ジムニーJA11のF6Aタイミングベルトカバーをクリアタイプに改造
ウォーターポンプの取り替え方法をネットで検索している際に、とても気になるパーツを見かけたました。
前々からたまに見かけては格好いいなぁと思っていましたが、タイミングベルトカバーをあける機会が無かったのでそのまま流していました。
タイミングベルトカバークリアタイプなる商品で、インプスから1万円で販売されていたようです。
現在は品切れになっていますが、随分前から品切れのような気がするので、もう販売されることはないのでしょう。
ところでこのパーツ、構造はとても簡単で、純正のタイミングベルトカバーのカムギアの部分を丸く切り取って透明のカバーを付けてあるだけです。
こんなの、すぐに作れるじゃん、と言うことで作ってみることにしました。
ja115型のタイミングベルトカバーは上下に分割されていて、上部分はベルトやプーリーを外さなくても取り外すことが出来ます。
取り外し方も簡単で、廻りの4個のボルトを緩めるだけです。
早速取り外し、インプスの商品写真を見ながら切り抜く大方のサイズを決めます。
私の場合、もとからある丸い溝の内側8ミリくらいのところで切り取ることにしました。
コンパスに鉛筆で切り取りラインを引き、ドリルで穴を開けた後、ジグソーを使って丸く切り取りました。
順調です。
次に熱にも強そうなPET素材の透明の板をホムセンでゲット(598円でした)
タイミングベルトカバーの上に重ねて、マジックで切り取り線を引きます。
PET素材の切り取りははさみでOk、その後、廻りをやすりがけして仕上げます。
あとはパーツを合わせて、2.5ミリのドリルで8ヶ所穴を開け、2ミリのブラインドリベットでとめてみました。
完成!格好いい!し安い! 598円です。
早速エンジンに取り付けてエンジンOn!
かっこいい!カムギアが回っているのが良くみえます。
カムギアを塗装したらもっと格好いいでしょう。
しかし、まてよ・・・・・
どうしても気になる部分があります。
ブラインドリベットなので、裏側の出っ張りが結構あります。
もし、この出っ張りにタイミングベルトがあたって、切れるなんてことになったら大惨事です。589円のパーツでエンジンが死亡したら洒落になりません。
そこで1度カバーを外し、後ろの出っ張りをハンマーでつぶしてみました。
何度かたたくとアルミの出っ張りはきれいにつぶれ、どれも0.3~0.2ミリくらいまでフラットになりました。
これなら、タイミングベルトにあたることもあるまい。
と表を確認すると、後ろをたたきすぎたのか、1ヶ所、リベットの頭が無くなっています。
しまった、やっちゃった。
仕方なくドリルでリベットを抜くと、今度はリベットを通す穴の径が大きくなってしまし、今使ったリベットではすかすかになってしまいました。
ちくしょ~~~
仕方ないので3mmのブラインドリベットを買いに走り、あらためてトメ直しです。
もちろん後ろの出っ張りも処理します。
やっと完成。
かなりレーシーな仕上がりです。
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