先に買っていた「空冷VW ワーゲン タイプ1 ビートル ~1967&~72STD ビンテージルック リアフェンダー」とランプの取り付け穴の位置もバンパーの穴の大きさや数もぜんぜん違う!!!!!!!!!!!!!
どうやら「空冷VW ワーゲン タイプ1 ビートル ~1967&~72STD ビンテージルック リアフェンダー」の触れ込みで落としたフェンダーは67年以前のもののようでした。
確かに写真みれば、今にしてみると分かりますが、VWはまだまだシロウト、ジムニーのようには行きませんなぁ~~
仕方なく、新しい左フェンダーを計測して、右フェンダーに穴を開けたり穴をパテで塞いだりと結構な加工をする羽目になりました。
さぁ、いよいよ合体当日です。
まずはフェンダーにパテモリしては研いで、ならした上でブラサフを吹きます。
温度はおそらく35度は軽く超えているので一瞬で乾きます。
いよいよ塗装です。
前もってタカラ塗料で2液ウレタン塗料
[商品]
商品コード: 2U_5G_1kg_JMo_a7h_752
商品名: 日塗工旧番号752 マンセル9B7.5/5.5 2液ウレタン 5分艶 1kg 旧日塗工色見本帳752 9B7.5/5.5
単価: ¥5150
数量: 1
小計: 5150
商品コード: 2UXOKZ_C_250g_C_C_C
商品名: 2液ウレタン硬化剤 小分け品 【硬化剤 2液ウレタン(X.O)用 250g】
単価: ¥2590
数量: 1
小計: 2590
を購入しています。
早速塗布・・・・・・・・・・・・・・
違う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
240901091210459
ホームページではこの色ならそっくり!と注文したのですが、実際塗ってみるとまったく違う!!!!!!!!!!!!!!
しかしもう後には引き返せません。
取り合えずフェンダー2個を「日塗工旧番号752 マンセル9B7.5/5.5 2液ウレタン 5分艶 」で塗装します。
さらに、リアエプロンも錆錆だったので、古い塗装を剥ぎ取って、サビを落として錆ピラープロを塗布、パテで成形してブラサフまで終わっているので、マスキングして塗装します。
アイロンテールのボディーも塗装します。
塗装には、SJ10のときつかった電動ガンを使用しました。
1時間ほど乾燥の後、組み付けます。
両フェンダー共にM13のボルトが10本くらいで止められていて結構めんどくさいです。
フェンダーとボディーの間に挟むゴムはヤフオクで新調しました(3000円)
組み付け完了・・・・・・・・・・・・・・・
明らかに色が違います
これは困った・・・・・・・
せっかく塗ったのに,このままではかっこ悪すぎます。
やはり色調してもらわないとダメかなぁ・・・
とはいえ、念願のアイロンテール取り付け完了!
この部分は大満足です。
因みに配線はビックテールから栓を抜いて、差し合えるだけでOKでした。
各配線位置は、ビックテールを参考に、ウインカー、バックライト、ポジション、ブレーキ、アース、と見比べながら配線しました(ほぼ同じなので簡単です)
という事で、近日中に塗り替えるかも・・