JA11ジムニーのエンジン 圧縮の測り方
相変わらず低速トルクがなんか弱い気がします。
もしかしたらエンジンの圧縮が抜けているのかな?
という事で、今回はエンジンの圧縮を図ってみることに
必要なのはエンジンの圧縮を図る「コンプレッション ゲージ」です、
amazonにて購入、意外と安くて1858円でした。
では準備です。
コンプレッションゲージで測定するにはプラグを全部はずす必要があります。
JA11でプラグをはずすには、エンジン上のインタークーラーが非常に邪魔です。
エンジン載せ替え前は、インタークーラーの一番前の足を半分に切ってパイプで固定していましたが、オーバーホールエンジン載せ替え後はインタークーラーのステーが純正に戻ってしまい、作業性が大変悪いです。
インタークーラーの一番前のボルトの回しにくさは有名です。
ホダカに行って良さそうな工具を買ってきました。
角度の付くラチェットと、角度の付いてるメガネレンチ
早速はずしてみます。。。
購入したアイテムどちらも歯が立ちませんでしたorz
ええいい、切ってしまえ!
またもや切ったのは言うまでもありません。
個々のパイプは15φなので、内径15φのホースを10cmほど購入しつないでおきます。
これで作業性はバッチリです。
さて、コンプレッションゲージです。
まずはプラグを3本ともはずします。
プラグを見ると、真っ黒、煤が付いています。
若干温度が低いのでしょうか?
プラグをはずしたら、デストリビューター中央のケーブルを抜いて、プラグコードに電気が流れないようします。
次に、スロットルを踏んだときに燃料が送り困れないようにします。
通常、ポンプのヒューズを抜くのが一般的ですが、JA11にヒューズはありません
なので、左側にある燃料ポンプのリレーのカプラー(白い方)をはずします。
準備OK.
まずは1番にコンプレッション ゲージをつなぎます。
整備書を見るとJA11の圧縮比は12キロとなっています。
さて、12キロ出るかな?
運転席に座り、クラッチとアクセルを踏み込んでセルモーターをしばらく回します。
こんなもんかな?
たまにしか乗らないので、バッテリーの元気が今ひとつですがなんとか測れました
1番は10.9キロくらいです。
同じ感じで今度は2番・・・10キロでした。
3番は10.5キロぐらい
全体の差は1キロ以内なのでバランスはまずまずですが、オーバーホール直後にしてはちょっと物足りない数値です・・・・
とはいえ、全て10キロ以上と一応は合格点でした。
圧縮が抜けていないとなると、もう手に負えません・・・
今度エンジンにはワコーズのエンジンパワーシールドでも入れてお茶を濁しておくことにしましょう~
さて、こうなると、低速時のトルクアップには、もうあの禁断の手法に出る以外ありません
しかし予算が・・・・・
踏み切ることが出来るのか・・・・
次回、もしかしてダウンギアの巻