ja11ジムニー ラジエーターの電動ファン化、汎用センサー取り付け編

           

    ja11の電動ファン化の続報です。

    ja11はカップリングファンが採用されています。
    エンジンがラジエーターの冷却作業も負担しているので、この仕事をモーターに分担してやると、若干のパワーアップを図ることができます。

    これを実現するべく、電動化のあと、ワゴンRのサーモカバーとサーモスイッチセンサーを流用し、ファンのコントロールを実装しようとしましたが何故かスイッチが動かず(その後、ブロク読者から、センサーバー極性を間違っていたのでは?との指摘を頂きました。多分原因はそれです。)リレーをACCに接続して、エンジンON時はラジエーターファンが常時回転仕様となっています。

    これでもさほど問題はなかったのですが、Amazonでよさげな物を見つけたのでこれで制御してみることにしました。
    DSC_0109

    入手したブツはサーモスイッチ(1,980円)です。

    もともと味噌の温度管理や熱帯魚や亀の温度管理に使うセンサーのようですが、検索してみるとチラホラとラジエーターの制御に使っている方もいるようです。

    注文後2日ほどで到着しました。
    説明書はこれです。
    ・・・オール中国語です。。。
    DSC_0111

    しかし、検索すると、センサーの使い方の解説は一杯出てきました。

    接続端子は「12V」「GND」「K0」「K1」の4個です。
    どうやら12Vはセンサーへの電源供給用、GNDはそのマイナスです。
    K0とK1はリレーになります。

    DSC_0114
    もともとACCのオンオフでファンを動かしていたので、水温が80度になったらACCの信号がリレーに届くようにACCとリレーの間にセンサーを噛まし、ACCからK0→K1→リレーという風につないでやります。

    ちなみにセンサーにはモードがいろいろあって、80度以上でオンとか、オフとか、60~80度の間でオンとかいろいろ設定可能です。

    今回の場合、「P0のC」というモードだと設定温度以上で通電という設定になるようです。

    基板むき出しというわけにはいかないので、ダイソーでサイズ的にちょうどいい物を探してみました、後で見ると同じくこのセンサーでラジエーターファンを操作している方が同じケースをゲットしていました。
    DSC_0118

    ダイソーでちょうどいいサイズのケースを探すとどうやらこれしか無いようです。

    12Vに差し込む電源はバッテリーから直接引いてきて、GNDからアースに流します。

    悩んだのはセンサーの取り付け位置ですが、丸形ギボシをセンサーにハンダ付けしてサーモキャップのボルトに固定してみました。
    DSC_0120

    DSC_0124

    早速テストです。
    DSC_0119

    エンジンon、まだファンは動きません。

    しばらくまちます。

    センサーには現在の感知温度が表示されます。
    ファンが回り出す設定温度は80度にしてみました。

    50度・・
    60度・・

    なかなか温度が上がりません。

    おかしいなと思い、車内の水温計を見ると!100度!

    やばい!
    1度エンジンを切って、回転開始温度を60度に設定します。

    もういちどエンジンstart!
    DSC_0122

    今度は60度に達したとき、無事にファンが回り出しました。

    一安心です。

    どうやらサーモキャップに付けたセンサーでは、ダイレクトに水につけているセンサーほど正確には温度を検出できないようです。

    取りあえず60度にセットして、最終的にどこに付けるかは今後の課題としました。

    このセンサーのいいところは、ACC-ONでファンが回転のため、エンジンを切ると、センサーが何度でもファンのストップできることでしょうか、さらになんと言っても安いです。
    ワゴンRのセンサー流用の半額で制御可能、信頼性は・・・・ですが。

  • by
  • SNSでもご購読できます。

    ad

    コメント

      コメントを残す