油圧パワステを取り付け ジムニーja11移植作戦

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あさです。

二日目の作業開始です。

昨日はあんなに天気がよかったのに、本日は雨です。

本来ならこんな日に作業はしたくありません。

しかし、今エンジン周りはバラバラの状態です。

月曜日には車で出勤しなくてはならないのでなんとしても今日中に残りの作業を完了する必要があります。

兎に角、作業スペースを確保するため、駐車場にテントを立てて進めることに。
手元は暗いですが、なんとか作業はできそうです。
しかし、地面はドロドロ、雨はザーザー・・・・・・・・

なんとか、気を振り絞って作業開始です。

 

3,油圧パワーステアリングの移植

1号車から油圧パワステのパーツはすでに摘出済みです。

ポンプ本体とステアリングギア、それをつなぐパイプ、ステアリングシャフト、そしてオイルタンクの5点です。

2号車のステアリングギアボックスは取り外してはいるものの、また摘出していません。

摘出するためにはエアコンのコンデンサーを外してスペースを作る必要があります。

ラジエータはすでに外しているのでコンデンサーは4本のボルトを緩めるだけで簡単に取り外すことが・・・・・できるはずだったのですが。

4本中、3本ボルトが折れた!
ボルトの先が腐食していてステーと一体化しています・・・・

とんだ手間でした。

スペースは広いのですが、微妙にドリルが入らない。。。
それでもなんとか折れたボルトを抜くためにドリルを立てます。
結局ある程度穴を開けてステップドリルで抜きました。

ねじ穴は完全に馬鹿になっていますがボルト&ナットで固定するのは問題なさそうです。

しかし、とんだロスタイム・・小一時間はここで格闘していました。

時計の針はすでに10時前です。。。。

気を取り直して、ステアリングギアボックスを取り外します。

ja11cはオモステなので構造はすごく簡単です。

いよいよ油圧パワステを移植します。

まずはポンプ、ポンプは専用ステーでエンジンマウントのねじにとも締めします。
この専用ステーにはエアコンのコンプレッサーも取り付けられていて、ボルト3本で締まっています。

ここでまたもや難関です。

タービンもないので、作業スペースは広々ですが、エアコンのコンプレッサーのボルトがめちゃくちゃな位置にあります。

専用ステーにエアコンのコンプレッサー用ステーを取り付けると、後からコンプレッサーが取り付けられません。

さきにコンプレッサーステーをコンプレッサーにつないでから、ポンプのステーに止めようにも、今度はそこにレンチが入りません。

この構造、1号車から取り外したときも大変苦労しましたが、後付後付で追加設計していった結果なのでしょう。

で、手順はこんな感じです。

1,エンジンをしたからジャッキで持ち上げて手前2個のエンジンステーボルトを外します。
2,その位置にパワステポンプのステーを固定します。
3,固定されたポンプの上に、エアコンコンプレッサー(ステーは取り付け済み)をのせて、ほんの少し除いている穴から、少しずつボルトを締めます。締めるボルトは3本、うち2本はほんとに苦労しました。

ここでも1時間くらいは格闘したと思います。

なんとかポンプは取り付け完了。

後は楽勝~~~~~のはずでしたが。。。。。
パワステのギアを取り付けてステアリングシャフトをギアとハンドルにつなぎます。
あとは配管でポンプとギアをつなぎます。

配管がつなげたら、タンクをつけて完成!!!!
おっと、またステアリングギアとタイロッド(タイヤ)をつないでいませんでした。
外すときは「タイロッドエンドプーラー」なる専用工具を必要としましたが
取り付けるときはすぽっとはいります。

あとは上からボルトを締めて、抜け防止のピンをするだけなのですが、ここではまりましたorz
タイロッドの軸がくるくると回り、いっこうにボルトが締まってくれません、さらにこのボルト、抜けにくくするためなのか、すごく堅くて軸を押さえる程度では全く閉まる気配がありません。
「え~~~~~~~~どうやって閉めるんだろう?????」
タイロッドエンドプーラーの作業でねじ穴をつぶしてしまったかな?とチェックしましたが1号車と部品を変えても同じです。

ボルトと軸が一緒に回ってしまい、ボルトを締めることができません。

???????????????????

1時間以上悩みました。

そして気づきました。

下から軸をたたいたら、タイロッドに固定されるではありませんか!

orz
猛烈な時間の無駄をしてしまいました。

すでに時計は2時ちかずいてきました。
なんとかタイロッドを固定して、ピンを打ちます。
できた~~~油圧パワステ!
しかし、作業はまだまだ終わりません。

 

4,ht-06スワップ(2回目)

今度はタービンの取り付けです。

今回はカスケットのみ、新品を調達していますが、ボルトナット類は使い回します。
エンジンとエキマニの間には金属製のガスケットが入ります。

HT-06をja11に取り付けるときはワゴンR MC21のエキマニを流用します。

また、ターボアウトレットにはのものを流用するので、現在ついているターボアウトレットを取り外さなくてはいけません。

しかし、これまた堅い!

ターボアウトレットはフロントパイプとバネ付きのボルトでがっちりと固定されていてびくともしません。
このままでは力が入らないので、面倒くさいですが、フロントパイプごとはずし、広い場所でスピンナーハンドルで一気にボルトを回しました。
「カキン!」という音とともに2本のバネボルトは外れました。

もう一つ準備があります。

タービンの左下がエアコンのコンプレッサーに干渉するため、コンプレッサーの突起部分をグラインダーで削り平らにします。
これで準備完了。

微調整は1号車への取り付けのときにできているので後はつけるだけ!
エキマニをとりつけ、タービンは先にエアクリ側のインレットパイプを取り付けておきます。

タービン周りのボルトには「スレッドコンパウンド」を塗って、次回メンテナンス性がいいように、とおまじないをしておきます。
ちなみにワゴンRのエキマニにはERGパイプをつける穴がありません、
なので、JA12のターボアウトレットのO2センサーの穴にM18-M16の変換ステー(自作)を取り付けてパイプをつなぎます。
(これがないと車検にとおらないそうです)

タービンがついたら、オイルパイプをエンジンにしっかり固定、インタークーラー側のインレットパイプを取り付けて、ターボアウトレットもつなぎます。
あとはカバーを取り付けて、各種パイプをつなぐのですが、水パイプの系が大きくて元の留め具では固定できません。

いろいと試行錯誤しましたが、あきらめて近所のホームセンターにはしって金属バンドを購入。
いそいで帰ります。
雨は相変わらずザーザーとふっていらいらが募ります。
タービンがついたら、フロントパイプをつなぎなします。
雨のせいで、地面はぐちゃぐちゃ、服はべちょべちょです。
エアクリをつけて、インタークーラーをつけて
でけた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タービンでけた!!!!
あとはラジエーターをつけるだけです。

1号車 HT-06タービンスワップ その1
1号車 HT-06タービンスワップ その2
1号車 HT-06タービンスワップ その3
1号車 HT-06タービンスワップ その4
1号車 HT-06タービンスワップ その5

5,電動ファンの取り付け

時間はもう4時、あと1時間もすれば真っ黒、ゲームオーバーです。
「急がなきゃ・・・・」
ラジエーターをつけて、ボルトを2本ほど締めてところで、「あ、」
ja11のラジエーターとJA22のラジエーターでは排水弁の位置が逆なので、反対側にホースが出る穴を開けてやらなければいけません。
いらつきながらもラジエーターを外し、下の部品に穴をあけて再びラジエーターを固定します。
できた!

(ちなみに配線は次回繰り越し、1週間はファンなしドライブです♡)

1号車電動ファン化 その1
1号車電動ファン化 その2
1号車電動ファン化 その3

時間は4時30分。
いそいでエンジンオイルとクーラント、そしてパワステ用のAFTを入れます。


あまり慌てたため、パワステオイルの適量もはからずに上戸でそそぎ、おもいきりオイルがこぼれます。
とにかくオイルも完了。
いよいよ、エンジンONだ!
時間はちょうど5時、なんとかまにあった~~~~~

そして、エンジンON!
「あれ?」

かからない。
通電しますが、セルが動きません?

「何故?」

心当たりがあります。
きのう、ステアリングシャフトを外していたときとれた謎の配線

あれをつなぐしかありません。
もう当たりは薄暗くなってきました。
懸命に配線をたどっていたそのとき、「ぷっち」とたどっていた配線の別の部分の線が端子前でちぎれました。
老朽化していたようです
あたりはもう真っ暗ですが、新しい端子を買いにホームセンターに走ります。

そして交換、問題は何も解決していません。

ホームセンターから帰った頃にはもう真っ暗・・・

 

仕方なく、キャンプ用のランタンを引っ張り出して延長戦に突入です。

雌の端子を握りしめて雄の行方を捜します。

 

「いないな~~~~~~~」

 

どうにもわからないので、ヒカリオートの社長にヘルプTELです!

 

「なるほど~、それは多分セルモーターのリレーがついてるんだとおもう、セルモーターのお尻に雄の端子があるからそれにさしてご覧よ」

 

「なるほど」

ネットでJA11のセルモーターの画像を確認します。

たしかにケーブル横に雄の端子らしきものがあります。

「ここか!」

 

駐車場に戻り、手探りで端子を確認!

「ぷすっとな」差しました、そしてエンジンON!

 

「ブロロロロ~~ン」かかった!!よかった!!

 

しばらくアイドリングで様子をみます。

 

エンジンルームのいろいろな穴から、白い煙がもくもくと上がってきます。

作業中のオイルなんかが熱せられて煙が出ているのですが、前回に続き心臓に悪いです。

 

アイドリングも落ち着いてきました。タイミングベルトもオイル周りも水回りも問題なさそうです。

 

「じゃ、ちょっと乗ってみようか」

 

運転席に座り、アクセルON

 

ステアリングがかる~~~~~~~~~い!

パワステ最高!!!!!

 

全然違います、作業してよかった。

 

ちなみにタービン交換後、それまでのドッカンターボから、ふけ上がりがマイルドになり過ぎた感じ、このあと、ブーストアップしたらまた変わると思いますが。

 

詳細のチェックはまた来週に持ち越しです。

 

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