Ja11ジムニーのドラムブレーキ調整の仕方
サイドブレーキの効きが悪い
サイドブレーキの効きが、ここのところ非常に悪くなってきました。
10ノッチくらい、カチカチと引っ張るとようやくロックされ、サイドブレーキレバーも80度くらいまで持ち上がっています。
挙げ句の果てに、ある日、ホームセンターの駐車場に停車して、適当にサイドを引いて買い物に出かけ、帰ってみると、あれ?車がいない!
その駐車場は若干の勾配があり、ゆっくり転がって5メートルくらい移動していました!
事故がなくてよかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とにかく、安心して駐車出来るようにサイドブレーキの調整を行います。
サイドドラムブレーキのメンテナンス
まずは、リアをジャッキアップして、後輪を両方ともはずします。
タイヤをはずすと、ドラムブレーキカバーが現れます。
ドラムカバーは、中央の4個のM14のナットをはずすと外れます。
このとき、サイドブレーキを引いていると、絶対に外れないので要注意です。
ドラムカバーが外れました。
先日スポラン岡山での走行会で泥だらけになったため、泥がドラムブレーキ内にも侵入しています。
大まかに水洗いして、ブラシで泥をこそげ落とした後、パーツクリーナーできれいに掃除しました。
両輪のドラムブレーキの掃除完了。
ドラムブレーキの調整
つずいて調整に入ります。
両輪のドラムカバーをはずして、まずは左から始めました
写真のギザギザがついた三角のパーツを動かすことでドラムの開閉を調整できます。
三角のパーツはマイナスドライバーなどで押し込むと稼働します。
手前に出すと、ブレーキが開き、押し込むと閉まります。
現状よりも、数コマほど出して、ドラムカバーを付けてサイドレバーを引いてみます。
レバーが1ノッチで固定、これでは広げすぎです。
何度か調整しているうちに、4ノッチ程度で固定されるようになりました。
左は完了。
続いて右です。
左はドラムカバーをはずし、フリーの状態で、右でも同じように調整します。
左右のブレーキを比較したところ、左のみパッドがかなり減って、あと、1~2しかないようです。
右は5mm程度パッドが残っているようで、
どうもこれまで左強めで止まっていたようです。
右も4ノッチで固定するよう調整完了。
両輪のカバーを戻して、タイヤを付けて完了。
これで安心して駐車できます。
※ブレーキの調整は自己責任で、自信(確信)がない場合はプロに任せましょう