JA11ジムニー ジャダー対策 最終章

           

    またしても再発しました。

    JA11の持病のひとつ、ジャダー、別名ハンドルブルブル病です。

    この病が発病すると一般的な症状としては道路のデコボコを発端としたり、一定の速度を超えるとタイヤが荒れ狂ったように暴れ出します。

    一度暴れ出すと。通常は停止するまでは暴れ続けます。

     

    され2号車の具体的な症状としては、道路にテコボコがあると、それを発端そして暴れ出します。

     

    多くのジャダーの場合はスピードが高くなるにつれて、暴れ出すという症状ですが、2号車の場合、スピードを出してもジャダーの症状は現れません、逆にジャダーが出た場合、加速してスピードに乗ると収まったりします。なぞです。

    発作がおきるのはいつも10キロ~20キロ前後の低速走行中で、道路が荒れてガタついたのを起因としてジャダーが発生します。

    以前もまったく同じ症状でしたが、しばらく収まっていました。

    処置を施したのは今年の4月、工藤自動車の「ジャダーストップリング」を装着により、収まっていました。

     

    しかし、半年もしないうちの再発・・・、もう、とほほと言うほかありません・・・・

    之までのジャダー対策としては

    ・ステアリングダンパー装着
    ・キングピンのシム抜き
    ・キングピンベアリングの交換
    ・足回り各ボルトの増し締め
    ・ジャダーストップキットの装着です。

    キングピンベアリングも交換後まだ半年も経過していません・・・

    さて、どうしたものかなと困っていましたが、ふっと、もう一つの手を思い出しました!

    キングピンへのシムましです。

    ご存じの方も多いと思いますが、キング分に利用できるシムは2種類

    一つはジャダー対策の最初の一歩「シム抜き」出取り払われる純正の四角いシムです。

    ↑これです。

    もう一人のシムは、キングピンの棒の先に装着し、より強くベアリングを締め付けるために使われるワッシャ状のシムです。

    (工藤自動車・ジャダーストップキットの前にやっとけ!と言われそうですが・・・・)

    で、購入するわけですが、楽天ではなぜ0.2mmのシム8枚で2400円とか信じられない価格で販売されています。

    比較的ましなのは「ヤフオク」で、8枚で980円(送料込み)でした。それでも高いような気もしますが、まぁ。ギリギリ許容範囲内でしょうか。

    ポチッとな、と注文後5日程度で郵送で送られてきました。

    さて、装着です。

    ジャッキアップしてタイヤを外します。

    今回は、1つのキングピンに対して0.2mmのシム2枚。0.4mmを上下のキングピンに装着します。

    キングピンは上下共に4本のボルトで固定されています。

    ボルトを外してこじると、すんなりと外れてくれます。

    上下とも、2枚ずつシムを噛まして、再びボルトで固定。

    見た目は、まったく変わりません。

    反対側も、同様にジャッキアップして、タイヤを外し、キングピンを外してシムをいれて、再固定。

    30分かからず作業は終了です。(これくらいの作業が楽でいいなぁ~~~)

     

    タイヤの締め付けは、最後の無からずトルクレンチを使い、規定トルクで締め付けます(これ大事)

    それでは緊張の走行テストです。

    之でだめなら、もう対策を思いつきません・・

    ほぼ毎回ジャダーの出る道路に行って、実験します。

    「どうかな???」

    15キロくらいで、道路のデコボコを越えます。普段ならば、ほぼ100%ジャダーが発生するところです。

    「・・・・・・・・・・・・・・・」

     

    「ジャダー、出ない!!!!!」

     

    ステアリングは安定したままで、ジャダーの気配はまったくありません!

     

    「これだったかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

     

    ジャダーストップキット買う前に試せばよかったぁ~~~

     

    わずか0.2ミリのワッシャー8枚によって、いままで散々手こずったジャダーが、嘘のように消えました!

     

    ジャダーが出ないってキモチイイ~~~

    ジャダー-出お悩みの皆さん、之はぜひ早めにお試しください!!

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