JA11ジムニー 車両火災から復活の狼煙(また燃えるんかーーーい)

           

    入院から約3週間、ようやく2号車が退院と相成りました。

     

    ジムニーのない駐車場は、それはそれはとても広く、使いやすくもありさみしくもある3週間でした。

    「治ったから、取りに来て」

    ヒカリオートから連絡がありました

     

    2号車が入院しているJsガレージは我が家かた電車で30分くらいのところにあります。

    どうやって取りに行こう・・・・

     

    この日は奥さんも仕事で電車で取りに行くしかありませんでした。

    最寄りの東総社駅から歩いてさらに20分くらいでJsガレージに到着しました

    ありました。 夕日の中たたずむ2号車ちゃん、

     

    「なんとか無事で良かったよ~~~~~」

     

    恐る恐るエンジンOn

    ブロロン!と何事もなかったかのごとくエンジンは始動しました。

     

    そろ~りと走り出します。

     

    「走る走る」

     

    修理のため、いろいろと仕様が変わっているので、なんとなく違和感がありますが、取りあえず動くことが重要です

    良かった~~~~~

     

    一気に過疎仕様とすると、「ンっガ」とブーストリミッターがかかりました

    ヤフオクでゲットしたブーストリミッターカットの装置がはずしてあるのでしが、謎のスポーツコンピューターが付いています。

    このスポーツコンピューター、ブーストリミッターはカットされてないのかな?

     

    そう思いつつ、まずは車に無理をさせないようのんびりと帰りました。

    さて、修理内容は次のような感じです

    ・メインバーネスのフル取っ替え
    ・オルタネーター交換
    ・セルモーター交換
    ・インテークマニホールド交換
    ・デスビキャップ交換
    ・コイル交換
    ・プラグコード交換
    ・インジェクター交換(5型用)

    スロットルボディーはビックスロットル加工がされているので、センサーのみ交換しました。

    気になる費用は、諭吉さん10名とちょろちょろでした・・・

    ちなみに取り替えたインマニは、スロットルスペーサー付きの物が丁度あったので、それを着けてもらいました。

    この仕様になって驚いたことは、空燃費の数値が驚くほど良い!

    アイドリング時で14.8と理想的な燃焼をしています

    これまではアイドリング時で11程度と超リッチ状態だったので、燃費の改善が期待できます!

    ちなみに、後付けの電動パワステやウインチなどの配線は全てはずされています。

    さらにエアコンのケーブルやフロントデフロックのケーブルが焼け落ちていますが、上置きに関係ない部分の修理は依頼していないので、自分で直さなくてはなりません。

     


    各電装品をバッテリーに繋ぎ、溶けて焼け落ちている配線をそれぞれ引き直しました。

    これで、一応は以前の状態です。

     

    そして1週間、しばらく乗ってみました。

    期待して燃費を図ってみたところ、リッター6.8Km orz ほとんど変わっていません(汗

    なんでじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

    と、まぁ、それはいいのですが、どういうわけか、2千回転くらいまでのトルクが異常に細い!

    そして2000回転から3000回転に上がる途中に1度パワーの谷があり、失速します?

     

    JA11ジムニーの低速回転時のトルクが細い

     

    なんだこの現象???

     

    兎に角、低回転時のパワー不足が激しいので改善を試みてみました。

    その1、エアクリーナーの掃除

    K&Nのエアフィルターは水洗いが出来ます。

    まずは専用の洗剤をスプレーして30分ほど置いた後、流水で洗います。

    きれいになったら、丸1日日陰で乾かします。

    乾いたら、専用のオイルをまんべんなく塗布して1時間程度置いておきます。

    オイルがフィルターに浸透したら準備完了。

     

    取り付けて、改善されたか確認します。

    全然駄目、変わらない・・・

    その2、コイル&プラグコードを修理前の状態に戻します。

    修理後はNGKの一般的なプラグコードが付いて帰ってきましたが、元々は永井電子のブルーポイント パワープラグコードを使用していました。

    ブルーポイント パワープラグコードは電気抵抗が低いことで知られています

    思いっきり火を浴びていますが、シリコンの外皮は炎には強いはずです。

    テスターで抵抗値を図ったところ、4本共に0.294kΩ程度、使用には問題なさそうです。

    コイルもHONDAのアクティー純正の閉磁式コイルです。

    変えて走ってみました。

     

    変わらない・・・・・・・・・

     

    その3、フューエルレギュレーターの交換

    現在の2号車はJA11純正のフューエルレギュレーターが付いていますが、出火以前はエスクードのフューエルレギュレーターを付けていました。

    このフューエルレギュレーターが燃費改悪の悪魔の装置ですが、戻してみました。

     

    走ってみます。

    空燃費の数値は一気に悪くなります。

    低回転時のトルクですが、きも~~~ち改善された感じです。。。。

     

    その4、今回導入したスロットルスペーサーです。

    はずすと、それまでのボルトでは長すぎるので、丁度いい長さのボルト6本をホムセンで調達してきました。

     

    インマニからスロットルボディーをはずし、スペーサーをとってから取り付け直します。

     

    走ってみます。

     

    「おっ」

     

    治ったんじゃない????

     

    2千から3千回転に上がるときに発生していたパワーの谷がなくなりました。

     

    なんと、犯人は今回新たに導入したスロットルスペーサーでした。

     

    たったあれだけのパーツで、こんなにも変わるのかと愕然とします・・・

    取りあえず、まだいろいろとやることがありそうです。

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