ja11 ジムニーにHKSのEVCをとりつけ

ジムニーのようなターボ車の利点は、ブーストを簡単にあげられること。

お手軽な設定で、ノーマルとは違うエキサイティングな仕様に簡単に変更可能です。

ブーストアップについて

ジムニーの場合、その最たるものが「スプリングをつかったアクチュエーターの強化」でしょう。

ホームセンターで売ってるスプリングと金具で、アクチュエーターウエストゲートの弁を引っ張ることで簡単にブーストアップができます。

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1号車&2号車ともにスプリングアクチュエーターを使って、標準の0.6くらいから少しブーストアップして0.8くらいにセッティングしていました。

 

スプリングチューンはジムニーチューニングの中でも、最もコストパフォーマンスの高い改造で、数百円の投資で明らかに走りが変わります。

 

しかし、メリットがあればデメリットもあるのが常です。

 

JA11の場合、ブースト圧が0.9でブーストリミッターカットが入ります。

 

リミッターが働くと、1気筒分のインジャクターからの噴射がカットされて「がっくん」といやな振動が発生します。

 

これが何度も続くとエンジンにダメージを与えてしまいそうです。

 

スプリングチューニングの場合、立ち上がりを早くするために強めに引っ張ると、エンジンがふけ上がる前にブースト圧が0.9をオーバーしてしまいブーストリミッターが動いてしまします。

弱めのセッティングでは、立ち上がりが遅れ、おいしい領域が今ひとつ長続きしません。

 

この絶妙な引っ張り具合を調整するわけですが、何度もブーストリミッターを効かせるのは気持ちのいいものではありません・・・・

HKS EVC3の取り付け

セッティングに迷っていましたが、近所のアップガレージで「未チェック、HKS EVC3」がお買い得価格で売られていたので、EVCを試してみることにしました。

HKS EVC3とは「ブーストコントローラー」と言われるメカの一つで、HKSの他にアペックスやトラストなど数社から発売されています。

なかでもHKSのEVCシリーズは評判が良いようです。

さて、購入したEVC3ですが、1997年発売とのことですでにかなりの年期ものです。
当時の販売価格は64,800円と結構なお値段だったようです。

ちなみに最新型の「EVC6-IR 2.4」は65,000円、2014年発売です。

廉価版もありますね~

基本的にはステッピングモーターで制御されたブーコンで、時代とともに、設定可能な領域がどんどん広がっているようです。

 

ただ、どんどんマニアックになって言っている分、設定も難しくなっているようで、ジムニーならばEVC3でも十分そうです。

 

前置きが長くなりましたが取り付けてみます。

 

関連情報:ジムニーのタービン修理編 不具合の原因判明・さらに予想外の不具合発覚!

 

ブーストセンサー部は、サージタンクのパイプを三つ叉にして割り込ませます。

すでにブースト計がついているので、配管がごちゃついています・・・・

ハーネスは右奥の穴から室内に引き込みました。

本体部分にはカプラーが3個ついています。

一番大きなカプラーはハーネスとつながります。

赤と黒のカプラーは電源です。

赤がACC,黒がアースにつながります。

4本の線があるカプラーは用途不明ですが、調べたところ、使わなくても問題ないとのことでした。

配管&配線完了。

キーONで電源がつきました。

よかった、壊れてはないようです。

 

EVS3のセッティング

まずは基本設定、本体裏に「SW←→PO」と言うスイッチがあります。
SWはスイングバルブ式、アクチュエーター付き車両、 POはポペットバルブ式、JA11の場合はSWです。

https://www.hks-power.co.jp/aftersupport/faq/images/evc/pdf/evc3_manual.pdf

マニュアルを見ながら、まずは本体を初期化します。

次に平常時のブースト圧を入力、今回は0.65としました。

次に0.65に0.2を足した数値 0.85を入力します。

次に過給圧コントロールモードの設定、EVC3の場合、HIGHモードとLOWモードの2モードに切り替えが可能で、それぞれ設定します。

今回はHIを0.85 LOWを0.65としてみました。

それでは緊張の試乗です。

ぐっとアクセルを踏み込みますが。これまでのスプリングチューンの出だしと変わりません。(まだ、スプリングも付けたままです。)

そのままhighモードでアクセルを踏み込むと、程なく「がったん」とブーストリミッターが作動しました・・・・・・

ブースト圧0.9オーバーです。

「う~~~~~ん」

今度はアクチュエーターのスプリングを外してテストします。

再び同じ直線でテスト。

今度はうまいこと0.85前後でとどまっているかな~~~と思ったら、やはり4速当たりでブーストリミッター始動・・・・

HIモードのブースト圧を0.8に変更して再再度テスト。

今度は0.85当たりを上限になんとなく制御出来ている感じもしますが、不安定です。

ただ、出だしの加速はスプリングチューンの時の方が良かった気も・・・

その後オフセット設定モードで微調整を行います。

ようやく踏んでもリミッターが効かない感じになってきました?

当面これで様子を見てみようかな~

しかし、こうなるとやはりブーストリミッターカットがしたい!!!

「限界くん2」を付けるか、スポーツコンピューターを付けるか、、

そういえば、ヤフオク!で25,800円でROM書き換えのスポーツコンピュータがでてた・・・・

どんどん深みにはまってゆく~~~~~

コメント

      1. 情報ありがとうございます
        いつか、お会い出来るといいですね(^▽^)/
        現在、私は白煙対策で頭をかかえております・・・

        1. おやぢ さん

          今度12月10日(日) ヒカリオートレーシングチームの面々で赤穂に行く予定です!
          いかがですか?

          白煙は大変ですねー
          原因見つけるのが複雑です。

          1号車のとき、圧力センサーの不具合でめちゃめちゃ白煙が出たことがありました
          ここかい!って感じでした

          1. いきなりの赤穂デビューは・・・遠慮しておきます(笑
            どっかの河原ぐらいでお手柔らかにお願いします(^▽^)/
            白煙は、多分バルブシールだと思うんですが
            どうやって交換しようか思案中です
            今は、WAKOのEPSを入れて様子見です

          2. おやぢさん
            バルブシールはやっかいですね(汗
            これを機にオーバーハールいかがですか!

            赤穂、以外といけますよ(^^;)

            僕の場合、初めての山が赤穂で(中村社長にだまされた~~)
            プロペラシャフトが抜けるわ、リーフは折れるわ、リーフの付けは変形するわで大惨事でしたが・・・・・orz

          3. いまだに、オープンデフなのでお手柔らかに(笑
            せめて、リアくらいはLSDを入れようかなと画策中です
            あと、ボディリフトも(^▽^)/
            質問なんですが、リフト後のリアバンパーって
            下げて(フレーム基準)で付けるしかないんでしょうか?

          4. おやぢ さん

            了解です((`・ω・́)ゝ ビシッ

            ボディーリフト時のリアバンパー!とは鋭い!

            僕のリフト後、バンパー付けようとして初めて字付きました。

            社外のフレームを上下から挟み込むタイプのバンパーの場合、ボディーリフトブロック下の純正位置にしか取り付けることが出来ません。

            ボディーリフト用のバンパーならOK、あとは元の金具を加工して、金具下部分をリフト量だけ延長するしかないようです。

          5. やっぱ、そうなりますよね・・・・
            現在、ワイルドグースさんのヒッチバンパーを付けてるので
            強度を考えるとフレームですね・・・(でも、見た目が・・・)
            思案六法ですな・・・・・

          6. やっぱ、そうなりますよね(^▽^)/
            現在、ワイルドグースさんのヒッチバンパーを付けてるんで・・・
            強度的にはフレーム位置ですね・・・・(でも、見た目は・・・・)
            思案六法ですな・・・・

          7. お~
            ピッチバンパーと言うことは、牽引もされるのですね!(^^)!

            ボディーリフトして、バンパーが純正位置だと、なんとなく尻下がりになるので、気にし出すと・・・です。

            さらに、現在2号車はそうなってますが、ボディーとバンパーの間が開いて、元々のバンパー位置のへこみが気になる上にッサビまで見えたり・・・

          8. 牽引まではしませんが、ヒッチカーゴで積載量の確保です(笑
            溶接で上に取り付け(強度に不安)
            フレーム位置に取り付け(美的に不満ww)
            いっそのこと、リフト用バンパー&ヒッチメンバー(費用が・・・)
            って、感じですね・・・・・・・

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