ja11ジムニーに プロコンプES9000 インプレッション

           

    最初に言っておこう、プロコンプES9000 最高であると!

     

    ショック、再び変更 プロコンプES9000

    ということで、ショックを再び変更しました。

    思えばこの数ヶ月で

    キタガワ→ランチョRS5000→ファーム赤ロングショック→ファーム赤ロングショック+キタガワブラケットフロントダブルショック→プロコンプES9000

    と、めまぐるしく仕様を変更してきました。

    そしてこの結論に至るわけですが、ja11と高圧ガスショックのプロコンプES9000がこんなに相性がいいとも思いませんでした。

     

    プロコンプES9000インプレッション

     

    インプレを先に書くと、オイルショックにあった細かい突き上げ感が、ほとんど無くなり、普段の足としても乗り心地が良いのです!

     

    装着時に、ジャッキが必要なほど押しつける力が強いので、かなり硬い乗り心地になると覚悟していたのですが、良い意味で、完全に裏切られました。

     

    ダブルショックの時も、突き上げ感がなくなり、結構いいなぁと思っていましたが、オフロード時のフロントの動きをスポイルするのでは?という不安感もありました(実際にスポイルしたと感じたことはありませんが)。

     

    「抵抗」としてリーフの動きを制御しているオイルショックではなく、なるべく地面にタイヤを押しつける働きを期待して、高圧ガスショックに変更してみた訳です。

     

    そして、オフロードですが、とても良く動いてくれます。
    動き自体は、これまでのショックと比べて劇的に違う感覚はありませんが、しっかりと地面にタイヤの力を伝えてくれています。

    これまで使ってみたショックの中では、間違いなくNo1の印象です。

    と、褒めちぎりですが、注意点もいくつかあります。

    まず、プロコンプの場合、様々な種類があり、どれを選択するか迷うところです

     

    プロコンプの品番と特徴

    プロコンプでja11のフロントに取り付け可能な品番は下記の通り

    1. 91551X (最大長)387 ::(最小長)255 ::(ストローク)132 ::(ボディ径)52
    2. 91751X (最大長)434 ::(最小長)269 ::(ストローク)165 ::(ボディ径)45
    3. 91851X (最大長)463 ::(最小長)293 ::(ストローク)170 ::(ボディ径)60
    4. 91951X (最大長)487 ::(最小長)306 ::(ストローク)181 ::(ボディ径)60
    5. 92051X (最大長)516 ::(最小長)320 ::(ストローク)196 ::(ボディ径)52
    6. 92151X (最大長)540 ::(最小長)332 ::(ストローク)208 ::(ボディ径)60
    7. 92251X (最大長)566 ::(最小長)347 ::(ストローク)219 ::(ボディ径)60
    8. 92451X (最大長)613 ::(最小長)369 ::(ストローク)244 ::(ボディ径)60
    9. 92551X (最大長)642 ::(最小長)383 ::(ストローク)259 ::(ボディ径)60
    10. 92651X (最大長)666 ::(最小長)395 ::(ストローク)271 ::(ボディ径)60
    11. 92751X (最大長)698 ::(最小長)404 ::(ストローク)294 ::(ボディ径)52
    12. 92951X (最大長)742 ::(最小長)434 ::(ストローク)308 ::(ボディ径)60

    一般的には、下記の様な感じで販売されています

    純正長  91751X
    2インチアップ  91951X
    3インチアップ以上  92051X

    2号車の場合、2.5inchアップなので、2インチアップか3インチアップかで悩みます。

    さらにこれまで付けていたファームの赤ショックの場合、下記のスペックです

    ファームショックのスペック

    【フロント】
    ・シェルケース径:内筒 38φ , 外筒 45φ
    ・長さ:最小長 303mm ±3mm , 最大長 503mm ±3mm(サスストローク 200mm)

     

    プロコンプ装着の考察

    2インチアップにした場合、最小長はほぼ同じですが、これまでより20mmストロークが短くなります。

     

    3インチアップにした場合で、ストロークはほぼ同じですが、最小長が17mm長くなります、更に、92051Xはボディー径が52φと、折角のプロコンプなのに、何故か細くなります。

    91951X (最大長)487 ::(最小長)306 ::(ストローク)181 ::(ボディ径)60
    92051X (最大長)516 ::(最小長)320 ::(ストローク)196 ::(ボディ径)52

    もう一つ上の92151Xにした場合、、ボディー径は60φで太いですが、最小長が332とファームに比べて30mmも長くなります。

    ここまで長いと、バンプストッパーをかなり伸ばさなくてはショックが底突きしてしまいます。(2.5インチアップの場合)

     

    92151X (最大長)540 ::(最小長)332 ::(ストローク)208 ::(ボディ径)60

    ストロークを取るか、最小長を取るかでかなり悩みました。。。。

     

    そして出した結論は・・・・・「91951X」

    最小長をとって、ストロークを捨てました!

    主な用意は普段の足とトライアル、トライアルの場合、ストロークよりも、トラクション重視と言うことで、太くて少し短めのショックで決定です。

    クロカンやロックシーンでは逆の選択かもですが・・・

    そして、やってきました。

    プロコンプES9000 919510  箱から出すと思いのほか短くて、ちょっとやってしまったか!と思いましたが、不安を振り切って装着します。

     

    太いので加工が必要と記載されていましたが、無加工で装着できました。

    装着にはパンタジャッキを使用しました。

    腕の力だけでショックを縮めるには、相当の腕力が必要です。

    装着完了!!!

    これで、最近構想していた足回り改造セッティング

    1,ボディーリフトブロックを撤去し、重心を下げる
    2,ボディーリフトをやめても、ショックの縮み代を確保するための、フェンダーアーチの拡大
    3,高圧ガスショック「プロコンプES9000」への変更
    4,石塚ナックルによる切れ角アップ

    の完成です。

    その日、ヒカリオートの面々がスポラン岡山で走行会を行っていたので、昼から検証がてら走行会に乱入しました。

    一般道での感想は冒頭の通り

    オフロードでも、しっかりとトラクションがかかっています。

    しかし、問題が発覚しました

    擦りまくりです・・・・orz

    リアは問題なしですが、700R16のフロントタイヤがタイヤハウスに擦りまくります。

    ワイトレは50mm。

    モーグルポイントでとめて擦っている場所を確認します。

    タイヤを正面に見て、右も左もこすっています・・・

    さらに、一番縮んだ状態では、ショックが完全に縮みきって底付き状態です。

    ・・・・・・う~~~~~~~~~ん

    カットしたフェンダー周りは問題ありませんが、タイヤハウス内となると、処理が難しくなります・・とくにシート側のタイヤハウスとなると、そんなに加工しろがありません・・・

    どうしよう~~~~

    いまさら、ボディー-リフトを戻すのも嫌だし、折角切れ角アップしたのに、ホーシングを前に出してホイールベースを伸ばすのも気が引けます。

    あたらなくなるまで、バンプストッパー伸ばそうかなぁ~~~~~

    良い方法があれは教えてくださいm(_ _)m

     

    プロコンプES900 JA11 2インチアップ用

    プロコンプES900 JA11 3インチアップ用

     

     

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    コメント

    1. おやぢ より:

      今の私の画策は・・・15インチにしてみようかなっと(笑

      1. ルンルン21 より:

        おやぢさん(^^)/~~~

        15inchに極太タイヤで!ブイブイ言わしてください!!

    2. Ryosuke より:

      こんにちは。ブログ非常に参考になりました!
      モンローかes9000で迷っているのですが、どちらがオススメですか?
      街乗りメインでオフロードはほぼ走りません。
      サーフィン行ったり長距離も走るのでとにかく乗り心地良く、しなやかにしたいです。

      1. ルンルン21 より:

        こんにちは!

        モンローとプロコンプのES9000ですか!

        個人的にはES9000ですね~

        モンローはオイルショックでES9000はガスショック、性格がまるで違います。

        リーフとの相性もありますが、モンローはかなりマイルドで、良くも悪くもショックの存在を忘れさせられるショックで、突き上げ感も抑えられます。

        一方のES9000はかなり固めです、ただ、ひたすら堅いという感じではなく、道路の継ぎ目やくぼみなどのでこぼこ感もきれいに消化してくれます、

        突き上げ感もありません。山で使うならES9000で決まり、僕ならば街乗りもES9000ですが町での乗り心地も、無難なのはモンローの方です。

        ES9000はスポーツカー的な固めの乗り心地、モンローはセダン的な乗り心地になるイメージです(それでもJA11なので、セダンにはなりませんが・・・・)

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