JA11ジムニー中折れシャックルの取り付け方法
クロカン時、Pクラスの車両をみていて常々思うことがあります。
「み~んな、中折れシャックル つけとるなぁ~」
そうです、チャイナカップトライアルに参加しているマシンは、み~んな「中折れシャックル」をつけています。
「みんなつけてるのだから、やっぱ、いんだろうなぁ~」
中折れシャックルの種類
中折れシャックルといえばいろいろな種類があります。
一般的なのは、この形
あと、更に可動部のある「レボルバーシャックル」なんてのもあります。
しかし、私の場合、1号車でメーカー不明の「レボルバーシャックル」を装着して兵庫まで遠征し、「リーフ折れる」「ペラシャ抜ける」「シャックルの根元が歪む」という大惨事を経験したことがあるので、レボルバーシャックルは検討範囲外、今回は一般的な中折れシャックルを検討します。
各メーカから数種類の中折れシャックルが発売されていますが、大きな差はピンからピンの長さ、キタガワリーフと相性の良さそうなのはおなじ「キタガワ」製の中折れシャックル、もしくは純正長のモーターファームの「コンペティションシャックル」です。
ヤフオク!の激安中折れシャックルもありますが、デカすぎ、長すぎで、帰って性能が落ちそうなやつは却下です。
どれを買うかな?
中折れシャックルは普通のシャックルに比べると高価で12500円/個 4個変えると5万円くらいします。
いいの出てないかなぁ~
こんな時は、ヤフオク!、メルカリ、アップガレージなどを物色して回ります。
そして、ありました!都合のいいのが!
「キタガワ 中折れシャックル 2個 10000円!」
早速入札。
そして、無事落札しました!
購入したシャックルとこれまでついていたシャックルの比較
数日後、「物」が送られてきました。
中古ですが、なかなかきれいです。
これまでつけていた三角のシャックル(おそらくキタガワ製)のピン間の長さを測ってみると85mmでした。
いっぽう、中折れシャックルのピン間の長さは80mm 約5mm縮小です。
キタガワのリーフは純正長(70mm)が一番いいと言う話を聞くので、まぁ、許容範囲かな?(一応キタガワ製だし)
リーフとフレームの間にパンタジャッキを入れて隙間を作り、シャックルをはずします。
中折れシャックルを組み込んでボルトを締め込みます・
・・・・・・んっ? なんか長いな・・・
「あっ、これ、ウレタンスペーサーがいるやつやん・・」
キタガワのホームページを確認すると、ウレタンスペーサーがついているようです。
「くっそー、スペーサーがないやん・・・・」
中止して、スペーサーを注文しようかと思いましたが、そのまえに、何か代用できないか探します。
「これで作るか・・」
昔使っていた純正のゴムブッシュを発見、羽根の部分をカッターナイフで切り落としてゴムスペーサーを作ってみました。
自作スペーサーをつけて、中折れシャックルを取り付けて見ます・・・
OK、ぴったし!
ゴムスペーサはとても厚く、各軸に1個でちょうど良い大きさです。
4個作って取り付けました。
完成~~~
早速走ってみます。
オンロードでは、体感できる変化はまったくありませんでした。
真価が出るのはオフロードですが、本気で走る前に1点確認すべきポイントがあります。
2号車は中古で購入時からキタガワノ足回りでしたが、ブレーキホースがロングなのか、純正なのか不明です。
ためしに、河原の高低差を使い、片方の前輪を力一杯上げてみたところ、片方のバンプストッパーが完全に潰れた状態でも少し余裕があります・・・
微妙だな~
と言うことで、完全なテストをする前に、ブレーキホースをロングに変えるかも・・・