JA11ジムニー タービン交換 白煙は収まるか?

           

    マフラーからモクモクと出る白煙・・


    全く良い物ではありません。

    なんとかせねば・・・・

    ということでワコーズのエンジンパワーシールドを投入しました。

    オイルも今までの5W-30からワコーズの15W-40へ変更、しばらく乗っていると、白煙が消えました!!

    「やった!」

    しかし、オイルの粘度変更や添加剤で白煙を消しても、一時しのぎに過ぎません。

    やはり根本原因をなんとかしなくては、いつまでたってもEPSを添加しなければならないEPS中毒車の様になってしまします。

    Jsガレージの見立てでは、原因はタービン、ということで、リビルドタービンを購入したモビーディックさんにお願いしてタービンを交換してもらうことになりました。

    ここで、せっかくタービンを交換するのだからと、モビーディックさんに

    「あの~追い金払うので、アクチュエーターを強化に変えてもらえませんか?」とお願いしたところ、あっさりとOK!

    強化アクチュエーター付きタービンに変更する事と鳴りました。

     

    数日後、モビーディックさんより交換用のタービンが届きました。

     

    調整式アクチュエーターの付いた強化タイプです!

    オイルパイプに銅ワッシャー、タービンアウトレットのガスケットにインレットのガスケットと、フル装備です!

    たすかる~

    早速作業開始です。

     

    タービンをはずすには注意が必要です。

    タービンをエキマニと固定している3個のボルトと、タービンアウトレットをタービンを固定する4個のボルト、計7本、このボルトたちはくせ者で、とても折れやすいのです。

    そして折れたら地獄!です。

    今回の場合、タービン交換なので、折れてもそのまま返却できますが、ボルトの予備がありません。本日中に作業を終わらすためにもボルトをおらずにタービンをはずすことは絶対命題となります。

     

    とはいえ、まだ、新しいタービン(エンジン)に変わって3ヶ月しかたっていません。

    そんなに固着は無いと信じて作業を開始します。

     

    まずはオイルと、クーラントを抜きます。

    入れたばかりなので、もちろん使い回します(笑

    適当な容器にオイルとクーラントを抜いておきます。

     

    エアクリーナーをはずして、インタークーラーをはずします。

    JA11の場合、このインタークーラーはずし作業はかなりめんどくさいです。

    というのも、インタークーラーのステーの3本足の一番前のボルトをはずすのが大変難儀なのです。

     

     

     

    工具が入らない・・・・

     

    メガネレンチを駆使して、なんとかはずすことができました。おそらく1時間くらいかかっています。

     

    ここさえはずせれば、第一関門突破、いよいよタービン本体です。

     

    フロントパイプにジャッキをかけて、軽く上に上げます。

    タービンをはずす際、マフラーからかかる重量で微妙にタービンに荷重がかかり、タービンアウトレットのボルトが外れにくくなります。

    マフラーをジャッキで少し支えてやることで、タービンアウトレットのボルトは一気にはずしやすくなります。

    まずは、タービン上部の3本のボルト、恐る恐る回しましたが、何の問題も無く簡単に抜けました。

    続いてタービンアウトレット側、タービンアウトレットを固定する金具のM12のボルトも軽く緩めて遊びを作っておきます。

    そして慎重に、回しました。。

    無事、4本とも抜くことに成功!

    タービン摘出完了です。

    新旧タービンを比べてみました。
    同じリビルトタービンで本体に差はありません。

    軸を触ってみましたが、新旧大して違わない印象です。

    違っているのは、アクチュエーター!

    新タービンは強化アクチュエーター装備です!!

     

    ここで、???

    この調整式アクチュエーター、ロッドの部分がなんか長いなぁ?

     

    調整式で、アクチュエーターのロッドの長さを変えることができます。

    短くすると、よりハイブーストになります。

    純正長と比べて見ました。

    一番短くしても、純正よりもちょっと長めです??

    内部のスプリングが強いからこれでいいのかな?

     

    とにかく、一番短くロッドを締め込んで、新タービンを装着します。

     

     

    作業は先ほどの逆、タービンの各ボルトにはスレッドコンパウンドを塗布しておきます。
    これで、ボルトが焼き付きにくくなり、次回作業でもはずしやすくなります。

    程なく取り付け完了。

    クーラントとオイルを入れて、エンジンON!

    しばらくは作業中にタービンに付いたオイルが蒸発するため、タービンあたりからモクモクと白煙が上がります。

    念のため確認しましたが、マフラーからの白煙はなしです。

    「問題なさそう~」

     

    テスト走行にいきます。

    さて、白煙はおいといて、強化アクチュエーターがどんな効果を現すか!

     

    エンジンも暖まったので、アクセルを踏み込みます。

    「ん?」

     

    普通です。

    良くも悪くもない・・・・・・・・・・・・

     

    orz

     

     

    数日、乗ってみました。

    白煙は一切なくなりました。

    やはり原因はタービンだったのか?

     

    治ったのはEPSのおかげか、はたまたタービン交換のおかげか?

    焦って一気にいろいろやったので、検証不足ですが、取り合えず良かった♪

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