JA11ジムニーにエアロッカーを組む、コンプレッサーの配線
とある週末、デフのプリロード調節やトランスファーのオイル漏れ対策で、本日中にデフを組んでいる時間がなさそうだったので、先にコンプレッサーの配線をすることにします。
キットを開いて部品とハーネスを確認します。
輸入品なので、もちろん説明書は全て英語です(中国製ですが・・・)
とはいえ、配線は、キット化されていて、説明書のとおりの色の配線をつなぐだけなので特に難しいところはなさそうです。
まずは、コンプレッサーを置く場所を決めます。
エンジンルーム内に置きたかったのですが、ウインチのリレー配線が邪魔で、コンプレッサーを付けるスペースがありません。
車内センタートンネルの、サイドブレーキの後ろに付けようかと思いましたが、そのすぐ後ろに4点式シートベルトのアンカーがあり、ベルトとコンプレッサーが干渉するので止めました。右後ろのタイヤハウスの上に置こうかとしましたが、ハーネスの長さが足りずアウト、結局暫定的に助手席側のフロアに固定することにしました。
4カ所ドリルで穴をあげて、付属の6角レンチのボルトで留めるようなっています。
ボルトを通して、6角レンチを入れたところ・・・・・・あれ?
どの大きさのレンチもはまりません。。。
そうです。インチサイズだったのです・・
しかし、そんなことでは慌てません、長年ジムニーをいじっていると次第に道具は揃っているもので、インチサイズの6角レンチもウインチ取り付け時に確か購入したはずです。
「どっかにあったよな~」と道具箱をごそごそしていると、ありました!丁度いいやつ
無事、取り付け完了。(まぁ、付属のネジを使わなければよい話ですが・・・)
次にハーネスをバッテリーに接続します。
ハーネスの一番太い赤い線がバッテリーへのケーブルですが、これまたでっかいヒューズがついています。
これどうやって車内に通すんだろう?
悩みながらも配線を触っていると、でかいヒューズの横のテープ内になんとなくギボシっぽい感覚を発見、剥いてみると、単にハンダされた痕でした。
ハンダ部分を外して、でっかいヒューズをハーネスからはずして、エンジンルームと車内をハーネスでつなぎます。
はずしたヒューズ部分をハンダで再びひっつけて完了。バッテリーにつなぎます。
スイッチは2個
コンプレッサーのスイッチと、ギアにエアーを制御をするソレノイドバルブのスイッチです。
これも配線図のカラー指示の通り完了。
JA11のダッシュボードには、スイッチがぴったりはまるメクラ穴があるので、カッターナイフで、切り取って配線を通します。
もとあったアイドルアップスイッチはダッシュボードのメーターの横に引っ越しました。
配線が通ったら、スイッチに接続します。
完了、通電もしています。
コンプレッサーのスイッチON!
「ブロロロロロロ」という音とともにコンプレッサーが動きます。
続いて、ソレノイドのスイッチON!
何の変化もありません?
あれ???
確認のため、ホースをつないでみます。
スイッチをONにしてもOFFにしても、ホースからエアーが出てきません。
なぜ????????
結構長時間悩んで配線図とにらめっこしていましたが、「あっ、もしかして」
ハーネスには「スイッチ1」と「スイッチ2」があり前後エアロッカーが装着できます。
よくよく自分の配線を見ると、スイッチ2の方にスイッチを接続しています、ググってみると、エアロッカーはリアをONにしておかないとフロントはONにならない仕様とあります。
なんだ、スイッチ1に接続すればいいんだ!と
ペンチでスイッチから配線のギボシを抜いていたところ、
あっ!!!
スイッチがばらけた!
スイッチのボディ部分プラスチックが外れて、スイッチの中の小さな部品が車内に飛び散りましたorz
マジか・・・・・・
とにかく手元の部品で組み直してみます。
明らかに感触がおかしいです。
何か部品が足りない。。。。
ググってみても、さすがにエアロッカーのスイッチの分解写真は出てきません。
(焦っていて写真ありません)
まずい・・・・
とにかく車内を探します。
薄い金属片1枚と、極細のスプリング4個を発見、外には見当たらないので、これで直れば・・・・
それらしい場所にそれらしい部品を組んで、スイッチのボディをはめます。
スイッチ1に配線を直して、「御願い!」と祈りながらスイッチON!
「ブブブブブブブ」と言う音とともにソレノイドバルブにつないだホースからエアーが出てきました!
よかった!
あためしに、ホースの先をもってエアをふさぎます。
正しく動いて入れば、これでコンプレッサーが止まるはず・・・・
で、
止まりました!!!
よかった、スイッチの組み立てもあってるみたい。。。
辺りが暗くなってきました。もう秋です。
コンプレッサーの配線は完了
次回、ついにエアロッカー本体の組み込みです