ja11ジムニー ラジエーターの電動ファン化、汎用センサー取り付け編
ja11の電動ファン化の続報です。
ja11はカップリングファンが採用されています。
エンジンがラジエーターの冷却作業も負担しているので、この仕事をモーターに分担してやると、若干のパワーアップを図ることができます。
これを実現するべく、電動化のあと、ワゴンRのサーモカバーとサーモスイッチセンサーを流用し、ファンのコントロールを実装しようとしましたが何故かスイッチが動かず(その後、ブロク読者から、センサーバー極性を間違っていたのでは?との指摘を頂きました。多分原因はそれです。)リレーをACCに接続して、エンジンON時はラジエーターファンが常時回転仕様となっています。
これでもさほど問題はなかったのですが、Amazonでよさげな物を見つけたのでこれで制御してみることにしました。
入手したブツはサーモスイッチ(1,980円)です。
もともと味噌の温度管理や熱帯魚や亀の温度管理に使うセンサーのようですが、検索してみるとチラホラとラジエーターの制御に使っている方もいるようです。
注文後2日ほどで到着しました。
説明書はこれです。
・・・オール中国語です。。。
しかし、検索すると、センサーの使い方の解説は一杯出てきました。
接続端子は「12V」「GND」「K0」「K1」の4個です。
どうやら12Vはセンサーへの電源供給用、GNDはそのマイナスです。
K0とK1はリレーになります。
もともとACCのオンオフでファンを動かしていたので、水温が80度になったらACCの信号がリレーに届くようにACCとリレーの間にセンサーを噛まし、ACCからK0→K1→リレーという風につないでやります。
ちなみにセンサーにはモードがいろいろあって、80度以上でオンとか、オフとか、60~80度の間でオンとかいろいろ設定可能です。
今回の場合、「P0のC」というモードだと設定温度以上で通電という設定になるようです。
基板むき出しというわけにはいかないので、ダイソーでサイズ的にちょうどいい物を探してみました、後で見ると同じくこのセンサーでラジエーターファンを操作している方が同じケースをゲットしていました。
ダイソーでちょうどいいサイズのケースを探すとどうやらこれしか無いようです。
12Vに差し込む電源はバッテリーから直接引いてきて、GNDからアースに流します。
悩んだのはセンサーの取り付け位置ですが、丸形ギボシをセンサーにハンダ付けしてサーモキャップのボルトに固定してみました。
エンジンon、まだファンは動きません。
しばらくまちます。
センサーには現在の感知温度が表示されます。
ファンが回り出す設定温度は80度にしてみました。
50度・・
60度・・
なかなか温度が上がりません。
おかしいなと思い、車内の水温計を見ると!100度!
やばい!
1度エンジンを切って、回転開始温度を60度に設定します。
今度は60度に達したとき、無事にファンが回り出しました。
一安心です。
どうやらサーモキャップに付けたセンサーでは、ダイレクトに水につけているセンサーほど正確には温度を検出できないようです。
取りあえず60度にセットして、最終的にどこに付けるかは今後の課題としました。
このセンサーのいいところは、ACC-ONでファンが回転のため、エンジンを切ると、センサーが何度でもファンのストップできることでしょうか、さらになんと言っても安いです。
ワゴンRのセンサー流用の半額で制御可能、信頼性は・・・・ですが。
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