JA11にht-06を付けよう!実行編 タービン変更計画 その4
- JA11にJB23用のタービン「HT-06」を装着 タービン変更計画 その1
- タービン交換計画に問題発生!タービン変更計画 その2
- JA11にHT-06付けるぞ計画 タービン変更計画 その3
- JA11にht-06を付けよう!実行編 タービン変更計画 その4
- JA11にht-06を付けよう!実行編 タービン変更計画 その5 完結編
パーツ手配完了
2月11日水曜日、建国記念日のお休みのさなか、楽天のスズキモータースに注文していたパーツが到着。
いよいよタービン交換作業の開始です。
注文したパーツ類がきちんとそろっているか仮組みを行います。
仮組み完了、問題はなさそうです。
いよいよ取り付け
では、クルマの方に取りかかります。
ボンネットはフルオープンです。
JA11はボンネットがフロントガラスまでガバッと開くので整備性はとてもいいです。
まずはインタークーラーとエアクリーナーを外します。
次にインタークーラーの台座を外しにかかります。
これが第1関門でした。
台座は3本のボルトで止まっています。
後ろと右横のボルトは問題なく外れますが手前のボルトは狭すぎて手が届きません!
いろいろと試行錯誤を重ねた結果、ソケットレンチにアダプターを2個つないでさらにユニバーサルジョイントをつなぎようやく回しました。
おそらくここだけで20~30分かかったのではないでしょうか。
インタークーラーの台座を外すとエキマニカバーとタービンがお目見えします。
エキマニのカバーはボルト3本で止まっています。
なにげに回そうとすると一本のボルトが折れてしまいました!
既存のエキマニは使わないので気にせずに残り2本も緩めてカバーを取りました。
ぱっくりと割れています。
エキマニ中央に巨大なクラックがありました。
さらに大きなクラックが2~3ヶ所有ります。
思った通りですがエキマニは寿命だったようです。
部品交換のために、エキマニ、タービン、ターボアウトレットを取り外さなければいけません。
タービンとターボアウトレットをつないでいる4本のボルトを緩めます。
556を大量に吹き付けて、スピンナハンドルで一気に行きます。
ここも今回交換予定なので迷い無しです。
「カキン!」という高い音がして、折れたかな?と一瞬思いましたが、4本とも無事緩みました。
<2018/2/7追記>
ここのボルトは、「よく折れると評判のタービンの3本ボルトに匹敵するくらいよく折れるため、注意が必要です。
折れる原因の一つが、マフラーの加重がボルトにかかっているから、アウトレットステーのボルトを緩めて遊びを作り、マフラーを下からジャッキで持ち上げてやると、はずしやすくなります。
はずすときはゆっくり焦らず、じわじわ右に左に回してゆくと、外れやすくなります。
<追記ここまで>
続いてフロントパイプからターボアウトレットをはずそうと、バネの付いたバルトにスピンナハンドルをかけて回そうと試みましたが、まったく動きません!
しまった!ここのボルトを注文するのを忘れていました。
しばらくがんばりましたが、取りあえず保留です。
次に、タービンを外すためにエキマニの三角形のフランジにある3本のボルトを緩めます。
各ブロクで見る、すぐに折れる例の悪名高きボルト達です。
今回はタービンも交換予定なので、気にせず力一杯緩めます。
結果、3本中2本がぽっきりと折れました。
つぎにエキマニを外していきます。
エキマニは6個のナットでエンジンに止められています。
ここのナットは固着している事もなく、6個中5個は簡単に取り外せます。
しかし、残りの1個!
こいつはラスボスクラスの難易度でした。
まず、手が入りません。
メガネレンチでなんとか回そうとしますが、なかなかかかりません。
やっとかかっても、狭くて回せません。。。。。。。。。。。。。。。。
たぶん30~1時間くらい格闘したと思います。
まず、何とか手を入れるために先にタービンを外します。
タービンは主要なボルトは既に外しているのであとは各パイプ類のみでつながっています。
一番太いアウト側のオイルパイプはタービンの根元には手が届きませんが、オイルパン側からパイプを抜いてやることで難なく外すことが出来ました。
その他のパイプ達もとくに難しがることはありません。
さて、タービンをゆるめましたが、フロントパイプにひっついているターボアウトレットに行く手を阻まれてこれ以上タービンが動かせません。
とはいえ、なんとか指先が入るスペースが出来たので、少しづつ緩めていきます。
そして、なんとか完了です。
エキマニがはすれました。
タービンも上から抜き取ります。
そして、異音の原因がわかりました。
タービンの廃棄側、見事に割れています。
巨大なクラックです。
ここから廃棄が漏れて音がしていたのでしょう。
ちなみに軸はしっかりしてガタは有りませんでした。
さて、お次は問題のターボアウトレットです。
どうしようかと悩みましたが、今更部品を注文している時間はありません、明日は仕事です。今日中に再び動くようにしないと非常にまずいことになります。。。
現在は午後4時、次第に日も暮れてきました。
冬の日没は早いです。
迷っている時間はないので、フロントパイプごと取り外し、バーナーであぶってみました。
その後、げんのうでドツキ倒して、あとは覚悟を決めてスピンナハンドルで一気に行きました。
パキッ!と言う音と共に緩みました!やった!
なんとか、作業を続行出来そうです。
しかし、夕闇はドンドンと迫ってきます。
いよいよ取り付けにかかります。
最初にタービンの準備をします。
言わずとしれたHT-06の出番です。
タービン比較
JA11純正のVZ9と比べてみました。
ふーん、比較は他のブログに譲ります。♡
取り付け準備ですが、事前にVZ9の水パイプはHT-06 と互換性がないという情報を得ていたのでJA22用の水パイプを用意しています。
しかしこの水パイプ、値段を知らずに注文しましたが、納品されてびっくり、驚きの6850円!たっか~~~~
JA11用にHT-06中古タービンを入手する際は最初からジムニー用の水パイプが付いているものをオススメします。
そして、インレットパイプにはJA22用、エアクリにつながるパイプはJA11のものをそのまま使います。
ここでもう一点、問題発生、アクチュエーターにつなぐパイプの径がVZ9とHT-06 ではぜんぜん違いました。
HT-06 は内径4mm、vz9は内径6mmのようです。
取りあえず6mmのパイプをバンドで無理矢理締め上げて固定、コレで様子を見ることにしましょう。
本当ならばエキマニとタービンを接続してからアッセンブリで取り付けしたかったのですが、例のエキマニの中央下のナットを閉めなければいけないので、仕方なく別々に取り付けていきます。
組み付け
まず最初にタービンアウトレットを取り付けます。
つぎにタービンとエンジンをつなぐオイルパイプをエンジンに取り付けて、
続いてタービンの配管をして、ターボアウトレットとタービンを4本のボルトで付けます。
そしてエキマニ、、、、入らない
仕方なくいちどタービンとターボアウトレットを切り離し、ターボアウトレットを止めているボルトをゆるめて間隔をつくり、エキマニをねじ込んで固定します。
ここで再び、中央下のナットが問題です。
締め付け出来ない・・・・
とにかくメガネレンチを使い手探りでしめてゆきます。
ここのボルトは本当に大変です。この日の作業の中で50%位はこのボルトとの格闘でした。
エキマニの接続が出来たので、タービンのパイプ類をつないでいきます。
またまた問題発生。
オイルパイプの角度が微妙に違い、うまくタービンにボルトが入りません・・・・
一度エンジン側のボルトを緩めて、タービン側をしめて、力尽くでパイプをまげて位置を調節しました・・・大丈夫かな?
取りあえずオイルパイプがつながったので、こんどはエキマニとタービンをつなぎます・・・・つながらない、なかなかうまくボルトがあいません。
てなことをしている内にあたりは真っ暗です。
時計を見ると6時を回っている・・・・
本日はここでタイムアップです。
あすから2日、平日ですが駅まで向かう足がありません。
奥さんに送り迎えを頼むしかなさそう、高く付きそうですorz
続く・・・