コマずらしでロワード(ローダウン)ビートルの乗り心地を改善 その2
リアのコマずらしにより、60mm位のローダウンをした4号車ビートルですが、以前にも書いたとおり乗り心地が最低です。
何とか良くしようと以前行った対策が純正のショックからショートストロークショックへの交換、そしてバンプラバーを1/2にカットすることでした。
そして、乗り心地が変わったか・・・・・
結果としては、ちょっと良くなった感じです。
これまではマンホールの蓋を踏んでもガタガタしていた物が、その程度はいなすようになりました
しかし、ちょっと深めの轍や、ちょっとした道の段差では「ガコン」と突き上げが来ます。
う~~~~む
ということで、まずはバンプストッパーの金具そのものを外して見ました。
試乗してみます。
変わらない・・・orz
相変わらずの乗り心地の悪さ・・・・
そんな中、目にと見込んできたのがヤフオク出品中の中古のスプリングプレートです
「何じゃこれ、切ってある!」
なるほど、空冷ビートルのリアサスペンションはトーションバーという棒がひねることでサスペンションの役割をしていますが、トーションバーの先に付いているスプリングプレートが上下に動きショックを吸収します。
このストローク量がたりなくて突き上げてしまうわけですが、ストローク量のたりない原因の一つとして、スプリングプレートがわずかに動いただけで上限のストッパーに接触してしまう事が原因です。
ヤフオクで見た中古のスプリングプレートは切れ込みを入れることでストッカーにあたるまでの距離を稼ぎ、ストローク量を増やす加工のようです。
なるほどその手があったか。
さらにスプリングプレートでいろいろと検索していると、乗り心地が改善しそうなパーツがごろごろと出てきました・・・・
2インチダウン専用のスプリングプレートをイーベイで買おうかともお思いましたが、現在絶賛資金ショート中なので、まずはスプリングプレートに切れ込みを入れるカスタムを試して見ることにしました。
リアをジャッキアップして、タイヤを外します。
スプリングプレートを外して加工するのが簡単ですが、外すのがかなりめんどうなので、車両に付けたままの状態で加工できるか確認します。
まずは邪魔なスプリングプレートのカバーを外します。
後ろの金具とのスペースは5mm位、これならば、付けたまま加工できそうです。
適当な位置でけがいてグラインダーでカットします。
出来ました、左右両方カットして、カバーを戻し、タイヤを付けます。
さぁ、緊張の試乗です。
家から大通りに出るまでの私道は結構路面が荒れていて、ココでの振動も悩みの種でしたが・・・
「おっと!」
今までに比べて相当マイルドになりました。
大きな段差を越えても振動はありますが突き上げ感はありません!
いいんじゃない!!!
おそらくロワード専用のスプリングプレートを使えばコマずらしをしなくても60mmダウン可能で、乗り心地はさらに良くなるのではと思われますが、まずはこの仕様で何とかなりそうです。。
後は貯金かなぁ~~
なんせ、空冷ビートルの情報、意外と少なく手探り状態です。。。
相談できるマイスターと知り合いにならネバネバ
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