JA11オルタネーター故障、充電しない!!

           

    前回オルタネーターの記事をアップしてから1ヶ月が経ちますが、実は未だ問題を解決出来ずにいます。
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    一度目のリビルドオルタネーター交換後、一向に発電されずオルタネーターの不具合という結論で、オルタ購入先のショップで再度新品にに交換してもらいました。

    2度目のリビルドオルタネーター交換直後、正常な発電を確認し、修理完了したと思われました。

    しかし、作業完了一週間後・・・またしてもバッテリー上がりが発生!!

    試しにエンジン起動後にバッテリーのマイナスを外すと「プッス~」とエンジンは止まってしまいます。

    「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

    症状としては

    1,リビルトバッテリーを2度交換
    2,オルタネータからバッテリーに充電されていない。
    3,3~4日でバッテリーが上がる
    4,バッテリーを変えると正常にエンジンは始動
    5,バッテリーのマイナスを外すとエンジン停止
    6,エンジンを吹かしても電圧に変化がない
    7,バッテリーの警告等は点灯しない
    8,オルタネーターベルトの鳴きも無し

    もうオルタネーターが原因とは考えにくいようです。

    そこで「発電はしているが、発電量を上回る電気がどこかで消費されているのでは?」

    所謂漏電を疑います。

    兎に角わが、JA11は今ごちゃごちゃと電装品を付けているので、漏電の可能性は十分にあります。

    フル充電のバッテリーをつなぎ、電圧を測ると12V、エンジンオンで電圧を測っても変化無しの12Vです。

    正常な場合、エンジンON時の電圧計の値は13~14V程度なので明らかに異常値です。

    漏電の手がかりを探るため、エンジンONの状態で、電圧計を確認しながらヒューズボックスのヒューズを1個ずつつ抜いては電圧を確認します。

    すべてのヒューズを抜いてチェックを行いましたが、まったく電圧の変化はありませんでした???

    もうこうなるとかなりお手上げです。
    と言うことで今度は実力行使、取りあえず外せる後付けの電装品を根こそぎ外してゆきます。

    フォグに追加メーター、ウインチ・・・・

    残った後付けは電動ファン程度までばらばらにしてみました。

    そしてエンジンON!

    電圧計の値は・・・・・・・・・・・・・・変化無し、どんどん落ちて11Vを著るくらいになっています。

    このテスト、1日では出来ませんでした。

    週末を待つ間、通勤のため、よるバッテリーを外しチャージ、朝ボンネットを開けてバッテリーをつなぐ、日産リーフか内のJA11かと言うくらいの電気自動車感一杯です。

    「漏電ではなさそう・・・」

    そして、もう一つの仮説にたどり着きます。

    「オルタネーターベルト、滑ってんじゃね?」

    オルタネーターのベルトが劣化して滑り、発電量が十分じゃないのではないか?

    と言う仮説の元、ネットを検索してみると、あるはあるは!!

    スズキの古いエンジンではオルタネーターベルトが滑るのは定番の不具合で、対策品もあるとのこと・・・・・

    「な~~んだ、こんな単純なことか!」

    早速パーツを注文します。

    純正では「ベルトオルタネーター」「17521-71520」 620円(ネット情報)
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    ついでにエアコンのブイベルトも交換します。
    「95141-55C10」 2,500円(ネット情報)

    ベルトオルタネータはお安いですが、ブイベルトは結構なお値段なので楽天で社外品を購入しました。
    「MPMF1300T+4PK855L ジムニーJA11V/JA12V・W (F6A/2バルブターボ)92/06~ファン・A/C(P/S兼)ベルト2本セット スズキ」

     

    ベルト2本セットで1,388円(送料540円)とかなりお買い得です。

    数日後ベルトがやってきました。

    ベルトオルタネーター新旧を比較すると、新ベルトは内側が波状になっており、いかにも滑らなそうです。

    「これでばっちりだろうなぁ~」

    ベルトを見るともう滑る気はしない感じです。

    早速、交換します。

    エアコンのコンプレッサーを緩め、オルタネーターを緩めると両方のベルトを外すことが出来ます。

    マニュアルを見ると、ベルトの張りの数値も記載されていますが、そんな計測器はないので、精一杯ベルトを張った状態で、コンプレッサーとオルタネーターを締め付けます。

    「出来た!!」

    これで直ったに違いない!!!

    早速エンジンON!!!

    電圧は・・・・「11V !!!orz」

    何故じゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    交換が終了したベルトを観察しても、滑っている様子はありません。

    振り出しに戻ってしまいました。手詰まり感が漂います。

    1度原点に戻ってみよう。
    もしかしたら2個目のオルタも壊れたのかも・・・・

    まさかまた返品交換してもらうわけにも行かないので、もともとついていた純正のオルタネーターで何とかならないか検証を行います。

    「純正オルタネーター」のブラシが減って発電しなくなった可能性から、純正オルタのブラシをチェックです。

    オルタの4箇所のボルトを外し、左右のボルトアンカーをハンマーでコンコンとたたいていくと、2個に分離します。

    おしり側を除いたところ、オルタのブラシは2個ともまだまだ使えそうな状態です。

    23万キロも走っていて、こんなにへらないもの?と思うくらいブラシはばっちりでした。
    dsc_0011

    dsc_0010

    組み直すには、ブラシを6角レンチなどで押し込んで、オルタ後ろに開いている穴に細い棒(釘や6角レンチなど)を突っ込んでブラシをロックします。

    オルタを合体させた後、棒を抜いてボルトを4箇所締め付けて完成。

    見たところ、この純正オルタも壊れていなさそうな雰囲気がぷんぷんします。

    そこで、リビルドオルタを外し、再再再度純正オルタを装着します。

    エンジンオン!!!

    電圧は・・・・・「11V   orz」

    「もうギブアップ、あえなく車屋さんに入院することとなりました。」

    我が町から40KMはなれたヒカリオートまで、回送します。
    電気自動車状態なので、昨夜からバッテリー2個フル充電で向かいます。

    所要時間約1時間、1個目のバッテリーで無事到着。

    途中途中、TELで症状を伝えて相談していたため、状況は把握していただいています。

    到着後、あらためて説明。

    「う~ん、なんだろうね~、もしかすると長期入院になるかも!」
    とお言葉を頂きました。

    さて、どうなる!俺のジムニ-!復活するか?!

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