空冷ビートル、ゴトゴトの原因判明、モンローのショックに交換した

           

    フロントタイヤを純正の165SR15から165/65R15にサイズ変更した後、突き上げるような細かい振動が発生、おそらくショックかなぁ~という記事を書きましたが、その後日談です。

     

    とにかくショックが悪そうなのでショックを新しい物に交換することにしました。

    1号車から5号車まで、我が家に来る中古車達はもれなくショック交換をしています~

     

    さて、空冷ビートルのショックですが、どうやらEMPIと言うメーカーのガスショックが定番のようです。

    じゃあこれにしようか~と探しますが、なんとどこを見ても売り切れ、ショックも一本1万円、4本で4万円と結構高価です。


    その上にKONIの調整式ショック(1本3.5万円)、最上位クラスはやはりビルシュタインのショック(1本6万円)でした。

    因みに少し前(2018年頃)の誰かのブログで、EMPIのガスショックが一本5000円くらいと書かれているので、この5~6年で倍に値上がりしたようです(涙

     

    さて、やすくていい物は無いかと物色していたところ、ebayでモンローの空冷ビートルタイプ1用のガスショックを発見、4本セットで200ドル+送料、日本円で33000円くらいの物を発見、モンローか!


    1号車で最初に購入したショックもモンローだったので、これに決定!早速ポチりました。

     

    ショックも手配したし、あとはパーツ交換したら、この不快な「ゴトゴト」ともおさらばじゃ!と思いつつ、本日はちょっと長距離ドライブに出かけました。

     

    チャイナカップの会場のオフロード備中の程近くに「神石高原温泉」というのがあります。

     

    ここまでドライブしようと、ビートルを転がしていたときでした、場所は「超」山の中です。

     

    それまでの小さなゴトゴト感が突如豹変!運転中、突然ガタンガタン!と激しい振動が!!

     

    「なんか壊れた!」

     

    緊急停止!車両を点検します。

     

    原因はすぐに分かりました。

     

    右後ろのタイヤがバーストしている・・・・・

    さて、場所は山の中、今回はジャッキもレンチも持っていません・・・・

     

    こまった・・・・

     

    こんな時、頼りになるのが任意保険の無料ロードサービスです。

     

    私が入っているのは三井ダイレクト、無料でロードサービスが付いてきます。

     

    「もしもし・・・・・・・・・」

     

    場所を伝え、山の中で待つこと1時間~

     

    無事ジャッキとレンチを持ったお兄さんが助けに来てくれました。

     

    気分が萎えたので、温泉に行くのは中止、スペアタイヤを付けて走り出してすぐです。

     

    あの、ゴトゴト感が消えています。

     

    oh! ショックの劣化かと思ったら、原因はタイヤでしたか!

     

    あのゴトゴト感はバーストの前兆だったのね~~~~

     

    という事で、取りあえず一件落着、その後しばらくしてアメリカからモンローのショックが到着しました。

    さて、ショックの交換もですが、その前にしなくてはならないことがあります。

    リアのタイヤ交換です。

     

    フロントに付いていたタイヤを履かせようかと思いましたが、よくよくチェックするとヒビだらけです。

     

    さらに、スペアタイヤに至っては、これまたバースト直前ぐらいまでゴムが痛んでいます・・・


    候補となるサイズはこんな感じです。

    165SR15(純正タイヤ) 外径646mm、巾165mm
    185/80R15(185SR15) 外径677mm、巾185mm
    185/60R15  外径603mm、巾185mm
    185/65R15  外径621mm、巾185mm
    185/70R15  外径640mm、巾185mm
    175/80R15 外径661mm,巾175mm
    195/50R15 外径576mm、巾195mm
    195/55R15 外径595mm、巾195mm
    195/60R15 外径615mm、巾195mm
    195/65R15 外径635mm、巾195mm
    195/70R15 外径654mm、巾195mm
    195/80R15 外径693mm、巾195mm
    205/60R15 外径627mm、巾205mm
    205/65R15 外径647mm、巾205mm
    205/70R15 外径668mm、巾205mm
    205/80R15 外径709mm、巾205mm

    純正の185SR15にサイズ的に近いのは175/80R15、205/70R15、195/70R15あたり

     

    ほんとうなら順正サイズが良いのですが、中古の程度の良さそうな2本組みがなかなか見つかりません。

    ヤフオクを彷徨うこと数時間、決めました175/80R15、yokohamaジオランダーAT!

     

    ジムニーではおなじみタイヤですが、空冷ビートルではどうなんでしょうか?

    とにかく9部山の2022年製ジオランダー175/80R152本を送料込み5000円でゲットしました!

     


    近所のガソリンスタンドで交換してもらいました。

    組み替え工賃1本880円でした。

     

    純正タイヤとサイズの比較をしてみます。

    外径661mmなので純正の646mmより15mm大きくなります。単純計算で7mmの車高アップ、まぁ誤差の範囲でしょうか

     

    さて、タイヤも良くなったし、変なガタガタもありません。

    この状態から、ショックを変えた場合、どの程度変化があるのか楽しみです。

     

    早速作業開始。

     

    左リアから始めました。

    モンローのショックを箱から出すと・・・ん???

    ショック下側のカラーが変です。

     

    とにかく純正ショックを取り外します。

    「ウエスタンジャーマニー製」でした!!
    50年間、替えられていないのでしょうか?

    それはそれでスゴイ!

    貴重な純正ショックを外し、モンローのリアショックを取り付けて見ます。

     

     

    明らかにカラーが長すぎてボルトが締められません。。。

     

    おかしいなぁ、空冷ビートルタイプ1、72~79用を買ったのに「ぶつぶつぶつ・・・」

     

    仕方ないので、油圧プレスでモンローのカラーを抜いて、純正についていたカラーに打ち替えました。

     

    これを左右、結構めんどくさいです。

    それ以外はリアはすんなりと取り付け完了。

    今度は、フロントです

    まずは左前・・

    フロント側は、モンローショックには問題はなかったのですが、元付いていたショックが問題です。

    アッパー側のボルトが固着して、ショックの軸と共まわりしてまったくボルトが回せません

    がんばって回しますが、どうにもならないので、グラインダーで頭を飛ばしました。

    さて、これで外れると思ったら大間違いです。

    フロントショックは外れましたが、下軸のカラーがショックの取り付け軸に固着してどうやっても取れません・・・

     

    結局、軸を痛めないようにグラインダーで削っていって、最後はマイナスドライバーでこじってとりました。

     

    メイドインブラジルでした。

     

    フロントショックを取り付けます。

    右側は、頭のボルトがすんなりと回り、お尻のカラーもスポンと取れました。

    素直に新しいショックに取り替えて作業完了です。

    10分で終わると思っていた作業、1時間以上かかりました。

     

     

    さて、期待のインプレッションです。

    乗り心地はどうか割ったでしょうか!!!

     

     

    う~~ん、

     

    あまり変わらない??

     

    ローダウンして、リアショックのストローク量が少なくなっていることもありますが、期待していたほど乗り心地は変わりませんでした

    道路の轍でのガタガタはほぼなくなった用にも思いますが、段差等ではまあまあ突き上げ感があります。

     

    全体としては、まぁ、なんとなく良くなった ・・かな?

    程度となりました。。。

    まぁ。ローダウンしている車なので、乗り心地はこんな物でしょうか~

     

  • by
  • SNSでもご購読できます。

    ad

    コメントを残す