JA11ジムニー タペットカバーパッキンのチェックとカムの調整

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
       

1号車をばらしていたとき、タペットカバー(エンジンヘッドカバー)を開いたところ、カムホルダーを固定しているプラスのネジが緩んでいたのを発見したので、2号車もカムのチェックが必要と思っていました。

事前準備

タペットカバーを開ける際、パッキンが劣化して、ちぎれたりするといろいろと不都合なので、念のため予備のタペットカバーパッキンを取り寄せた後での作業となりました。

パッキンはKプロダクツにて購入

 

パーツは980円ほどですが、送料が780円・・・しかし、ディーラーでより寄せるとパーツ台が2,000円ほど・・・

どちらでも大差はないようです。

 

タペットカバーをはずすには、インタークーラーをステーごとはずさなくてはいけません。

 

JA11の場合、インタークーラーステーの右前のボルトが非常にアクセスしづらい場所にあるため苦労することが多いです。

2号車の場合、インタークーラーのステーを加工して、ボルト1本で外れるよう改造しています。

インタークーラーをはずすとタペットカバーが現れます。

上部の4個のM10のボルトを緩めるとカバーは外れます。

と言うことで「ご開帳~~~~」

 

タペットカバー内部の状態は

 

あら、きれい、

カバーの裏はスラッジで真っ黒と思っていましたが、以外にきれいでした。(写真ではあまりきれいに見えませんが・・・)

パーツクリーナーでオイルを落としたところ、きれいなもんです。

エンジン側も、きれいなもんでした。

ハイオクガソリン&こまめなオイル交換のたまものでしょうか♪

カムホルダーのビスの緩みもありませんでした。

さらに、パッキンに状態をチェックしたところ、ひび割れどころか、新品と遜色ない状態でした。

2号車購入して1年、その前のオーナーさんが交換されたんでしょう~

 

ja11ジムニー F6Aのカム調整

せっかくタペットカバーを開けたので、ついでにカムの調整をします。

エンジン前方のカムギア(スプロケット)のカバーをはずし、ボルトを回して圧縮上死点の位置に合わせます。

(ちなみにF6Aのスプロケットにはスポークの部分にそれらしい線がありますが、これは合いマークではありません、そのスポークが一番下合わした際に、ギアに横に刻んである線が合いマークです)

これで、1番の吸気/排気クリアランス、2番の吸気クリアランス、3番の排気クリアランスの調整が可能となります。

2番/3番の排気側クリアランスはそこから180度スプロケットを回した場所(排気上死点)となります。

冷間時

吸気側は0.15mm
排気側は0.17mm

温間時

吸気側は0.25mm
排気側は0.27mm

アジャストスクリュロックナット締め付けトルク(kg.cm):150~190

です。

 

シネックスゲージでクリアランスを確認します。

0.17mmはないので、0.15mm と0.02mmを重ねて測定します。

 

ちょうどいいような?ちょっと開いているような・・・?

 

ほぼ正確のようなので、今回は調整せずに終了。

 

結局開いた意味はあまりありませんでした・・・

 

カバーとエンジンの接地面に液体パッキンのかすがついているので、きれいに除去し、新しく薄めに液体パッキンを塗りました。

最後にタペットカバーを「やさし~~~~く」ボルト止めして終了

(タペットカバーの締め付けトルクはごくわずかです。締め付けすぎるとカバーが割

れてしまうようです。私の場合は、優しく指の力で閉まるくらいで完了。)

  • by
  • SNSでもご購読できます。

    ad

    コメントを残す


    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    JA11 ジムニーDIYレポート|カスタム 改造 レストア パーツレビューをもっと見る

    今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

    続きを読む