ja11ジムニーのリアにエアロッカーを付ける、準備編
ついに買ってしまいました。
長年夢に見た、あれです。
そうです、エアロッカー!!!!!!!!!!!!
うひゅ~~~~~~~~~~~~~~~~
ヤフオクで、コンプレッサー付きで税込64000円、送料無料!
むちゃくちゃ安くなったって感じです。
満を持して「ポチッとな」丁度1500円OFFクーポンが使えたので、62500円にて決済となりました。
品は中国から直送されるそうです、また、配達時に関税が1000~3000円くらいかかるとのこと。
コロナなので、中国から来るのは時間がかかるかな?と思っていましたが2週間くらいで到着しました。
ちなみに、関税は1850円でした。
ちゃんと、エアロッカーとコンプレッサーが来ています。
そして週末。
2号車はリアデフのピニオンがかけていたので、ヒカリオートにドナー用のリアデフキャリアを準備してもらいました、オープンデフ付きで1万円♪
早速ドナーを分解してチェックします。ピニオンギアもかけておらず、ピカピカです。
この、オープンデフのサイドベアリングを流用する予定なので、なんとかデフからベアリングを抽出しなくてはなりません。
いつものプレス機で試したところ、デフとベアリングのすきまが狭すぎて、うまく固定できません、
それならばと、ギアプーラーをつかい、はずそうとしたところ・・・・
ぎゃぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ギアプーラーの爪がベアリングの外側にかかったまま締め上げたため、ベアリングが変形してしましたorz
あ~~あ、もう使えない
諦めて、購入します。。。
あと、せっかくなのでデフキャリアのシールを新品に買えようと、フランジのボルトを緩めたところ、ぽろっとピニオンギアが!!!!
あ~~~ピニオンとれちゃった!!!!
そういう構造か!!!
当たり前ですが、ピニオンが外れてしました。
こうなると、ピニオンのプリロードの調整が必要となります。
ひとまず置いておいて、デフのシールを交換します。
この日のために、ちゃぁ~~~んと準備していました。
水道管の塩ビの継ぎ手、これがシールにジャストフィットします。
ハンマーでこんこんと、叩いてはめてゆきます。
やってしまいました。
リール打ち失敗です
750円がパーですorz
もう散々ですが、換えのシールもないので、とりあえずピニオンギアをはめて見ました。
フランジを回すと・・・
「ん?」
なんか軽いです
明らかに軽い
さっきまでは、回すのにもっと抵抗があったはずですが、今は明らかにほとんど抵抗なく回ります。
???????????????????
整備書を確認します。
ピニオンのプリロードは9キロ~16キロくらい。
締め付けすぎてはいけないと書いています。
締め付けすぎた場合は、新しいピニオンケースに交換せよ!とのこと(あ~~~また出費か。涙)
そして、手元にそんな軽い力を測れるトルクレンチもありません。
こまった。
とにかく、この日はこれで作業終了。
夜、必要なものを整理します。
1,やってしまったデフキャリアのシール
2,サイドベアリング2個
3,エアロッカーのホースを通すためにキャリアに穴を開けるドリルの刃
4,ドリルで穴を開けた後、ネジを切るためのタップ
5,プリロードを測定するためのトルクレンチ
6,ピニオンを正常なプリロードに戻すためのケース
7,新品のフランジナット
この5点が必要です。
デフキャリアのシールは760円、結構なお値段です。
サイドベアリング、これもMonotaROにて注文、片方3018円です(高い・涙)
ケースに穴を開けるドリルですが、タップのサイズがNPT1/4というきかくで、その下穴には14.1mmのドリルが最適と検索したら出てきました。
MonotaROで14.1mmのドリルを探すと、驚きの2990円!高杉!
ということで799円の14mmのドリルを購入
で、タップですが、そもそもNPTという規格は海外規格で日本の規格はPTです。
PT1/4のタップは数百円で売っていますが、MonotaROでNPT1/4で検索したところ、驚きの¥3,690!!!
くそ高い!
TP1/4で、入らないかな?
NTPとTPではピッチがわずかに異なります。
少しの長さならギリギリ入るようですが、長くなるともう無理です。
エアロッカーは海外規格なので、もちろんNTP、どうしようかと悩みながらも探していると、MonotaROで「SKC ガス管用タップ NPT・NPS 1/4NPT18 SKS」というそれらしいタップを発見、1190円とお値段も手頃です。
もうこれしかなかろう、と購入。
微細な力を測るトルクレンチですが、安くても6~7千円と、高すぎです、いろいろと調べたところ、バネばかりで代用できるとの異なったので、5Kgまで測れるバネばかりをアマゾンで購入、1000円でした。
ピニオンのケースは「スズキ (27315)スペーサ,ドライブベベルピニオン 27315-60A01」
1705円とこれも結構なお値段(涙
フランジナットは、「スズキ (27375)ナット、ユニバーサルジョイント 27375-60A00 」440円でした、
さあ!物は揃った!
週末です。
午前中は前回ブログに書いたトランスファーのガスケットの入れ替え作業をしていたので、昼からの作業です。
まずは、現在のプリロードの計測をしてみました、バネばかりが1kgのところでフランジが動きます。
バネばかりを使った場合、「測定値×4」がプリロードの力とのことなので、現在は4Kg位、明らかに軽すぎです。
まずは、前回打ち込みに失敗したシールをとって、新しいシールを打ち込みました。
今度は成功です。
づぎにピニオンから古いケースを取り出して、新しいケースと比較してみます。
2mmくらい新しいケースの方が長いです。
ピニオンを新しいケースにいいれて、フランジナットで固定します。
これ、めちゃくちゃ大変でした。
大パワーをほこるアストロのインパクトレンチを持ってしても、全く刃が立ちません。
ケースをある程度潰すことで突っ張るらしいのですが、全く潰れる気配がありません。相当のトルクが必要のようです。
でかいトルクレンチをパイプで延長して閉めようとするも、ケースがうまく固定できずに滑ってしまいます。
1時間ほど格闘して、1700円もする新品ケースを使用することを断念、古いケースの提灯部分をハンマーでゴンゴンと叩いて、気持ち伸ばしてみました。
そして、ピニオンを古い方のケースに入れてフランジで固定しました。
フランジを回してみると、
おっ、さっきより明らかに堅いぞ!
プリロードを測定してみます。
バネばかりで引っ張ると、3Kgでフランジが動きました。
プリロード約12Kg、規定範囲内です!
よかった、なんとかなった。。。。
一安心です。
もう時間が押してきました。
さて、デフを組んでいる時間がなさそうだったので、先にコンプレッサーの配線をすることにします。
次回!「エアロッカーのコンプレッサー配線の巻」に続く