ジムニーJA11のEGRパイプを移設した。
EGRパイプは排ガスの一部を取り出し再び吸気側に送ってやることで排ガス中の窒素酸化物の低減を図る装置な訳ですが、長いこと車に乗っていると、ほぼ詰まります。
うちの平成5年式のJA11なんて100%すすで詰まっていることは間違いないでしょう。
実際JA22ではEGRパイプは廃止されているので、たいした効果は認められなかったのではないでしょうか。
しかしです、EGRパイプを撤去してしまうとJA11は車検に通りません。。。
タービンをVZ9からHT-06に変更した際に、エキマニをワゴンR MC11 のものに変更しました。
タービンの移設は何とか完了しましたが、残されていた問題にこのEGRパイプがあります。
JA11のエキマニにはEGRパイプをつなぐための穴が空いていますがMC11のエキマニにはこの穴がありません。
ドリルで穴を開けてタップを切ろうかとも考えましたが、用意していたパーツをよくよく眺めていたところ、一ヶ所有りました!
良さそうな穴が!
HT-06へのコンバートにあたり、タービンアウトレットをJA11のものからJA22のものに変更しています。
このJA22の順正タービンアウトレットにはO2センサーを取り付けるための穴が空いているのです。
ここだ!
と言うことで早速準備開始。
とはいえぽん付けは出来ません。
タービンアウトレットの穴はM18,1.5ピッチ、一方EGRパイプのフレアナットはM16,1.5ピッチです。
そこでamazonにてM18,1.5のセンサー取り付け用ボルトとM16,1.5ピッチの溶接ホースを固定するためのナットを購入。
溶接でくっつけました。
さらに純正のEGRパイプを半分に切断し、内径10mmの金属パイプで延長し接合部を溶接で塞ぎました。
タービンアウトレット側が90度以上曲がっているので力尽くでまげて角度を調整しています。
接続してみたところ、きっちりとはまりました。
これで無事車検対応です。
ちなみにインプレッションはもちろんなしです。
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