JA11のブースト圧が上がらない 原因調査・パーツ準備編
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ブースト異常発生
「あれっ?なんかパワー出てないなぁ~」
と感じたのが1月7日(日)です。
アクセルを踏んだときのパンチが感じられません。
「???」
しばらく走らせてみると、ブーストのかかりが悪いようです。
通常2500回転当たりからブーストがかかるのですが、現在のところ4000回転くらいからブーストがかかり始めます。
そして数日、日に日にブーストがかかりにくくなってきています。
ついには4500回転位にならないと、ブーストがかからなくなってきました。
さらにブースト圧も0.2~0.4程度しかかかりません。
どこか配管が抜けたかな?と点検を行いましたが配管は正常なようです。
何処も抜けてはいません。
白煙を吐くことありません。
走行時、耳を澄ますと「シャ~~~~」という音が聞こえてきますが、この音が排気漏れなのか、それとも違う音なのか、今ひとつ判断がつきません。
ブーストが上がらないときの主な原因としては下記があげられます。
(HKSホームページよりhttps://www.hks-power.co.jp/aftersupport/faq/turbo.html)
出力不足(過給圧が上がらない)
I.過給圧の漏れ(ターボチャージャー ~ インタークーラー ~ スロットル ~ インマニ)
パイプ間のジョイントホースからのエア漏れや純正or他社ブローオフバルブが過給圧に負けて開いていることもあります。
サージタンクやインマニから漏れる場合もあります。
II.吸気系の詰り、潰れ
エアークリーナーの詰りやターボチャージャー前のサクションにゴムホースを使う場合、過給が掛かりだすと負圧で潰れて空気を吸えなくなる事があります。またターボチャージャー ~ インタークーラー ~ スロットル間にウエスなどの異物が詰まっていることもあります。
III.スロットルバルブ
何らかの原因でスロットルバルブが全開になっていないと過給圧は上がりません。
IV.スイングバルブやウエストゲートバルブの作動不良
過給圧を制御しているスイングバルブやウエストゲートバルブが開き過ぎると過給圧が上がりません。バルブ本体の焼付きの場合やバルブを作動させるアクチュエータの不良、さらにはアクチュエータを作動させるエア圧のコントロール不良などが原因です。純正の過給圧制御ソレノイドバルブの作動やそのホースの取り出し場所、オリフィスの径や有無などをチェックしましょう。またアクチュエータやウエストゲートは正常でもその内部のスプリングが弱いと排圧に負けてバルブが開き、過給圧が上がらなくなります。
V.排気系の詰り
エキマニ ~ ターボチャージャー ~ エクステンション ~ フロントパイプ ~ 触媒 ~ マフラーで何か詰まると過給圧が上がらなくなります。
VI.排気系の漏れ
エキマニやターボ取付フランジでの排気ガスの漏れがあると過給圧は上がりません。この場合排ガス漏れの音がするので気が付くと思います。
IからVIに異常が無い場合はエンジン不良が考えられますのでエンジンの点検を行って下さい。 エンジンに異常が無い場合はターボチャージャー本体を点検して下さい。
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タービン周り点検
まずはタービン周りの点検です。
とはいえ、平日の日中は仕事のため、点検のための満足な時間をとることが出来ません。
出来れば今週末に修理したいので、原因を解明したいところです。
症状
- 症状1、ブーストのかかりが遅い
- 症状2、ブースト圧が低い
- 症状3、ブローオフバルブよりオイルを吹いている跡を発見
- 症状4、下から見たところ、タービン周辺にオイルのシミがある。
- 症状5、配管の抜けはない
- 症状6、白煙は拭かない
エンジンルームを点検したところ、症状3.4のとおり、若干のオイルの跡を発見しました。しかし、現在のところ白煙を吹くことはないです。
こうなると、考えられるのは下のようなところとなります。
- 予想1、タービンに何らかの異常が発生し、正常に回転していない
- 予想2、エキマニにクラックが発生し、排気漏れを起こしている
- 予想3、ブローオフバルブからの排気漏れ
- 予想4、その他どこかの漏れ
どちらにしても、週末に作業を完了するには新しいタービンがあった方が良さそうです。
パーツ手配
そこで、火曜日(1月9日)ヤフオク!にてタービン(HT-06 7B ワゴンR用 ガタ極小)を10000円にて落札しました。
メッセージにて「今週末に取り付け作業予定なので、早めの発送をよろしくお願いします」と送信し、準備万端です。
翌10日(水)、タービンの出品者より「本日、郵便局便にて発送いたします、追跡番号は3*********** 」との連絡が入りました。
翌11日(木)、先方から連絡のあった荷物追跡番号を郵便局のホームページに打ち込んでも「登録がありません」の文字?
あれっ?まだ発送されていないのか?
若干の疑問を持ちつつ、ヤフオク!のメッセージに「郵便局便で追跡番号を入力しても、いまだに番号が見つかりません と表示されます」と連絡を入れます。
その後、2度メッセージを入れますが、返信がありません・・・・・・・・・・
翌12日(金)、再び追跡番号を入れてみますが、相変わらす「番号が見つかりません」です。
そこで、出品者に直接電話してみました。
出てきたのは事務の女の人のようです。
「あの~、タービン落札したもの何ですが、未だに商品は届かず、追跡番号も認識されないんですが・・・・」
「確認して、メッセージで連絡します」とのこと
そして数時間後、メッセージが来ました
「ご連絡が遅くなり申し訳ございません、確認をさせていただきましたところご落札いただきました商品は取り外しより時間が経っており動作確認をしたところ中のファンが動かない状態との事で使用できない状態にございました。
ご相談させていただきたいのですが、HT06-7Bのタービンを代替え品としてお送りいただく事は可能でしょうか?
お急ぎのところ、報告が遅くなり申し訳ございませんでした。ご検討をよろしくお願い申し上げます。(原文ママ)」
なんじゃと!!!!!!!!!(怒
代替品は、まあよいとして、発送連絡後、発送していないのに3日間放置!
それも、こちらは週末に取り付けるから、週末に間に合うように送ってと連絡をしていたにもかかわらず・・・です。
(途中、ヒカリオート中村社長より「え~^タービンうちにあったのに(涙 のお言葉いただきましたorz)
どうやら、土曜日には間に合いそうもありません。
しかたなく、代替品を了承し、「送って下さい、追跡番号教えて下さい。」と連絡しました。
そして、その後、またもや連絡が丸1日ありませんでした(怒!!!!
(タービンは13日土曜日、午後8時頃、無事到着しました。orz)
タービンのない土曜日の朝、まるでやる気なしですが、とにかく原因究明のために点検を行います。
ブローオフバルブからはオイルが散っているようです。
エアクリーナーを外します。
エアクリーナー、インレットパイプを確認すると、ほんのりとオイルがついている感じがします。
インタークーラを外します。
インタークーラーやインテークパイプにも、若干オイルが付着しています。
エキマニの上にあるカバーを外します。
クラックを発見、しかし、上から見えるクラックは、排気がボーボーに漏れるほどの穴ではないようです。
いずれにしてもエキマニの交換が必要なようです。
まずは、パーツの品番調査、
調査はいつものロシアのサイトで確認します。
https://www.megazip.ru/zapchasti-dlya-avtomobilej/suzuki
https://www.megazip.ru/zapchasti-dlya-avtomobilej/suzuki/wagon-r-plus-solio-wide-1884/mc11s-3460/wfsd-gd2-68953/vypusknoy-kollektor-490724
エキマニの品番が変更になっていました。対策品が出たのでしょう。
新しい品番は「14111-76G52」です。
※2号車はタービンをHT-06にスワップしています。このため、ここで注文するパーツ・品番はJA11純正のものとは異なります。
作業を中断し、スズキ部品に電話します。
「あの~ワゴンRMC11のエキマニ(14111-76G52)の在庫ありますか?」
「こちらは注文にまります、月曜日(15日)到着予定です。」
orz
もうこの週末、全然何も出来ません。
先に分解だけしておいて、原因を見極めた上で来週を迎えたいところではありますが、2号車は通勤でも使う足車なので、あらかじめばらしておくことも出来ません。
残念ながら、来週まで修理は持ち越しと、あいなりました・・・
ちなみに、12日金曜日の夜、新しいブローオフバルブ(中古)を物色中に、お宝を発見!ゲットしました!
入札件数25件の激闘を制しました!
それがこちらです!
「インテークチャンバー&トラストGReddyブローオフバルブ セット」
落札価格は驚きの26000円です!
ラッキ~~~
ちなみに、落札終了後、すぐにヤマト着払いで発送完了報告と追跡番号の連絡がありました。
追跡番号を入力して検索すると「伝票番号に誤りがあります。」
・・・・・・・・・・・・・・
「うぎゃ~~~~~~~またかぁ~~~」
出品者に検索できない旨連絡すると、翌日返信がありました。
「手元に伝票が無いので確認できないです。 申し訳ないです。」
大丈夫かな?
立て続けだけに不安になります。
そして、日曜日の夜、無事チャンバーは到着しました(あ~よかった)
20日(土)にはちゃんと直すぞ!
それまで、ちゃんと動いてね、ジムニーちゃん