ジムニーカスタム!冬の定番作業、アンダーコート剥がし
いつの間にやら季節は真冬の12月
個人的には寒いのは苦手で、冬はあまり好きではありません。
とはいえ、冬といえば、お鍋の季節、こたつにミカン、冬でなければ味わえない趣もあります。
そして、JA11にも冬でないとできない作業があります。
JA11の真冬の作業
アンダーコートはがしです・・
JA11のボディフロアには、金属部分の上に、6MM位の厚さのゴムのような、ウレタンのような素材でコーティングが施されています。
一説によると、騒音対策と、保温を兼ねたためのものだそうですが、改造されたジムニーにとっては保温も騒音もたいした問題ではありません。
で、ほっとけばよいかというと、そうともいえません。
アンダーコートの弊害
まず、最初の問題は重さです。
ネットで調べたところ、アンダーコートの総重量は7キロ前後と、結構な重さです。
さらに、水がアンダーコートとボディーの間に入り込み、錆が発生することがかなりの確率であるようです。
バンボディーの場合、フロア全体に、幌ボディーの場合、リア荷台部分にコートはなく、シートの下部とフロントの足下部分、センターアーチ部分がコートされています。
冒頭、冬はアンダーコート剥がしシーズンと書きましたが、夏場はアンダーコートが軟化し、接着剤も柔らかくなっているので剥がしにくく、冬場はどちらもカチカチなので、ずるむけるという話を小耳にはさみ真冬の作業となりました。
アンダーコート剥がし
フロントのアンダーコートを剥がすには、シートを外す必要があります。
2号車のシートはインプレッサのシートがスワップされていて、シートレールも自作品です。
とはいえ、ボルト4本で簡単に外れるので、(めんどくさい以外)特に難しいところは合いません。
まずは予行演習ということで、助手席側から作業を開始しました。
まずはシートを外します。
マイナスドライバーとハンマーを使い、削り取っていきます。
2~3cm位の塊で、少しずつ削ってゆきます。
たまに、でっかい塊でコートが剥がれると、なんとなくうれしくなります。
30~40分かけて作業をしたでしょうか。
大まかにコートを剥がすことができました。
しかし、細かいコートが残ったままで、マイナスドライバーで小さなカスも残さずに剥がしてゆきます。
1時間くらいでほぼ剥がすことができました。
案の定、フロアのくぼんだ部分に錆が発生していました。
さび取り剤を注入して対処します。
このあと、シリコンオフを塗布してしばらく待ちます。
すると、接着剤が溶け出してきます。
念押しでシリコンオフを吹き、ウエスで拭き取ります。
つるつるになりました!
あとは、シャシーブラックを吹いて完了!
助手席側の作業は完了しました。
続いては運転席側です。
まずは、シートを外さずに、足下のアンダーコートを、同じくマイナスドライバーとハンマーで剥がしてゆきます。
20~30分くらいで作業完了、大分なれてきました。
とはいえ、もう最後の部分、運転席下部です。
まずはシートを外します(めんどくさい)
ここで、ふっとひらめきました!!。
おもむろに、コートをハンマーでどついてゆきます。
かなり思いっきり、ドついても、フロアが凹むことはありません
ドつきます!
すると、なんということでしょう!
10cm大の大きさで、アンダーコートがバリバリと剥がれてゆくではありませんか!
所要時間は5分くらい!!!!!!
その上、小さくカスが残ることもありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最初っから、こうすればよかった!!!!
こちらも、剥がしてみると、やはり錆が発生していました。
ということで、アンダーコートを剥がす場合、一番簡単なのは、ハンマーでまんべんなくたたく!これにつきます!!!
センタートンネル上のコートもハンマーでどつくと簡単に剥がれました。
助手席同様、シリコンオフをかけて接着剤を剥離し、拭き取ってシャシコートブラックを吹いて完了
これが、アンダーコートの残骸です。
ビニール袋いっぱいのカスが出ました。
重さをはかってみます。
なんと驚きんお6.2キロ!
結構なダイエットとなりました!
塗装して完了、あとはドライバーのダイエットのみ・・