ja11ジムニー 電動パワステが突然効かなくなる症状を修理
オイル漏れも治り、ジャダーも治った二号車ちゃん、随分と普通の車として機能するようになってきました。
このタイミングで、以前から気になっていた箇所を修理したいと思います。
後付け電動パワステを修理
それはパワステ・・後付けの電動パワステです。
電動パワステの何がおかしいのか、その症状ですが、キーON後、しばらくは問題無いのですが、ときどき突然電パが効かなくなり、オモステのようにステアリングが重くなります。
そんな場合、一度エンジンを停止して、もう一度始動すると何事もなかったかのように電パが動き出します????
「接触不要でも起きてるのかな?」
パワステコンピュータの配線を確認します。
パワステのコンピューターには二系統のカプラー配線が来ており、一つは電源関連、もう一つはセンサー系です。
ja22のパワステコンピューターの場合、本体が通電すると「カコン!」という音が鳴るので、通電したかどうかは、音で判断が出来ます。
で、問題の症状ですが、「いつの間にか」オモステになっているようです。
いつも発生するわけではないので、確認に手間取りましたが、突然オモステになる場合も「カコン」というような音はしていないようです。
つまり、電源は正常にコンピューターに供給されていて、電源側は正常に動いているようです。
となると、センサー側が怪しいわけです、一本一本配線を確認してゆきますが、特におかしいところも断線もありません・・・・・
不具合の原因不明
「コンピューターが壊れたのかな???」
そう思っても、スペアのパワステコンピューターは手元にはなく、確認するすべがありません。
「今日こそは原因を突き止めてやる!」と気合いを入れて、チェックをしましたが、どうにも行き詰まりました。
そこで、ネットで、同じような症状の報告がないかな~と探してみます。
するとです!
なんとなくこれではないかという記事を発見!
https://minkara.carview.co.jp/userid/389733/car/490026/1819105/note.aspx
車速パルスを取ってコンピュータにつなぐために、配線から分岐して、コードを延ばしていましたが、その場合、ノイズをおさえるコンデンサーがパルスの出力を邪魔して、後付けしたコードに正常に車速パルスを送れないことがあるようです。
その場合、メーター裏にある、車速パルスの大元の配線にコードをつなぐと直る可能性があると・・・・・
↑ここです。このビスにつなぎます♪
「そんな事あるんだ!世の中スゴイ人が居るもんだなぁ~」と感心しつつも、みんカラの記事を頼りに車速パルスをメーター裏の大元のビスから取るよう再配線を行いました。
因みにJA11の場合、メーターを外すにはハザードのレバーが邪魔になってステアリングそのものを外すか緩める必要がありますが、二号車の場合、「ウインカー&ライト&ワイパーのスイッチ類の回路」が丸出しとなっているので、スイッチを固定している4個のビスを緩めるだけで、「ウインカー&ライト&ワイパーのスイッチ類の回路」をはずすことが出来ます。
メーターは上下2個つづのビスを外すと取り外すことが出来ます。
外れました。
まずは、これまで使っていた車速パルス取得用の配線を切って絶縁します。
車速パルスの大元の配線に新しくコードをつないでセンサーまで伸ばします。
準備完了
早速試乗します。
「あれ???」
スピードを上げると、ステアリングが重くなります!!!
これまで、そうなるとは聴いていましたが、あんまり重さかわらないな~~~と思っていました。
どうやら、車速パルスが正常にコンピューターに伝わっておらず、スピードを上げてもステアリングが軽いままだったようですorz
ということで、現在は正常に車速パルスがコンピューターに入力されてはいるようです。
その後、数日経ちましたが、今のところ、突然オモステになる症状はなくなったよう!!
また一歩、普通の車に近づきました(笑!
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