JA11ジムニーをDIYでメタリックブルーに全塗装

           

    全塗装することにしました。

    どんな色にしようかいろいろと悩みました。

    「キネティックイエロー」もいいな~、遠くからJB64が来たと思って近づいたらJA11だった的なボケも楽しそうです。

    色を探したところ、「キネティックイエロー(に近い色)が気軽に売られておらず。あえなく断念。

    何色にしようかその後もかなり悩みました。

    新型ジムニーのカタログにも2種類の色調コンセプトが出てきますが、まさにそれで「派手な色」か「アースカラー」の二択です。

    身近には割とアースカラーが多く、薄青や国防色などをはけ塗りしたもの、(圧倒的に多いのは白と黒ですが)

    派手な色では真っ青やメタリックレッドのJA11もいます。

     

    色の決定

    散々悩んだ結果、色はメタリックブルーに決定!

    「やっぱり競技車両は派手に行こう!」

    4~5年前スーパースージーで見たゲリラトライアル出場中の福井新選手のブルメタの車両が超かっこよかったので、これに決定しました。

    ブルーメタリックなのではけ塗りはNGとなります。

    塗料の注文は、FRPの時にも利用したホートクに注文しました。

    注文したらすぐに届くのでお気に入りです。


    [品 番]
    [商品名] 関西ペイントPG80 ダークブルーメタリック極粗目2kgセット(シンナー/硬化剤/道具付) 自動車用ウレタン塗料 2液 カンペ ウレタン 塗料

    [価 格] 4,050 円
    [数 量] 1
    [金 額] 4,050 円

    [品 番] rr-510cler-1kgset
    [商品名] 関西ペイント レタン PG エコ RR 510 クリヤー 1kg セット / 5:1 / ウレタン塗料 2液 カンペ ウレタン 塗料 クリアー

    [価 格] 2,700 円
    [数 量] 1
    [金 額] 2,700 円

    ジムニー幌一台オールペンするには、最低でもカラー2kg(シンナー含み)、clear1キロが必要となるようです。

     

    スプレーガン購入

    今回は吹き付け塗装となるので、「スプレーガン」が必要です。

    本来ならば、コンプレッサーを利用したスプレーガンが理想的ですが、その設備はないのでお手軽な電動スプレーガンを購入しました。


    [商品名]  AP HVLP 電動スプレーガン【塗装ガン 塗装吹付】【オールペイント 電源100V 全塗装 オルペン】【アストロプロダクツ】
    [商品番号] 2005000005251
    [数量]   1
    [価格]   6,696円


    電動スプレーガンと塗料、合計で13446円、業者にオールペンを頼むことと比較すると激安です。

    ちなみに、1号車の時、市販の「つや消しブラック」で全塗装しましたが、その時は激安でしたが・・・今回はもう少し本格的に塗装してみる予定です。

     

    全塗装準備

    いよいよ作戦決行日、天気予報では取りあえず土日は晴れの土曜日です。

    朝7時頃から作業に取りかかります。

    と言うのも、あす日曜日は「チャイナカップトライアル2018」の第3戦、なんとしても1日で仕上げて、あす、みんなに自慢しなくてはなりません。

    とにかく外せる物を片っ端から外してゆきます。

    事前にダイソーでジップロック的な口の閉じられるプリ袋を購入しており、外したネジは部位ごとに分けて保管します。(さすがに多いので、まとめとくと何が何だか分からなくなりそうで・・)

    外した物

    1,ドア
    2,リアゲート
    3,Bピラー
    4,BピターとAピラーの間の柱
    5,幌
    6,助手席
    7,リアゲートのボルト各種
    8,ボディーの幌用ホック
    9,Bピラーの幌用金具
    10,Aピラーの金具など各種
    11,フロントグリル
    12,ナンバープレート

    今回、Aピラーは外さずに塗装してみました。

    なんやかんやで、2時間くらいかかったでしょうか。
    ようやく、塗装に邪魔になりそうなものはおおかた撤去完了、つぎに足付けです。

    サンダーを使い、600番の耐水ペーパーで、ボディーやパーツ隅々までこすります。

    機械があるとさすがに効率的で30~40分くらいで足付け完了。

    つづいて、隅々まで「シリコンオフ」で脱脂します。

     

    マスキング

    脱脂も完了、マスキングに入ります。

     

    タイヤやシートは、90リットルのゴミ袋を用意していて、すっぽりとかぶせます。

    前後のバンパーにもナイロンをかぶせ、フロントガラスと、サイドウインカーをマスキングします。

    マスキング作業は、ほとんど必要なかったこともあり、すぐに完了。

    いよいよ緊張の塗装に入ります。

     

    電動スプレーガンの説明書を一読し、PG80の説明書も一読し、調合に入ります。

    塗料は「カラー:100%」+「硬化剤:10%」+「シンナ-:100~120%」で調合します。

     

    付属のカップで300MLくらいずつ混ぜ合わせてスプレーの容器に投入します。

     

    塗装開始

    そして、いきなりボディーに噴射!

     

    大きなしずくがボタボタと!!!!!!!!!

    いちど、スプレーをやめて、説明書をもう一度凝視します。

     

    どうやら噴射量が多すぎたようですorz

     

    トリガー部分にある噴射量の調節ダイアルを最小に設定、もう一度噴射します。

     

    今度は何とか、そこそこきれいにスプレーされています。

    !!塗装は、最初は目立たないところから!!(大失敗でした)

    その後も300MLづつくらい、調合してはスプレーをしていた、その時です。

     

    いよいよメタリックブルーの塗料もあと少し、調合カップに塗料を入れて、シンナーを入れてみると・・・・・ぜんぜん足りない、希釈用のシンナーの量が足りません!!!

    それもそのはず、シンナー量が100%~120%となっていたので、毎回少し多めにしていました。

    しかし購入量は塗料1キロ:シンナー1キロのセットです。

    単純に考えれば分かることですが、その時気づいたのは最悪のタイミングでした。

    やばい!シンナー無くなった!!!

    付属していたシンナーは「キシレン」という成分の物です。急いでホームセンターにシンナーを買いに行きましたが「キシレン」は売っておらず、あるのは「トルエン」ばかりです。

    「しゃーない、トルエンで試してみよう。」

    背に腹は代えられません。

    トルエンの薄め液のなるべく高いのを購入、現場に戻り、少量の塗料に混ぜてみます。

    凝固することもなく、薄まっています。

     

    なんとか使えそう・・・

     

    そのままもトルエンを規定量入れて塗装しました。

     

    塗装完了

    取りあえず、ブルーメタリックになりましたが、近くで見ると、ムラムラです。

    クリアするとましになるかな?と、気を取り直してクリアを吹きます。

    そして完成。

     

    遠目から見ると及第点、近くで見ると落第点といった感じです。

    翌日はチャイナカップ当日なので、はずしたパーツは全てはつけず、戦闘モードで挑みます。

     

    軽量化の結果は!これまでの最高順位でした!
    車両が軽い!見切りがいい!

    これからは、このモードでいこう!

    そして、チャイナ終了後、Bピラー、ドア、幌を取り付けます。

    ボディーとドアの色調が明らかに違います。

    はずして別々に塗ったのが敗因ですorz

    Oh!ブルーのジムニー 素敵です♡

    反省点

    1,最初の吹きつけは目立たないところ
    2,シリコンオフは念入りに
    3,ドアは取り付けて塗装しよう
    4,小分けで購入した塗料は、硬化剤以外は最初に混ぜとくのがおすすめ
    5,全体にまんべんなく塗るべし

     

    今後の装飾

    メタリックブルー一色では、今ひとつ地味なので、いろんなバージョンを検討中

    その1

    コーナーガードとドアをつや消しブラックにしたらこんな感じかぁ・・・

    その2

    タイムボカンバージョン これ結構いいなぁ~♪

     

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