JA11ジムニー ZEAL タイプ D 7.3 ダウンギアの組み込み トランスファーの2LO加工

           

    買ってしまいました・・

    ダウンギア・・

    それも街乗りのために・・・

     

    ということで、何を買ったのか、そしてどうなったのか・・

     

    どうも街乗りでトルク不足を感じる2号車ちゃん

     

    いろいろと試して大分いい感じになっては来ているものの、どうも決定打にかけます。

    もうこうなったら、あの禁断の手法に・・・

    HI側のギア比を落として、普段使いのトルクアップをはかろう!

     

    2号車にはすでにダウンギアが組まれています。

    モーターファーム謹製、「ロックリザード」です。

    LO側のギア比は1:4.16です。

    トライアルで使用するにはこれで十分(というよりこの方が良い)のですが、ロックリザードはHI側のギア比は純正のままとなります。

     

    ダウンギアを選ぼう

    そこで、最初に思いついたのがトレイルギアの6.5ダウンギアです。

    トレイルギアのダウンギアはLO側だけではなく、HI側も若干のダウンとなります。

    しかし!、高いです。


    ダウンギア単品で約105,000円!

    高~~~~

     

    ロックリザードをはずしてヤフオクで売ったとしても落札価格はおそらく3~4万くらい

    ざっと7万円の持ち出しとなります。

    最近出費が続いているのでかなり悩みます。

     

    そんな中、ヤフオクでトレイルギア6.5ダウンギア組み込み済み、2OL加工済みのトランスファーが14.5万円即決で出品されているのを発見!

    「 ジムニー トレイルギア6.5ダウンギア 2LO加工済み 71ケース使用で強度アップ JA11 JA71 SJ30 クロカン ロッククローリング」

    これは魅力的です。

     

    これを買ったとして、現在2号車に付けている2レバーのロックリザード組み込み済みのトランスファーをアッセンブリで出品したとして、落札価格は7~9万円と言ったところでしょう

    8万円で売れたとすると、持ち出しは6万!ちょっと安くなる可能性が高いです。

     

    しかしです。この14万のファーを買ったとしてもシール類は交換した方が無難でしょう、さらにベアリング類がどの程度の状態なのか不明です。

    現在2号車のトランスファーは昨年8月にベアルング・シール類を全て交換してフルオーバーホール済みなので、もしかすると、新品のギアを購入していまの2本レバーのファーに組み付けた方がいろいろといいかもしれません・・・

    大変悩みます、取り合えずヤフオクのトランスファーを10万円まで入札してみました。
    (まぁ、多分誰かが14万円で即決するんだろうな・・・そう思っていました)

     

    その後、何やら忙しくしていて、ヤフオクを見ていなかったのですが、ファーが落札されているのを見て愕然としました・・・

     

    121,000円で落ちてる!

     

    しまった、もうちょっとがんばっておけば良かった・・

    後の祭りです。

     

    その後、ヒカリオートに遊びに行ったときに

    「中村さん、ダウンギア持ってませんか??」

    と聞いたところ、「あるよ~」

    なんと6.5のダウンギア、それも2レバー仕様!

     

    「おいくら万円でしょう??」

    「いまのファー下取りで、あと10万でどう?」

     

    なかなか悩ましい提案です

    さて、どうした物か・・・・・・

     

    そんな感じでいろいろと物色していたところ、面白い物を発見

     

    場所はアリババです

    ジムニー・samurai用ダウンギア、6.5ダウン

    価格は$320.00 – $540.00
    送料が$100

    販売ロットは基本が10セットです。

    早速連絡してみます。

    「1セットだけ売ってくれるの?」

    「売れるよ、540ドル、送料が100ドル」

    合計640ドルです。日本円にして約76,800円くらい

    まあまあ安いですが、聞いたことのない中国製・・・・・

    さらにebayを物色するとトレイルギアのダウンギアが670ドル、送料90ドル位で売りに出ています。

    日本円にて9万円前後・・・・・

     

    さて、どうしよう・・・・・・

     

    装着ダウンギア、決定 paypay購入でトラブル?

     

    そんな感じで、悩みに悩んでいたところ、yahooショッピングにて、新たな伏兵を発見してしまいました!

    ジールダウンギア、タイプD ギア比は7.3、価格は132,000円のところ10%オフで118,800 円!

    これほしい!

     

    チームの誰よりも低いギア比!自慢できます!
    (トレイルギアの6.5ダウンギアはすでにチーム内で結構な人数装着しているので、今更感があります)

    ちなみに7.3とか6.5の意味をちょっとだけ解説します。

    ダウンギアのギア比が7.3という事はエンジン側のフランジを7.3回転したときに、デフ側のフランジが1回転するのが7.3、エンジン側を6.5回転でデフ側のフランジが1回転するのが6.5です、

    下が各ダウンギアのスペックです

    JA11純正ファー HI側:1.580 LO側:2.511
    SJ30ファー HI側:1.741 LO側:3.052
    ロックリザード HI側:1.580 LO側:4.168
    トレイルギア  HI側:1.7 LO側:6.5
    ZealタイプD HI側:1.71  LO側:7.3

    ZealタイプDではこれまでのロックリザードと異なり、Hi側もダウン化されます。

     

    さて、腹は決まりました

    「ZEAL JA11 トランスファーダウンギアキットD」を買います!

     

    となると、今度はどうやって買うかです。

    yahooショッピングにて「シューエイヤフー店」というところで10%OFFで販売されているのでこれを買います。

    ここでは、PayPay残高で全額支払うと 2,970円相当 獲得、さらにTポイントが 1,188ポイント付くというので合計4,158円の還元となります。

    問題は、僕がこれまでpaypayを使ったことがない事、今ひとつ使い方がわかりません。

    取りあえずスマホにPAYPAYアプリをインストールします。

    チャージするのに銀行口座をアプリに紐付ける必要があります。

    自分の口座のある銀行に紐付けようとしたところ、いつもの銀行はPAYPAYの提携銀行ではないらしく、紐付けが出来ません!

    どうやら郵便局ならば出来そうなので、ほとんど使っていない郵便局の口座を使うことにします。

     

    いつもの銀行から123000万円引き出し、郵便局に入れます。

     

    そして、paypayへチャージするのですが、チャージした時点でお金使ったのと同じ事なので、若干緊張しつつ、恐る恐るまずは5,000円チャージしてみます。

    その後yahooショッピングで確認したところ、paypay使用可能残高が5000円になっています。

    良さそう・・・・

    商品価格は118,800円、送料1,350円で総額120,150円チャージしました。

     

    あとは、yahooショッピングでポチれば購入完了です。

    ところが、何度やってもエラーが発生し決済が出来ません!(汗

     

    なぜじゃ!

    エラーコード:301001

    ググってみました、すると「一日あたりの利用限度額オーバー」!!!!!!!!!!!!!!!

     

    ならそう書けよ!!!怒怒怒怒怒怒怒

     

    アプリで限度額の項目をチェックします。

     

    限度額を設定しようとすると、1日あたりの最大限度額は10万円となっています?

    しかし、PayPay残高で全額支払しないと3,000円のポイントがもらえません???

    どーしろと言うんじゃい!?

     

    謎に思いながら調べてみると、そもそもPAYPAYの上限限度額は50万円で、限度額設定の機能をOnにすると限度額の設定が可能になりその上限が10万らしい、さらにこの限度額の機能は最近出来た物らしく、最新のアプリでは最初からONになっているので、1日10万以上使う場合はOFFにすればいいらしい・・・

    紛らわしい・・

     

    という事でOFFにして改めて、ポチッとな

    無事購入完了しました。

     

    トランスファーの2LO加工とダウンギアの組み込み

     

    数日後、ダウンギア到着、ヒカリオートにて自慢がてら「7.3組むで~~~」と話をしていたら、中村社長より「JA11の純正トランスファーあるで~~。やすくしてあげるからこれに組めば?」と提案が。

     

    お言葉に甘えて、ドナーとなるトランスファーを購入しました。
    ついでに、フランジのシールを3カ所購入、シールは3個で2000円くらいです。

     

    これで、現在の2号車のトランスファーをファー本体ごと販売することが出来ます。

    そして週末、いよいよ組み込み開始です。

    まずはドナーとなるトランスファーの汚れを落とすべく、ピカピカに磨きます。

    グラインダーにワイヤーブラシを付けて大まかに磨いた後、ワイヤーブラシで細かいところの汚れを削り落としてゆきます。

    あらかた、きれいになりました。

     

    この日は外は吹雪でした、あまりの寒さに家の土間で作業、(ギアオイルくさくて怒られました)

    それではご開帳~~~~

     

    トランスファーをばらすのも、もう何台目かなのでなれた物です。

     

    手順を簡単に書くと、

    1,シフトレバーをはずします
    2,スピードメーターにつながるギアを、ネジを緩めた後、プライヤーで引っこ抜きます。
    3,4WDスイッチをはずします、はずすと「玉」が出てくるので、なくさないよう注意です
    4,6角レンチにてトランスファー下部の蓋をはずし、スプリングと「玉」を抜きます
    5,トランスファーの各ボルトを緩めます。
    6,ゴムハンマーなどで叩いて小さい方の殻をはずします。
    7,センターのギアのシャフトを固定している金具をはずします。
    7,ゴムハンマーなどで叩いて大きい方の殻割りします。
    8,LO-HI切り替えのバーを抜きます、このとき「玉」が出てくるのでなくさないよう注意
    9,2WD-4WD切り替え用のバーを抜きます、また「玉」が出てくるので注意

    こんな感じです。

     

    さて、今回7.3のダウンギアを入れるので、トランスファーのケースをかなり加工しなくてはいけません。

    さらに、2LO加工っも一緒に行います。

     

    JA11トランスファーの2LO加工

    2LO加工とは・・

    本来ジムニーのトランスファーは2HI-4HI-4LOの切り替えのみで、2WDのLOの設定はありません。

    普段の生活では2WDのLOは必要ありませんが、トライアル競技では必須の機能となります。

     

    youtubeで2LO加工の予習は済ませてあります。

     

    どうやら、HI-LO切り替え用のバーに「玉」の入る切り欠きを1カ所追加、2WD-4WDの切り替えバーにシフトレバーの入る切り欠きを1カ所追加することで2LO加工可能なようです。

     

    「楽勝っぽい・・・」

     

    最初はこんな感じでした。

     

    早速グラインダーで角バーに切り欠きを入れてゆきます。

    出来ました。

    仮組みしてみます。

    一応2LOに入りますが、なんか入りが甘いです。

    さらにシフトレバーの台座(ウレタン)を敷いて、さらにシフトレバー固定用の金具を付けると全く2LOに入らなくなりました・・・・

     

    「バーの加工だけじゃ、駄目じゃん・・・ちゃんと言っといてよ~~~~」

     

    という事で、まずはシフトレバーをファー本体に抑えるための金具にレバーが逃げるための切り込みを入れます。

    再び借り組みしてチェック

    まだ2LOに入りません。

    台座をはずすと入るので、台座を少し削って薄くしてみました。

    入りませんorz

     

    「う~~~ん????」

     

    今度はシフトレバーを入れる穴の方をドリルのタケノコをつかって、レバーが倒れる部分を拡張してみました。

    再び仮組み・・・

    簡単に書いていますが、かなり悩んで試行錯誤しました。

    穴を削ったのが正解だったようです。

    スフとレバーに座布団を敷いた状態で、レバーを抑える金具も付けた状態でようやく2LOに入る状態になりました。

    「やっと出来た」

    1日目はここで終了。

     

    ダウンギアZEAL TYPE D トランスファーへの組み込み

    2日目、まだまだ作業はてんこ盛りです。

    ジールタイプDのギアはでかくて、そのままではトランスファーケースに収まりません。

     

    各ギアを比較してみます。

     

    大きさ全然違います!

    特に中央に来るギアは、収まるまでケースを削る必要があります。

     

    付属の説明書を参考に、ケースに穴を開けないよう注意しながらファーのケースを削ってゆきます。

    あとは、現物合わせで、削ってはギアを借り組みして、きちんと回るか確認します。

    削りすぎるとファーのケースに穴を開けてしまいします・・・

     

    下準備が出来たので、純正のギアをプレス機で抜いて、7.3ダウンギアを組み込んでベアリングを圧入します。

     

    ギリギリのクリアランスで、なんとか普通に回る感じまで削りました。

    全体を借り組みしてみます。

     

    フランジを回すと、引っかかりもなくちゃんと回ってくれます。

    OK出来た!!!

     

    古いシールをプライヤーで引っこ抜いて、新しいシールを打ち込みます。

    あらかじめ購入していたガスケットを削ったケースに合わせてはさみでカット、液体ガスケットを塗って、(普通塗らないみたいですが、私の場合、過去に塗らずに仕上げてオイル漏れしたことがあるので塗るようにしています)ガスケットを装着、くみ上げます!

    ようやく完成、なんやかんやで二日かかりました。

    2号車の既存のトランスファーをはずします。

    トランスファーはJA11のパーツの中でもかなりの重量級です。

    ペラシャ3本のボルトをはずし、ステーをはずします。

     

    そして、7.3トランスファーを装着。

    重い・・・筋肉痛各停の重さでガート格闘しながらようやく固定完了。

     

    加工はまだ続きます。

    ようやく加工した2LOですが、これは4LOの状態から1度シフトレバーを左に倒してから前に倒します。

    この前に倒す際に、フロアが邪魔して前に倒れてくれません、なので、フロアもカットします。

    出来た~~~~~~~~~~~~

     

    早速、テスト走行です。

     

    走り出して、・・・・

     

    いい感じ!

     

    HI側もローギア化した効果がしっかりと出ています。

    明らかにトルク感がましています。

     

    これこれ!

     

    さらにいつもの河原に行きます、お楽しみのLOギアにセット、ハブも固定していろいろ7.3を体感します。

    「おっそ~~~~」

    めちゃくちゃ遅いです(笑

    さらに2LOに入れて見ます。

    少し保持製が弱い気もしますが、無事2LOも成功!

     

    満足して帰宅しました。

     

    今のところ、トランスファーのシフトホールが剥き出しです。

    純正のゴムブーツをつけて固定しようとしたところ、またもや問題発生!

    純正のゴムブーツでは、シフトレバーを引っ張って、2Loに入りません、はいっても抜けてします。。。。

     

    仕方ないのでダイソーに行ってフェルトとウレタンマットを購入、シフトブーツを縫いました。

    こんな感じ。

     

    取り付けてみます。

    2Loに入れても大丈夫のようです。

     

    しかし、2LO遠い・・・

    2LOに入れたときレバーがかなり遠いです。

    エクステンション付けて伸ばしてみようか・・・・・

    アマゾンで購入 3980円でした(地味に高い)

     

    早速取り付けたところ、トランスミッションのシフトレバーに干渉します・・・

    2速、4速で干渉しトランスファーのレバーを伸ばすことが出来ません・・

    せっかくエクステンション買ったのに、、つかえねー(涙

    という事で、いいアイデア浮かぶまで純正シフトのぶつけてます。

     

    ちなみに、これまで使っていた2レバートランスファー、ヤフオクで売れました♪

    8万円くらい

     

    これまでに14万くらいかかっているので、持ち出しは6万円也!

    来週、スポラン岡山にてシェイクダウン、しっかりテストしてきます♪

     

     

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