ジムニーのミッションに85W-90 GL5のオイルを入れてみた

           

    謎の音が聞こえる

     

    ミッション付近から「しゃ~~~~~~」という音が聞こえてきます。

    症状としては、アイドリング状態では「しゃ~」という音が鳴り、クラッチペダルを踏むと音が消えます。

    症状から検索して「レリーズビアリングかな?」なんて思っていました。

    しかし、その後の壮行会でチームのMさんから「それはレリーズじゃないなぁ、レリーズなら症状は逆!」とのお言葉をいただきました!

    なるほど調べて見ると、その通り、クラッチを踏むと音が消えます。

    クラッチを分だ状態ではレリーズベアリングはフリーになり駆動力からカットされるので音が消えるのは変です。

     

    異音の原因

    危うく知恵袋にだまされるところでした。

    その後よくよく調べて見ると、同じ症状で間違った指摘をしているものと、正しい指摘をしているものと混ざっているようです。

    この症状が出たときには、レリーズベアリングではないようです。

    となると、犯人はトランスミッション内のベアリング!
    こうなるとミッションのオーバーホールが必要です。

    とりあえずオイル交換

    しかし、さすがに大変そうなので、まずはオイルでお茶を濁してみることにしました。

    通常JA11のミッションオイルは「75W-90 GL4」です。

    このオイルを固めの85W-90当たりに変えることで、音がなくなるとの記事を発見し、試してみることに・・・

    しかし、いくら探しても「GL4」規格の85W-90のオイルが見つかりません、85W-90のオイルは「GL5」ばかりです。

    GL4とGL5の違いがよくわからなかったので調べて見ました。

    大きくは「極圧性能」の違いで、数字が大きいほど「極圧に対する性能が上」だそうです。

    「極圧という言葉は,単独で使われることはあまりありませんが,極圧性,極圧潤滑,極圧ギヤ油などという言葉で形容詞として使われ,摩擦面の接触圧力が高く,油膜の破断が起こりやすい潤滑状態を表します。」だそうです。

    また、数字が大きいほどギアを説かす可能性があるとも・・・

    ではGL4指定のジムニーにGL5のギアオイルを入れるのはどうなのかというと「大丈夫」という意見と「やめた方が良い」という両方の意見があるようです。

    なので、ものはためしに85W-90 GL5のギアオイルを入れてみることにしました。

    購入したのはトヨタ純正のギアオイル「ハイポイドギアオイル 85W-90 GL5」です。

     

    熱帯魚用のポンプをダイソーで購入してきてミッションにこぼれるまで注ぎ込みます。

    オイルの赤色がなかなか毒々しいです。

    注入管完了、

    しばらくならして、停止し、アイドリング中の音を確認します

    「しゃ~~~~~~~~~~~」

    効果 無し!

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