ジムニーJA11のソレノイドバルブ修理、幌修理、しかし、トランスファーオイル漏れ発覚さらに・・・

           

    アイドリングが不安定です。

    信号待ちで停まっていると、エンジンが止まりそうになります。

    最初に症状が出たのが大雨の日だったので、デスビを疑いましたが、翌日、ピーカンの青空でも症状は改善していません。

    やはりソレノイドバルブが怪しいという結論に至りました。

    ソレノイドバルブはかえば8500円くらい、なかなか高額です。

    ボンネットを開けて、ソレノイドバルブの様子をうかがうと、アイドリング時に「カチカチ」と音がしているようなので、電気系統は正常なようです。

    まずは分解して整備してみることにしました。

    ソレノイドバルブは手前と下の2カ所のボルトで固定されています。

    先にホース2本とカプラーを外し、ボルトを緩めると外れます。

    分解に必要なのは、ニッパーやラジオペンチなど、金具でカシメてあるので、慎重に外してゆきます。

    4カ所のカシメと2カ所の爪を外すと金具が外れます。

    外すと赤いゴム製の穴の開いたパッキンのようなパーツが現れます。

    先のとがった工具で慎重に赤いパーツを外すと、その中にスプリングが入っています。

    ソレノイドバルブの不具合の場合、このスプリングが正常に動かなくなることで多く発生するようです。

    スプリングを外し、パーツクリーナーで部品全体をきれいに洗います。

    スプリングを揉んで正常に動くよう、ちょっと引っ張ったりしてみました。

    「これでいいかな?」

    パーツを元のように組み立てます。

     

    分解したソレノイドバルブをキチンとか閉めるにはガバッと開く大きめのプライヤーがあると便利です。

    カシメ直したらエンジンスタート、緊張の一瞬です。

    アイドリングが落ち着くまでしばらく待ちます。

     

    「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

    2000回転くらいで回り、しばらくまつと「カチカチ」という音とともに1100回転くらいに落ちます。

    「。。。。。」

     

    そのまま安定しているようです。

    やった!成功!

    やはり犯人はソレノイドバルブ、今回は修理代0円ですみました。

     

    ↓その後やっぱり壊れましたorz

    JA11ジムニー ISCバルブを交換 & ビックスロットル化

     

    アイドリング時の微調整用に1号車に取り付けていた「空燃費レジスタコントローラー」を取り付けてみました。

    こんな感じ、アイドリングの問題は一段落です。

     

    しかし、まだ幌の修理が残っています。

     

    派手に破れていて、ハギレにボンドを塗って応急処置をしていましたが、改めて帆布を使って2重構造に強化します。

    防水綿布のパラフィン10号を使っていますが、もう少し分厚い生地で補修したかったので、地物との手芸屋さんで9号の帆布を購入してきました。

    1.5mで2000円くらい。

    天井に合わせて83cm×117cmにカット

    ミシンで端の始末を行います。

    また、幌の破れた部分は当て布をして補修しました。

    補修が出来たら、新しい布を貼り合わせて縫い込みます。

     

    「出来た!」

    かなり強度が出たのではと思います。

     

    この布は防水ではないので、防水加工が必要です。

    ホームセンターでフッ素系の防水スプレーを購入し、からになるまで布に塗布しました。

    そして、ここがポイント!乾く前にドライヤー(ヒートガン)で素早く乾かします。

     

    フッ素系の防水剤はドライヤーで乾かした方が防水効果が高くなるらしいです。

     

    乾いたら、その上からダメ押しのシリコンスプレーで防水、2重防水としてみました。

    幌もようやく修理完了。

     

    もうおかしなところはないかなっと、点検します。

     

    ありました・・・・・・・・・

     

    車の下のアスファルトに黒いシミが・・・・

     

    シミの上をたどると、トランスファーがあります。

    トランスファーガードの端からオイルがしたたっているではありませんか!!

    「まじか~~~」

    トランスファーを隅々までチェックします。

     

    場所はすぐに特定出来ました。
    リアのプロペラシャフトの付け根のコンパニオンフランジ当たりがベトベトしています。

    おそらく、リア側のシールからオイル漏れしているようです。

     

    「あ~~~めんどくせ~~~~YO~~~」

    シール交換するには、コンパニオンフランジを外さなくてはいけませんが我が家にはインパクトレンチがありません。

    また、借りにいくにも、トランスファーを外して持って行くには足がありません。

     

    困ったなぁ

     

    兎に角、前にミッションのオイル漏れ時に購入した「wakosのミッションパワーシールド」を注入して様子を見ることにしました。

    30ファーのオイル量は0.8lなので、パワーシールドの投入量は40mlです。

    さて、直るといいな・・・・

     

    もう、さすがに大丈夫だろと点検します。
    というか、なんだか最近、エンジン音以外にもうるさいよね~ と、音の出元を一つ一つ点検します。

     

    なかでも最近気になっていた、なんだかわからない「シャァ----」という音に注目して調べてみたところ、クラッチを話しているアイドリングなどによく聞こえます。

    試しに、クラッチを踏むと「シャァ-」という音は消えるようです。

    「あ~~~、いつの間に、、、こんなことに、、、、」

     

    症状からみて、おそらくレリーズベアリングの摩耗で音がしていると思われます。

     

    「LSD入れてから、アクセルターンの練習して、クラッチにかなり負担かかってるからなぁ~」

    ネットで改善方法を探ると、ミッションの穴からモリブデングリススプレーを注入すると改善するという記事を見つけて早速試してみます。

    1.5mmのアルミパイプを使って注入用の口を作成し、モリブデングリーススプレーを5秒くらい注入し、クラッチを踏みまくります。

    心なしか・・・音が小さくなったかな?  程度の効果でした。

     

    もうこうなると、レリーズベアリングの交換しかありません。

    「めんどくさいよ~~」

    ついでにクラッチカバーとクラッチも交換します。

     

    次回、クラッチ交換編!  いつになることやら・・・

    その前に8月20日はチャイナカップトライアル第三戦です!

     

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