真夏のディチューン

           

    改造というのは、より高性能を求めて行う以外にもあります。というかありました・・・・

     

    今回は、フロントLSDを撤去します。

    何故か!

    現在「チャイナカップトライアル」に挑戦中ですが、今年からレギュレーションが一部変更となり、フロントにデバイスがついている場合は各セクション毎に「マイナス1点」が自動加算となります。

    全部で6セクあるので、何もしなくても「マイナス6点・・・・・」

     

    エントリーした瞬間に「マイナス6点・・・・・・・」

     

    6セク、すべてノーミスクリアしても(あり得ないけどorz)「マイナス6点・・・・・・・」

     

    ちなみに、前回のチャイナカップ第2戦、このカルマを背負った選手は私ただ1人でした・・・

     

    まぁ、もともと、フロントデバイスを入れている車両は少数派なうえに、入っていても「エアロッカー」です。

    「エアロッカー」ならば「スイッチ入れません!」と宣言するだけで「マイナス6点」は回避できますが、LSDではそうはいきません・

     

    「そもそも、小さく回転するときなんかは、オープンデフの方が有利なのに・・・ブツブツ・・・・」

     

    さて、気を取り直して作業ですが、まずはオープンフロントデフを手に入れなければなりません。

    2号車にもともとついていたデフはとっくにウッパラっています。

    安いのないかな~と探していたヤフオク!で遂に出物を発見!

    「スズキジムニーJA11フロントデフ実動を分解途中整理処分デフロックエアーロッカーなどに!」 1000円スタート

    何故分解したの・・・・?

    という突っ込みを自分で入れながら取りあえず入札します。

    写真を見ると、確かに分解中、不安は「パーツが全てそろっているか」ですが、写真を見る限りでは大丈夫そうです。。(というか、ピニオンギアとか多くない?)

    その後、誰かが入札 1100円・・・

    ギリギリまで待ちます。

    のこり1時間で再入札。1200円です。

    そして・・・・・無事落札!

    激安の1200円でフロントデフをゲットしました!

    組み付けを嫌がる層が入札を避けたのでしょう。。ばらしていてくれてありがとう!!!

    数日後、やってきました。オープンデフ。

    組み付けます。

    リングギアの締め付けトルクの管理に、バックラッシュ調節と、最近結構やってるので問題無く進みます。

    完成、パーツもそろってました。

    こんどは、LSDの摘出です(めんどくさい・・)

    性能的にはディチューンになるので、今ひとつ気が進みません(めんどくさい・・)

    とはいえ、「マイナス6点・・・」(めんどくさい・・)

    一念発起して、ジャッキアップ。

    フロントタイヤを両方浮かして、タイヤをはずします。

    手順はこんな感じ

    1,フロントデフキャリアからオイルを抜く
    2,プロペラシャフトをはずす

    3,ジャッキアップ
    4,タイヤをはずす
    5,ワイドとレッドスペーサーをはずす
    6,フリーホイールハブのキャップ部分をはずす。
    7,ドライブシャフトの頭についてるCリングをはずす
    8,ブレーキキャリパーをはずす。
    9,ブレーキディスクをはずす
    10,バクプレートの4本のボルトを
    11,バックプレートをはずす
    12,ドライブシャフトを抜き取る

    上記を左右(×2)

    13,デフキャリアをはずす。

    (あまりの暑さに、細かく写真を撮る元気がありませんでした・・・写真は作業風景スナップ)

    あとは、この逆です。

    途中、デフキャリアの取り付とバックプレート取り付けの時に、液体パッキンを塗り塗りします。

    所要時間は4時間くらい(めんどくさい・・・)

     

    途中、あまりの暑さに気を失いかけます(笑

    そしてようやく、オープンデフに戻りました。

    ようやくこれで0点スタートできますorz

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