空冷ワーゲン ビートル74年式にオールドタイプステアリングを取り付け
さて、本日も空冷ワーゲン ビートルちゃん、四号車の改造です。
今回はステアリングの変更なので、サクッと行きましょう~
四号車には写真の様な4本スポークのちょっと現代風の純正ステアリングが付いています。
このデザインのステアリングはタイプ1の72年~79年まで採用されていたタイプらしいです
ステアリングの中央には、ワーゲンが製造された街「ウォルフスブルグ」の紋章があしらわれていてこれはこれでおしゃれです。
今回はこのステアリングを、60~71年式のオールドタイプのステアリングに交換します。
ヤフオクによく出ているリプロダクト品は35000円前後、ヤフオクに新品ででていると言うことは、中国のどこかのサイトで売っている可能性が高いです。
本物の中古は10万円から15万円とちょっと手が出ない価格です。
空冷ワーゲンの総本山「Flat4」製造のリプロ品の価格は42800円、こちらを買っとけば間違いないとは思いますが、出費がかさんでいるので中国製を探します。
そして、ありました。
アリエクスプレス。
価格は12164円、送料4890円 合計17054円です
やすい~~~
という事でポチりました。
約1週間で到着、結構早いです。
早速開封~~
どんなのかなぁ~~~~~
「う~~~ん、まぁまぁ・・・・・」
悪くはないのですが、なんとなくチャチというか・・・・
Flat4のステアリングはもっと高品質なのでしょうか?
純正のステアリングと比べると、、、
気を取り直して装着します
5分くらいで出来るだろう~と思っていましたが、結構手間取りました。
まず、パーツはすべてバラバラで届いていますが、中国製のお約束で説明書や設計図がありません
まずは、何をどこに付けるのか、研究します。
ステアリングのお尻はつるつるで。ホーンの端子がありません。また、純正ステアリングにはあるウインカー戻し用の特機もありません。。
どうやって戻すのだろう?
とにかく純正のステアリングを車から外します。
ステアリング固定用のナットは27φ、デカいです~~
純正ステアリングのお尻を観察、ああそうか!
どうやら、ホーンの端子やウインカーの戻しにはこの純正ステアリングのパーツを流用するようです。
ビス3本でとまっていたので外します。
外した端子を、チャイナステアリングに付けて見ると、ピッタリフィット!
取りあえず当たりみたい
この状態で、チャイナステアリングを本体に付けてみます。
スプラインやシャフト径はばっちり合っています。
よかった・・・・・
一度外して、ホーン部分を組み立てます
樹脂ワッシャー6個とボルトとスプリング3個、金具があります。
本体のホーンのコードは差し込み用の金具が付いているので、先を切ってビス留め用の輪っかの端子に変更します。
何となく、数パターンで取り付けて見ます。
ステアリングを車体に付けて、キーをひねると勝手にホーンが鳴ります。。。
どうやればいいんだろう??
何度か組み直す内にようやく構造が理解できました。
なるほど、この3本のビスを絶縁すればいいんだ。
組み直してステアリングを取り付けます。
今度はホーンボタンを押さないとホーンが鳴らなくなりました。
成功!
27φのボルトでステアリングを組み付けて、ホーンボタン(カバー?)を取り付けて完成
ビフォアー&アフターです。
まぁs、ちょっとちゃちな気もしますが、雰囲気がグッとクラシカルになりました。
結局小一時間くらいかかりました。。
中国製は自己責任で^(笑