JA11 ジムニーにフロント電磁ロッカーを装着 (e-lockerインストール)苦労話

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現在参加しているチャイナカップトライアルのNクラス、前後デバイス入りは数年前まではマイナス6点のハンディだったのですが、近年はマイナス3点となりました。

 

3点のマイナスならば、前後入れていた方が有利と、近年、続々と前後デバイス入りの車両が増えてきました。

 

そんな中、ヒカリオートレージングのJA乗りのJBさんがフロントe-LOCKERをインストール!
youtuberのtaguchiさんもARBのエアロッカー前後をインストール!

空前のフロントデバイスインストール祭りが開催中です。

こうなると、もうもの流れに乗らなくてはなりません。

 

早速、アリババにてHFに連絡を入れます。

 

「は~い、シュエニン、フロントのE-kocker 前、送料こみ400ドルだったよね~、あれ注文したいんだけど」

「OK、じゃあオーダーフォームを作るわ~」

「そうそう、フロントがトレイルギアの強化シャフトを入れているので、26スプラインのサイドギアに交換できる?」

「OKできるわよ」

「あなたがほしいのはTE-207-26ね、オーダーフォームができたわ、ここからオーダーして」

オーダーフォームを見ると420ドルとなっています。

「ハイ!、シュエニン400ドルと聞いていたけど、420ドルになっている、これはなぜ?」

「送料が上がったみたい、本体が350ドル、送料が70ドルよ」

「400ドルにしてくれない?もうクライアントに400ドルが原価の見積を提出しているんだ~」

(アリババは本来業者間取引のサービスで、個人は受け付けていません(普通に買えますが・・)なので、こちらも業者っぽく振る舞います)

「OK、わかったわ、じゃあ今回に限り、全体で400ドルにしておくわ、次回400ドルでほしかったら10セットオーダーしてちょうだいね~」

そして注文、相変わらず速攻6日後に中国から到着しました。

TE-207-26 フロント26スプラインのe-lockerです。

e-lockerはサイドベアリングを圧入する前にリングギアを取り付ける必要があるので、今付いているフロントデフでは無く、新たにドナーを用意します。

「なかむらさ~~~ん、MTのフロントデフキャリアありますか??」

「あるよ」

やはり、あります(笑

 

ヒカリオートでフロントデフキャリアをいただいて(¥)きました。

さて、インストール開始です。

まずはデフをばらして、デフ玉を取り出し、リングギアをはずします。

e-lockerの頭をばらして、リングギアを取り付けます。


フロントe-lockerには、リアには無かった「本体とリングギアの間に挟むスペーサー」が付いてきます。


「ふむ、これを入れるのね~」

 

付属のスペーサーを入れてから、リングギアを固定します。

 

e-lockerを組み直して、サイドベアリングを圧入します。

今回サイドベアリングは元々ついていた物を流用しました。

前回、急遽購入した「ベアリングセパレーター」がとても良い仕事をしてくれます。

 

純正のフロントデフとサイドベアリングの間にセパレーターをねじ込んで、プレス機で推すと、サイドベアリングは簡単にデフ玉からはずすことができました。

 

フロント電磁ロッカーをデフキャリアに仮組みしてみます。

 

ギッチギチです。リングギアがピクリとも動きません?

 

デフを抑えているステーを緩めてデフキャリアのフランジを回してみると、カリカリと言って回ります。

 

デフ玉の周りにはピニオンのひっかき傷が!

どうやら、ピニオンの先がデフ玉に干渉しているようです。

 


ドリルの先に砥石を付けてピニオンの先を少し削って丸くしてみました。

再び仮組みします。

リングギアはピクリとも動きません。

「なぜ!」

デフ玉を固定する4本のボルトを少し緩めるとリングギアは回ります。

 

もしかすると、リングギアと本体に挟んだスペーサー、いらないのかな?

 

スペーサーをとるにはサイドベアリングをはずす必要があります。

ベアリングセパレーターをねじ込みますが、スペースがなさずぎて、うまくセパレータが入ってくれません。

仕方なく、ベアリングプーラーで試みます。

 

「バキッ」とベアリングの外枠が折れて外れました。

チーン、お亡くなりになりました。

 

めげずに、残ったベアリングの内側をベアリングセパレーターではさんで、プレスではずします。

ようやく外れました。

 

 

リングギアをからスペーサーを撤去して、再び、取り付け。

 

幸いなことに、なぜかもう1セットフロント純正デフ玉を持っていたので、サイドベアリングをはずします。

e-lockerに圧入して準備完了。

デフキャリアに組み込んでみます。

 

「さて、回るかな??」

 

「まわる~~~~~~」けど、バックラッシュがガバガバ

 

ピニオンとリングギアが調整できないレベルで離れています。

 

「やはりいるのか、スペーサー・・・・・・・」

 

再び、電磁ロッカーのサイドベアリングを、ベアリングプーラーではずします

「バキッ」

本日2個目の死亡です。

 

再び、ベアリングセパレーターで残りのベアリングをはずし、リングギアにスペーサーをかまして取り付けました。

 

サイドベアリングがもう一個必要です。

が、幸いにも(笑)もう一個あります。

そして取り付け完了。

やはりリングギアは回りません・・・・・・・・・・

 

いろいろとテストしてみて、どうやら、ピニオンそのものがデフ玉と干渉しているようです。

 

ピニオンの頭を2mm程度グラインダーで削ります。

 

すると、なんと言うことでしょう、ちょっとだけ回ります!!!!!!!!

 

どうやら、リングギアを固定するM14のボルトの頭が、0.5mmほどデフキャリアに干渉して、ボルトの頭に引っかかってちょっとしか回らないようです。

 

 

「けずっちゃれ~~~~~」

強度的にはデフキャリア側を削った方が良いと後で思いましたが、そのときはリングギアの固定ボルトの頭を削り、デフと面一にしました。

 

恐る恐る組み込んで回してみます。

回った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

ようやく普通に回るようになりました。

今度はバックラッシュの調節です。

 

大体いいつも0.09くらいに設定します。

 

OK、ようやくできた。

 

なんとこれだけの作業に丸1日掛かりましたorz

組み込みは翌日に行います。

 

 

 

そして翌日、改造日和の天気です。

 

フロントデフキャリアをはずすにはドライブシャフトを抜かなければなりません。

カブキ号は強化シャフトが入っていいるので、ナックルを残して、ドラシャのみ摘出できないので、ナックル全ばらしが必要です

 

めんどくさい・・・・・・・

 

まずはデフオイルを抜きます。

車両をジャッキアップしてウマをかけます。

ブレーキキャリパーをはずします。

タイヤをはずし、フリーホイールハブのCピンをはずして、ナックルの後のボルトをはずします。

ナックルをステアリングシャフトから分離して、キングピンをはずすと、ナックルが外れます。

ドラシャを抜きます。

これを左右繰り返すと、後はフロントのペラシャをはずしてデフキャリアをはずすのみです。

 

e-locker組み込み済みのデフキャリアをフロントのホーシングに入れるのですが、なかなか入りません、そしてくそ重い!

「ぎゃーーーーーーーーーーーーーー」といいながらなんとかねじ込みました。

 

あとは、逆をするのみです。

 

フロントナックルをはずしたのは久々なので、ついでにメンテナンスします。

ドラシャのシールはキタガワの対策品に変更しました。

 

ようやく組み付け完了。

配線はリアと同じなので、割愛

3本で、電源とイルミとアース、至極簡単です。

ウマをかけたまま、タイヤを付けて、手で回してみます。

ボタンOFFではオープンデフです。向こうのタイヤはこっちのタイヤの逆方向に回ります。

 

ボタンON

タイヤを前に回すと、1/2回転くらいの遊びがあって、ロックします。

ちなみにロックした状態からバックにタイヤを回すと、いったんフリーになり、3/4回転くらいで再びロックします。

 

ここがエアロッカーとは大きく違うところ。

エアロッカーはスイッチON即ロックで遊びがありません。

さて、凶と出るか吉と出るか???

 

オイルを入れて、作業完了です。

 

テストがてら、いつもの河原に向かいます。

 

河原に行く途中、アスファルト上でフロントをロックして左折してみました。

 

「曲がらない!!!!!!!!!!!!」

 

効いてる効いてる

 

河原を走行します。

 

さすがは前後デフロック、どこでも走ります~~~~

これで準備は万端!次はどこをいじろうかなぁ~

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