ジムニーのヒーターから暖かい風が出てこない?
ジムニーのヒーターの調子が悪い。
いつからこうなったのか、少し前はちゃんと温風が出ていたのに、ここのところ冷たい風しか出てこない。
最近付けた水温計は100度を示している。
100度のままというのも問題あるが、最近の寒波の中ヒーターが効かないというのはすごく困る。
そこでいくつかの原因を探って対応してみた。
サーモスタットが正常に動いていない為、ヒーターがおかしい?
そもそもずーっと100度はおかしい
ということで、サーモスタッドを交換してみた。
購入したのは純正のサーモスタット「17600-82810」と純正ラジエーターキャップ
「#17920-60B20」2個で2300円くらいだった。サーモスタットはガスケット付属。
先週入れ替えたばかりのLLCを惜しくも抜いてサーモスタットを交換した。
ボルトをあけると、古いガスケットが固着していたので、丁寧に除去。
新しいガスケットをはめて装着完了。
LLCを入れて、エア抜き~(これが結構めんどくさい)
今回はラジエーターキャップも新品に交換。
左が古いサーモスタット、右が新品
サーモが動くとラジエーターのアッパーホースに仕掛けた外付け水温計のメーターが一気に上がるのでサーモが開いたことがわかる。
水温が90度前後で安定、部品交換で10度も落ちた。
やはり20年選手の来る車だけあり古いサーモスタッドをみるとゴムがなんか溶けかかっている。
しかし、ヒーターからは相変わらず冷たい風しか出てこない。。。。
その2,「ヒーターコア犯人説」
次に疑ったのがヒーターコアだ!
JA11はボンネット後ろの穴からゴミがヒーターコアに溜まるという構造的欠陥があるらしい。
このヒーターコアがまた難問で通常はダッシュボードをばらばらにしないとヒーターコアまでたどり着けないらしい。
ダッシュボードの外し方を調べたら、これが恐ろしくめんどくさそう、
なので運転席内に見えているヒーターコアの一部に穴を開けてホースでゴミを吸い取る作戦に出た。
穴を開けたのは、助手席側のパイプの横の部分。
最初ドリルで何カ所か穴を開けて、ニーッパーで切り取っていった。
あけた結果、たいしてゴミは入っていない・・・・・
一応掃除機で掃除して終了。
穴はゴムの板を張って塞いだ。
となると原因は何だろう?
しばらく悩み、うまくヒーターコアに水が流れていないんではないか?と疑う。
ヒーターコアに続くパイプの開閉はヒーターのコントロールパネルの温度調節レバーで行っているらしいので、子供にレバーを動かして貰い、ボンネットの中を観察。
あった!
ケーブルが外れている!
温度調整のワイヤーを止めている留め具の爪が外れて、ワイヤーがレバーから外れているではないですか!!!
原因がわかれば後は簡単、ワイヤーをつなげて金具をセット。
そしてヒーター ON!
「あったか~~~~い」
- 「ジムニーにオプティマバッテリーYT-B24Rつけてみた」前の記事
- 次の記事「キングピンのシム抜き で シミー対策」