JA11ジムニー、オープンデフにディチューンしました
自粛してますか(涙
さて、上記のような訳で2020年4月現在、月1~2回の壮行会も中止、チャイナカップトライアルも1回線延期と相成りました。。。。。
実はチャイナカップトライアルに向けて、ある準備をしていたのですが・・・
(チャイナ専用というわけではありませんが・・)
何をしていたかというと、ディチューンです。
これまでのリアデフのスパルタンロッカーを取っ払い、オープンデフに変更しました。
2月某日のことですが・・・
なぜか?・・・・・・面白くないのです。
壮行会でみんなで「スポーツランド岡山」などに行くのですが、エアロッカー陣営がロックを切って、オープンで遊んでいる中、100%デフロックのスパルタンロッカーはすいすいと上って行ってしまいます。。。
そうです、もっと苦労したいのです。。
本来ならば、エアロッカーかEロッカーを入れてやればよいのですが、先立つものがありません。
「よ~~~し、それならばオープンに戻すぞ!」
となったわけです。
オープンになると、年間で挑戦している「チャイナカップトライアル」も出走するクラスが変わります。
これまでのデフ付きクラス「Nクラス」から、デフロックの無い「OLクラス」に変更となります。
Nクラス・・・ホイールベース2300㎜未満の車両で、前後デフのどちらか、あるいは両方に差動装置(デフロックなど)の装着のある車(歴代ジムニー、ジープなど)
OLクラス・・・ホイールベース2300㎜以上の車両と、2300㎜未満の車両で前後デフともに差動装置(デフロックなど)の装着の無い車(ランクル、サファリなどと、デフに差動装置の無いジムニー、ジープなど)ただし差動装置(デフロックなど)の装着のある車であっても、トライアル初参加の方に限り出場可能(通算4戦目までハンデ無し、5戦目からはハンデを加える)
通常のイメージは「OLクラス」はフレッシュマンクラス的な位置づけで、2年も3年もやっている人間が出るところではあるような無いような・・・・・・
そんなこと言っても、レギュレーションはレギュレーションです
(しかし、今年のチャイナはなぜか、ベテラン勢が次々とOLクラスに参戦してきて混戦の予感です)
さて、そうと決まれば早速交換です。
オープンデフ、確か倉庫に転がってたなぁ~と思い、探します。
「あった、あった」若干さびは浮いています。
556を吹いて拭き拭き・・・・
暫く磨いていると、違和感を覚えました。
「あれ??」
無い!
無い!
デフ玉が入っていない!!
そうです、オープンデフのケースのみの代物だったのです。
そういえば、フロントに強化シャフトを入れたとき、手持ちのリアのオープンデフから26スプラインのサイドギアを摘出して流用したのを忘れていましたorz
出涸らしのケースのさびを一生懸命とっていたのでした。。。
あ~~~~買うっきゃ無いか。。。。
もう頭の中は、オープンデフです。
今更後戻りは出来ません。
ヒカリオートの中村社長にヘルプのLINEを入れます。
「中村さん!オープンデフ余ってませんか??????!!」
「あるけど、車両からとくのがめんどくさい・・・動かせなくなっちゃうしなぁ~」
プンスカ!プンスカ!プンスカ!プンスカ!
仕方が無いのでいつものヤフオクで探します。
「スズキ純正 JB23W ジムニー??? ノーマル リア デフ ディファレンシャル 即納 わかる方どうぞ」
というのが即決で3169円でありました。
これを買うか!
軽ジムニーのリアデフはSJ30~JB64まで使い回しが聞きます。。
「即決じゃ!」
ということで落札
数日後、我が家にJB23用のオープンデフがやってきました。
後、用意するのが、下記になります。
・ギアオイル
・液体パッキン
・ブレーキフルード
リアデフを外すには、リアのドライブシャフトを引き抜く必要があります。
リアのシャフトを抜くには、リアのブレーキホース廻りを一度外さなくてはなりません。
2月某日の日曜日、早速作業開始です。
安全のため、タイヤのアルうちに、下回りの作業で出来ることはしておきます。
リアデフのギアオイルを抜きます。
まずは、リアのプロペラシャフトを外すのですが、うちのJA11ちゃんにはキッカーショックが取り付けてあるので、それから外します。
デフ側のペラシャが外れたら、針金でぶら下げておきます。
ホーシングと、デフ玉を固定してあるM12のボルトをある程度緩めておきます。
リアブレーキラインホースを外して、ブレーキフルードが必要以上に漏れないよう栓をします。
リアタイヤ左右のブレーキホースを外します。
(ブレーキを外すときは、フレアナットレンチを使いましょう~スパナではボルトをなめてしまう危険性があります)
フロントタイヤに車止めをして、4駆1速にいれて、車が動かないように固定します。
リアをジャッキアップして、ホーシングに馬をかけます。
両方とも馬をかけたら、リアのタイヤを外します。
ワイドとレッドスペーサーも、作業性向上のために外します。
サイドブレーキを緩めます
リアサイドブレーキのラインを外します。
ピンを抜くだけで外れます。
ドラムブレーキのカバーをM19のボルト4個を緩めて外します。
バックプレート裏の4個のボルトを外します。
この状態で「よいしょ」と引っ張ればバックプレートごと、リアのドライブシャフトを引き抜くことが出来ます。
両方抜きます。あ~~~~めんどくさい(笑
ようやく、デフの作業に入れます。
リアデフの廻りのボルトを外して下からジャッキで軽く押してやると、ぽろっとデフは外れます。
デフをはずしてお掃除します
「おや?」
なんだか謎のパーツやら、謎の金属片が出てきました。
何だろう?
とにかく、オイルを拭き取ってきれいにして、スパルタンロッカーがインストールされているデフ玉を撤去します。
そして、謎の金属片の正体がわかりました。
「ピニオンギアが欠けとる・・・・・・・・・・・・orz」
結構無残にピニオンが行っています。
こりゃ困ったな~
かけたピニオンにリングギアを組むと、盛大な音がすることがあります。。。
しょうが無い、とにかく今はこれしか無いから、組んでみよう。
スパルタンロッカーのデフ玉からリング記あを外し、JB23オープンデフに組み替えます
リングギアの締め付けトルクは大体10kg-mくらい、タイヤの締め付けトルクと同じくらいです。
ただし、ネジの緩み防止剤を塗布してから締め込みます。
バックラッシュの調整、JA11のリアデフのバックラッシュは0.1~0.15 です。
今回はマイクロゲージは使わず、大体こんなもんでしょう~という感じで調整しました(笑
デフ玉の交換は完了、取り付けにかかりますが、その前に、デフから出てきた謎のパーツの正体を確かめなければなりません。
これでした。「プロテクタ オイルシール」
まぁ、今回は無くてもなんとかなりそうなので(替えのパーツもないので)プロテクタ オイルシール無しで組んでゆきます。
行程はさっきと逆で戻してゆきます。(めんどくさい)
ようやく、組み付け完了、最大の問題はピニオンギアかけによる音の発生です。
恐る恐る、テスト走行に向かいます。
以前、ピニオンがかけていたデフに、組んだときは40キロくらいから爆音がしたこと賀あります。
今回はリングギアもそのまま使い回しなので多分大丈夫・・・と思いつつ・・
30キロ、40キロ、50キロ、・・・・音はしません
よかった。
そしてその翌週はスポラン岡山で走行会でした(3月頭、まだ、コロナが今ほどで無かったからね~)
オープンデフの味見をします。
広場のV字は難なくこなします。
急な角度から左右に登ろうとしたら、これまで難なく上れていた角度がなかなか上りません、完全にディチューンです。。。。。
さあ!4月のチャイナカップはOLクラスで挑むぞ!と意気込んでいたら、延期のお知らせ・・・
まぁ、こればっかりは仕方ないですね~~~
10万円もらえるそうなので、キタガワのリーフでもかうかな~♪
- 「JA11ジムニーのボディーを198円缶スプレーでオールペン」前の記事
- 次の記事「10万円の臨時収入、何を買う?」
言ってくれれば、オープンデフ ウチに転がってたのに(笑
OH!コメントいただいていたのに気がつきませんでした(^^;)
まじですか~~~~オープンデフが転がっているとはなんと素敵な環境!
はじめまして、いつも参考にさせてもらっています。
質問なのですが、JA11タービン流用・EGRの件なのですが、A/F計(O2センサー)とEGRを接続する場合にターボアウトレットの穴は1つしかありませんが、どのように取り付けているのですか?
すみません・・・コメントに気がつきませんでしたm(_ _)m
ERGの穴は1個しかないので、車検の時はERG,それ以外ではO2センサーです(汗