ジムニーJA11のエアコン不調
エアコンが効かない
初夏の頃は寒いほど効いていたエアコンの効きが悪くなってきました。
と言うより、気づくと「あれ?コンプレッサー回ってない?」のようなことが頻発するようなってきました。
症状としてはエアコンのスイッチを入れるとしばらくは涼しい風が出ますが、5分もしないうちに風が生暖かくなります。
エアコンスイッチのオレンジ色の光は点灯したままですが、コンプレッサーが動いていない?というような感じです。
(ちなみにJA11のエアコンは、内気循環出ないと作動しません、涼しい風もエアコンのコントロールパネルに書いてある青色矢印の送風口からしか出ないかなりとんがった仕様です。)
症状をもとにネットで原因を探るといくつか原因の候補が挙がります。
原因調査
原因候補その1.エバボレーターが詰まっている
自分のja11のエバボレーターを確認したところ、特に汚れもなく、きれいな状態なのでこれはなさそう。
原因候補その2.サーミスタが壊れている
サーミスタはエバボレーターの手前についている温度を感知するデバイスで、エバボレーターが冷えすぎると、コンプレッサーを停止するという、しかし、エバボレーターに手を当ててみても冷えすぎている様子はない、センサーが壊れている可能性はあるが、まずは保留。
原因候補その3.エアコンのガスが抜けている。
この原因は大いにあり得る、ただ少し前までは寒いほど効いていたのに突然効かなくものだろうか?
原因候補その4.エアコン(コンプレッサー)が壊れている
これも、まったく動かないことはないのでちがうっぽい
原因候補その5.センターパネルのスイッチ類が壊れている
この可能性もあるが、エアコンスイッチをいれて、しばらくはコンプレッサーが回るが、しばらくすると動かなくなる症状に合っているのか?
仮説をいくつか立てたが、一番簡単に検証できて効果がありそうなのは「ガス」なので行きつけの自動車工場に持って行ってガスを入れてもらうことにした。
工場で症状をつたえ、一応原因の究明を依頼する、メカニックさんがガスのチェックをボンネットのエアコンのガスの窓からおこなう。
「ちょっとガスが減っている感じはしますね」
とのこと。
その後、ガスのチャージの場合おおよそ一万円から二万円くらい、エアコン修理の場合は一〇万円くらい、ただしガスチャージの場合故障箇所によってはすぐに漏れてしまうかもしれないし、2~3年以上持つこともあるかもしれない、さらに僕の年式のジムニーのガス(R12)の価格は最近高騰していて、最新型の車のエアコンのガスの3倍くらいするとのことでした。
「どうしますか?」
と聞かれたので、迷わずガスチャージおねがいします。と依頼しました。
詳しく見積もりをとってもらうとガスは一本3500円くらいで2~3本使う、工賃は5000円くらい。
待つこと30分「終わりましたよ」といって車が帰ってきた。
メカニックさんが言うにはエアコンの空気吸い込み口に虫や葉っぱが詰まっていたから掃除しときましたよ~これが原因かもしれません、とのこと
う~ん、ジムニーの場合内気循環でしかエアコンは動かないんだけどなぁ~
まあ、「なおった」と言われたので直ったつもりで帰宅したのですが、やはり風が生暖かい、直っていないようです。
原因判明
そういえば、以前JA11の純正傾斜計と高度計をヤフオクで落としたとき、エアコンのパネルもついてきて、そのパネルの方がきれいだったのでそちらに差し替えていたことを思い出し、前つけていたパネルを引っ張り出してきて付け替えてみました。
するとです。エアコンのスイッチを入れると清風が来ます、さらに5分、10分様子をみてもコンプレッサーは動き続けています。
原因はこれかぁ!!!!!
どうやらスイッチを入れるとオレンジに光る、エアコンのスイッチが不良だったようです。
同じような症状が出ている方は是非スイッチの交換を試してみてください。
- 「ジムニーJA11にモンロー(MONROE)のショックを装着」前の記事
- 次の記事「ジムニーの純正傾斜計を修理」