JA11にht-06を付けよう!実行編 タービン変更計画 その5 完結編
- JA11にJB23用のタービン「HT-06」を装着 タービン変更計画 その1
- タービン交換計画に問題発生!タービン変更計画 その2
- JA11にHT-06付けるぞ計画 タービン変更計画 その3
- JA11にht-06を付けよう!実行編 タービン変更計画 その4
- JA11にht-06を付けよう!実行編 タービン変更計画 その5 完結編
作業再開
奥さんに最寄りの駅までの送り迎えをお願いしてから2日間、ようやく土曜日がやってきました。作業再開です。
エキマニとタービンの接続が出来ないところで終わっていたので、そのつづきからです。
いろいろと試してみましたが、まったくボルトが締まる気配がしません。
30分くらい格闘したあと、どうも微妙に角度がずれていて入らないことがわかりました。
角度が微妙に違う原因はターボアウトレットでした。
すでにタービンとターボアウトレットは接続していて、さらにターボアウトレットはフレームに固定済みです。ここの角度が微妙に合っていない事で、ボルトがうまくかみ合わないようです。
さらにタイミングベルト前の2連パイプがインレットパイプに干渉し、タービンがうまく収まりません。
しかたなく2連パイプを外し、手前側にスペースを作りました。
今度はタービンからターボアウトレットを外し、タービンをエキマニにつないでみます。
簡単にボルトがしまりました。
やれやれ、とタービンにターボアウトレットをつなぐと、今度はタービンアウトレットとボディーをつなぐボルトの位置があいません・・・・・・・
タービンアウトレットをボディーにつなぐ金具を外し、ハンマーで殴って角度を調節してみました。
再びターボアウトレットを車に戻します。
うまく合うかな~ターボアウトレットの3本のボルトを調整しながら位置を合わせていたきます。
そして、やった!ついに全てのパーツがドッキングできました!!!!!!!!!!!!!!!
長かった・・・・・・・
つぎに車の下に潜って外していたフロントパイプを取り付けます。
とても順調です。
これで排気系は全て完了。
吸気系作業
インタークーラーを取り付けます。
相変わらず手前のボルトには簡単にアクセスできず超手間取りますがなんとかスパナで締め上げました。
自作のオイルキャッチタンクを取り付け、エアクリーナーを・・・・・ん?
タービンからエアクリにつなぐインレットパイプはMC11のものを流用していますが、ちょっと短いようです。
エアクリーナーが所定の位置に納まりません。。。。
まあ、これでもいいのですが、JA22用のインレットパイプも入手していて、こちらの方が若干長いため、時間もあるしJA22用に変更しよう!と決意したのがまちがいでした。
準ボスキャラのタービンステーの手前のネジを苦労して外します。
ターボアウトレットを緩めて外し、エキマニの3本のボルトを緩めてエキマニとタービンを分離します。
これでタービンが動かせるようになるので、タービンを無理矢理傾けて向けてJA11のインレットパイプを外し、JA22のインレットパイプを取り付けてみました。
OK順調です。
なかなかうまくいかない
さっきの逆の課程でタービンを取り付けようとすると、あれ?
エキマニのボルトがうまく締まりません。
またかorz ちょっとうんざりしてきました。
再びタービンと格闘していましたが、どうやら原因はJA22用のインレットパイプがエアコンのコンプレッサーに干渉し微妙に奥にずれてしまっているようです。
干渉している部分を観察したところ、JA11では使用していないボルトの締め付け部分のようです。
こうなったら削ってやれ!と
グラインダーでコンプレッサーの干渉部分を削っていきます。
かなり狭いいちで、ほかのものまで削りそうで危険です。
注意しながらかなりの所までけずってみました。
そして、試行錯誤しながら取り付けにチャレンジしますが、どうやってもエキマニとタービンが接続出来ません。
1時間以上くちゃくちゃしていましたが、「もうやめた、あきらめた」
と言うことでインレットパイプはJA11用に戻します。
思いっきり時間の無駄でしたが、いいこともちょっとだけありました。
JA22用とJA11用ではパイプの内径がJA22の方がかなり大きめです。
再びJA11用に戻す前にタービンの接続面のパイプ径を削ってテーパー加工の上取り付けました。
こんどはスムーズにエキマニにもターボアウトレットにも接続出来ました。
コンプレッサーの削り面が痛々しいです。
ふたたび、インタークーラーを取り付けます。
手前のボルトが憎々しいです。
何とか締めて、オイルキャッチタンクをつけて、エアクリを取り付けます。
エアクリの取り付け位置がちょっと手前に来ますが、特に問題はありません。
やっと完成・・?
や~れや~れ、やっと完成です。
取りあえずオイルのチェックをしようと、オイルレベルゲージを抜いたところ、
「あっ!!!!!!!!!!!!!!!」
レベルゲージのパイプごとぽん!とぬけてオイルががば~~~~
と出てきましたorz
レベルゲージはラジエーターの配管にボルト止めされていて、今回タービンに干渉するため配管のボルトを全て外していたのを忘れていました。
もう、うんざりです。
さし直そうとしますがパッキンが見当たりません。
パッキンを購入しに行くにも、クルマがありません。
しかたなく自転車でホームセンターまでパッキンを購入しに向かいます。
1.9 内径9.8のOリング2個セットで120円でした。
我が家は山の上にあるので、またひーこら言いながら自転車をこいでかえります。
Oリング装着完了。
2連パイプは場所をかえたので、このままではレベルゲージを固定できません。
金具でステーを作成し、無理矢理固定しました。
あ~できた。
今回はさすがに苦労した。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ラジエーターにクーラントを補充し、いよいよエンジン点火です。
緊張しながら、キーをオン!
どれ、正常に動いているかな~と見ていると、
んっ?
車の下から黒いものがどばどば!!!!!!と出てきているではありませんか
ぎゃあ~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんじゃ!
とにかくエンジン停止。
オイルが漏れています。
エンジンが動くと漏れるので、タービンとエンジンをつなぐオイルパイプが怪しいです。
とにかく調べなくては、とエアクリーナーをはずし、オイルキャッチタンクをはずし、インタークーラーを・・・・・・・・・・
うんざりじゃ!と言うことでインタークーラーステー前の柱をグラインダーで切断しました。
あ~すっきり♡
これでメンテナンス性が飛躍的向上します!
エキマニのカバーを外し、オイルパイプのボルトをチェックすると、あれ?
簡単に間回ります。
タービンを付けるのに一生懸命で、オイルパイプを仮止めしていただけだったことを忘れていました。
ためしにプラグを外し、エンジンをクランクして見るとここからどばっとオイルが出てきます。
タービンをぐねぐねしたのでパイプが折れていたらどうしようと心配しましたが、原因はうっかりミスでした。
ユニオンボルトを締め上げて、再びカバーを取り付けてエアクリ、オイルチャッチタンク、インタークーラーの3点セットを取り付けます。
OKあとは、オイルを入れるだけ、と思ったらオイルがないorz
再び自転車でオイルを買いにホームセンターに向かいます。(もう死にそう~)
ようやく完成
そしてオイルOK
エンジンスタート!
エンジンからもくもくと白煙が上がります。
「これはオイル、付着オイルの煙!」と、心を落ち着けながら10分くらいアイドリングで様子を見ます。
OKオイル漏れもなさそうです。
ヤットできた~~~~
どれどれ、HT-06どんな感じかなと、早速試乗してみると!!!
あれ?
タービンを変えるきっかけになった例の空気が漏れるような音が解消されていません。
まったく同じ音がします?
何故!
こうなると一ヶ所しか考えられません。
純正ブローオフバルブが付いていた、いまはゴムキャップで締めているインレットパイプをチェックすると、
裂けてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なぜ、パーツ交換の時に気がつかなかった!! orz
こんどは来るまでホームセンターに行き、ゴムキャップ48円を購入
交換すると、音が消えた。
48円の部品にどれだけ踊らされたんじゃ!!!!
とはいえ、エキマニ&タービン共に激しくクラックが入っていたのでこれはこれでOKとしましょうか。
では、インプレッションです。
まず、全体的にエンジンのフケ上がりがスムーズになりました。
これまでブーストがかかるのが3500回転付近でしたが、仕様変更後2500回転あたりからかかるようになりました。
トルクアップは完全に実感できます。
アクセルを踏んだときに前に出る力が、相当アップした感じで印象としてはクルマが軽くなった感じがします。
今回はかなり苦労しましたが、結果には大満足!
今度はHT-07に挑戦するかな♪
関連リンク
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