JA11 ジムニー 2号車 走行会で露呈した弱点とは

           

     

    突如発生したエンジンからのオイル漏れも簡単な修理で事なきを得ました。

    ようやく本日のメインイベントのトライアルの練習です。

    トライアルの簡単なルールを解説

    でこぼこの地形の上に、ビニールテープで作られたコースを設置し、3分以内に入り口から出口まで向かいます。

    各コース毎に持ち点は10点で、減点方式で争われます。

    途中、テープやポールに車両が触れてしまうとマイナス10点で一発退場です。

    また、車両内のものが外に落ちたり、ミスコースしてもマイナス10点となります。

    曲がりきれず、バックするとマイナス1点

    その場に停止して、5カウント(約10秒)停止したままだとマイナス5点となります。

    つまり、トライアルで勝つためにはテープに触らずに、時間以内に、いかにバックせずにゴールまでたどり着くかがポイントとなります。

    ここで重要なテクニックが「アクセスターン」と「バックターン」です。

    登りでフロントタイヤを軸に車両を回転させるテクニックがアクセルターン、下り坂で前輪を軸に車両を回転させるテクニックがバックターンになります。

    通常アクセルターンやバックターンをするには、後輪がロックされている方が車両が良く言うことを聞いてくれます。

    こんなのです

    アクセルターンのやり方

    LSDやデフロック、エアロッカーなどで後輪のデフをロックし、両方のタイヤが同時に同方向に回る状態にします。

    トランスファーを2駆にします。
    ※ジムニーでアクセルターンをする場合、2LOW加工がされている方がずっと有利になります。

    JA11の通常のトランスファーのパターンは
    「2HI→4HI→ニュートラル→4LO」となります。

    2LO加工とは、上記パターン加えて、トランスファーで「2駆なのにLOWギアが使えるように加工されたトランスファーのことです。

    2本レバー方式と1本レバー方式があります。
    2号車は2本レバーの2LO加工がされています。

    停止状態から曲がりたい方向にステアリングを目一杯切って、1速に入れて、ヒールアンドトゥー(ブレーキを踏みながらアクセルを踏む)しながら思い切ってクラッチをつなぎます。

    そうするとあら不思議、車両は前輪を軸にして後輪だけが回転しながら回ってくれます。

    バックターンの場合、下り坂で車両を停止、2LOW状態で、ステアリングを曲がりたい方向と逆方向に切って、バックに入れてヒールアンドトゥーでクラッチをつなぎます

    するとあら不思議・・・・・

    と、文字で書くのは簡単ですが、きれいに回るためにはかなり練習が必要です。

    で、2号車の話に戻ってくるのですが、この日も懸命にアクセルターンの練習をします。

    しかし、なんとも決まりません・・・・・・

    じつは、原因はわかっているのです。。。。。。

    そうです、リアのLSDの効きが悪いのですorz (その前に腕がヘボ!)

    2号車に装着のJA11純正LSD、クロカンステージは特に不満を感じたことはなく、いい感じできいてくれますが、停止状態で、リアタイヤのどちらか一方に荷重がかかっている場合、勢いよく回しても、今ひとつ軸をロックしてくれません。

    「う~~~~~~~~~~~ん」

    その日の走行会はほどなく終了、大きな宿題となりました。

    とりあえず脳内計画

    JA11純正LSDは機械式などで、シム増しなどでイニシャルトルクをあげることは出来ますが、すでに純正のシムが販売終了しているようです。

    選択肢は次の5個です。

    1,鉄板を切ってシムを自作してLSDをオーバーホール


    写真はトヨタ社外LSDのシム

    2,ヤフオク!で中古の社外LSDをゲット(もしくは新品社外LSD)

    3,エアロッカーに仕様変更

     

    4,ロックライトに仕様変更

    5,溶接デフロック(もしくはデフ玉)に仕様変更


    1番、たまにWEBでやってる人を見ますが、カンカンを切ったシムではLSD内ですぐにボロボロになりそうな気がします。コスト的には魅力ですが、耐久性の面で今ひとつです。

    2番は順当ですがなかなか出物が出てきません。さらに中古の場合、せっかく社外品をゲットしても、すでにへたっている可能性も十分にあります。
    新品LSDも「KAAZ」とかなら77,000円くらいからあります。
    サイドベアリングが別途必要なので、2個で6千円くらい、送料込みで90,000円くらいかかりそうです。

    3番のエアロッカー、モーターファームで注文すると85,000円くらい、さらに13,000円出してデフキャリを送ると組み込みまでやってくれるようです。
    しかし、コンプレッサーが別途必要で、こちらが20,000円、さらに現在予備のデフキャリを持っていないので、ヤフオク!でゲットすると約1万円

    総額でざっと13万円くらいかかりそうです。

    一方チャイナ製のエアロッカーならば、中国から個人輸入するという手段もあります。

    価格を確認したところRD208だと、コンプレッサーとセットで495ドル、日本までの送料が65ドル(値切る前価格)、ざっと6万円、サイドベアリングが6,000円で合計66,000円

    しかし、取り付けには大いに問題があります。

    4番のロックライトもありで、お買い得なEBAYで買って日本まで送ってもらった場合、最安値の出品は18,551円+送料 4,249円 で22,800円、純正デフが必要なので、ヤフオク!で約1万円、33,000円くらいで出来そうです。

    5番の溶接デフロックはお安いですが、普段の生活とタイヤに厳しそうなので今回は却下です。

    一番欲しいのはやはりエアロッカー

    現在の純正LSDはうっぱらえばおそらく3万~5万くらいは値段がつくはずです。

    近々、、デバイスどれかにします・・・

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